izumishのBody & Soul

~アータマばっかりでも、カーラダばっかりでも、ダ・メ・ヨ ね!~

「アートアクアリウム」の涼しげな金魚で、夏を見納め。

2019-09-23 13:48:32 | 日記・エッセイ・コラム

ここ数年ほどの夏の恒例はコレゾ室町の「アートアクアリウム」で金魚の観賞。金魚と江戸情緒のコラボによる一大ページェントである。

最初はブラッと1人で行き、あまりの素晴らしさに翌年は友達を誘い、翌年は姪を伴い、結局毎年通っていた。。

今年は東京・コレゾ室町での開催は最後というので絶対に行こう!と思いつつ、8月のあまりの暑さと予定が立て混んでいたこともあってなかなか行けず。最終日直前の先週になってやっと時間が空いて、本牧での教室が終わってから急ぎ立ち寄り。

 

会場に足を踏み入れた瞬間から、たちまち幻想的な金魚と江戸ワールドにドップリ!

どこまでも透明な水槽に泳ぐ金魚がならぶエントランスから広いメイン会場に入ると、そこは夥しい金魚が泳ぐ巨大な水槽が並ぶ空間。。。前回までの「花魁」のイメージをさらに昇華させた巨大水槽が「大奥」が会場を見下ろすように置かれ、何段にも重なった水槽の次々と変わる照明の下、さまざまな金魚が泳ぐ様はまるで美しさを競った大奥の女中達の絢爛豪華な世界のよう。。。”金魚を愛でる”文化が盛んだった江戸時代の情緒たっぷり。

さらに進むと、そこは天井に金魚が泳ぐ通路。。。「天井金魚」というガラスの水槽を天井に作り、見上げて鑑賞していたという江戸時代の豪商の伝説を今に蘇らせようと構想5年(!)をかけて実現させたという趣向。鏡面効果と照明を生かして金魚の美しさを見せている。

最後の場面は、屏風に見立てた水槽の中に着物の形を白ヌキして、金魚が泳ぐその影が柄となって見える趣向(!)上部から薄いブルーが墨流しのように流れ落ちてきて、変化する影と金魚が涼しげな夏の着物柄となる。。。絶妙な仕掛けだ!!

夜の時間帯であれば、片隅に設けられたバーカウンターで「獺祭」を飲みながら江戸の雅で粋な情緒をもっと堪能できるのだろうなぁ〜と思いつつ、名残り惜しくも急いで横浜に帰ったのでありました。

 

 

 

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