犬神スケキヨ~さざれ石

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あぁ、哀れ悲劇の…

2016-08-03 13:30:52 | 草莽崛起
お隣の国、韓国では今、漢字を知らない世代ばかりになっています。

語彙の7割近くが漢字語なのに漢字を廃止してしまった『悲劇』と『喜劇』。

それでも漢字をわかった様な振る舞いをする韓国人の哀れさたるや…

朴正煕の宣言

朝鮮半島の支配層は、およそ70年前までは漢字を使っていました。
李王朝の公文書は漢文でした。
つまりは中国語です。

日本が朝鮮半島を併合すると、環境衛生と教育に力を入れました。
この時、使われず埋もれていたハングルを掘り起こし漢字と共に普及させました。

日本統治時代の新聞は朝鮮語の語順。
そこに漢字を並べ、日本語の『和語』にあたる固有語、助詞や語尾にのみハングルで表記していました。

ところが1948年、李承晩が『ハングル専用法』なるものを公布します。
支那共産党が使う文字だからなのか?
日帝支配がーっ!なのか?
動機はよくわかりません。
そこに『ハングルは我が民族が作った文字だ』という民族主義的思考が加わったのは間違いない。

しかしながら、世宗王が「漢字を読めない愚民のために」とする蔑みの目線までは知らないようです。


現在の韓国でも知られていないのですが…

このハングル専用法では原則として公文書はハングルで書くことという内容です。
罰則規定まではありませんでした。
ですから新聞は漢字語は漢字を使う原則を続けていました。

ところが1970年。
朴正煕が漢字廃止を宣言。
朴正煕とはご存知、現韓国大統領の父ですね。
すると学校で漢字を教えなくなりました。

70年に小学校入学の人で現在53歳ぐらい。
それより下の世代は学校で漢字を習った事がありません。

漢字廃止宣言以降も新聞は漢字を使い続けましたが、紙面に漢字が占める割合はどんどん減っていき80年代前半には稀に漢字をみる程度にまでになっていました。

年寄りなら、漢字も読める、ハングルも読める。
若い世代は漢字が読めません。
読めない世代が増えれば当然、漢字使用率はどんどん低下していきます。
若い世代に売るには漢字を出来るだけ使わない様になっていきます。

雑誌、小説、字幕、技術マニュアル書、市販薬の説明書や効能書き

どれも稀にしか漢字を見なくなりました。

80年代から長らく漢字を見なくなれば、漢字を知っていた世代も忘れてしまいます。
書けなくなるし読めなくなるもんです。

名前も書けない

文書に署名する時に姓名を漢字で書く人は現在でも、ごく少数はいます。

そもそも姓は漢字であり、名はハングルという人は少数いますが大部分は漢字の名前を持っています。
『漢字廃止宣言』をしときながら、人名に使える漢字の法廷一覧表がある不思議な国です。

しかし多数の人が、あらたまった文書にもハングルで署名をします。

とある調査で『48%弱が自分の子供の名前の漢字を間違えて書いたり書けなかったり、更に30%は一字も書けなかった』のです。

崔とか柳とか鄭とか比較的難しい漢字の姓だと自分の苗字すら書けない人間も多かったのです。

この調査が5年前ですから現在は更に漢字忘れや漢字知らずが進んでいると思われます。

この様な状態にも関わらず、何を思ったか韓国人は無理をして漢字を使おうとします。
とにかく、日本統治前の大韓帝国まで続いた厳格な身分制度では読み書きができるのは両班(やんばん)と呼ばれる貴族階級以上のみで、知識階層である証明です。

日本統治前の韓国一般人の識字率は2%とも言われており、庶民は文字など知りません。
また、支那の属国であった為に使われていた文字も漢字でした。
つまり漢字を使うことは知識層である証明でもあったわけです。

そんな歴史があるからか、韓国人は漢字を使っては笑いを振りまいてくれます。

盧武鉉政権下、韓国の国防大臣にあたる国防部長官キム・ジャンスもやらかした。

金九(キムグ)と言う韓国の英雄という人物の追悼式典でのことです。
キム・ジャンスは式典でこの英雄に花を贈りました。
日本では、式典や法事などでは花の後ろに木札を立てそこに、名前が書いてあったりします。
韓国では、花を束ねた部分に贈り主の名前や肩書きが書かれたリボンを結びます。

そのリボンに書かれた肩書きが問題で、どうした事か『国防部長官』と書かれるところが
国放部長管となっていたのです。

ハングルでは『防』も『放』もと書きます。パン・バンとか発音しますが。
ハングルですと放火も防火も同字で同音です。
『官』も『管』もハングルで書けば同じです。

漢字が読めないハングル専用脳では国防部長官国放部長管となってしまうのは当たり前の様です。
花を送るには、当然花屋に注文をします。
その際に電話注文、或いはハングルのみの注文だと、こんな事になってしまいます。

しかし、漢字を示さない注文であっても花屋が辞書なり引いて調べるなりすればよい。
今やネットもあるわけで、調べればすぐにわかります。
なんのプライドが邪魔をしたのか、花屋も国防部長官側も辞書やネットにアクセスすらしていません。
その結果が『国放部長管』という事です。

例えばハングルだと『道』も『島』も文字で書けば同じです。
ですから、済州島は文字と読みだけなら済州島なのか済州道なのかわからないのです。

だから済州島の議会前に掲げられた看板がとんでもない事に。

済州特別自治道義会

と、なっていました。

これが2015年の話です。

議会の『議』もハングルで書くと『義』と同じですから義会となるのです。
この看板、地元メディアも取り上げていたのに誰も気付かなかったのです。
漢字をよく知る人物から指摘されてはじめて気づく始末です。

とにかく漢字を習った事がないのですから当然と言えば当然でしょうか。

ケンチャナヨ

韓国ではウリナラファンタジーに加えケンチャナヨ文化もあります。

ケンチャナヨとは『大丈夫』とか『気にしない』とか、そんな意味です。

歴史的なのか、民族的なのか、韓国には大雑把な精神構造で不正確さや法的不正を許容する社会的雰囲気が満ちているのです。

ですから漢字を知らないばかりか職業上、漢字を必要とする人々ですら『ケンチャナヨ』で確認すらしないばかりか、その努力すらしない。

文字間違いだけならまだ笑い話で済みますが、これが安全保障や原発で『ケンチャナヨ精神』が出てくるから恐ろしいもんです。

ハングルには漢字にある様な『とめ』や『はらい』はありません。
漢字を習っていない世代の韓国人が漢字を書くと必ずハングルに引きずられます。
直線と丸だけの構成で出来たハングル文字に慣れた人間には漢字の意味が理解出来ないのでしょうか。

『水』という字も、最初の一画目はただの立て棒になるのです。

ネットでは既におなじみテヨンです。
これはご存知韓国について扱うときの単語の様になっています。

東京の新大久保辺りで「チョンは出て行け!」という落書きがあり、その写真がネットにアップされました。
日本が差別的でヘイト国家だとする証拠だ!
と、随分ネットを踊りました。

しかしその写真をよく見ると
テヨンは出て行け!

それ以降、テヨンは半島関連の単語になってしまいました。

ハングルには『とめ・はらい』がありませんから例えば【T】の様な文字はあっても【千】や【干】の様な文字や部位はありません。

【ヨ】も、小さい『ょ』みたいな表記はありません全て全角ですから『ヨ』です。

【ン】にしてもハングル脳だと『二』の下の部分が上がった様に見えるのでしょうか『-/』こんな感じになってしまいます。

すると『チョン』が哀れハングル脳だと『テヨン』になってしまうのでしょう。

真偽のほどはわかりませんが、凡そ漢字教育を受けた日本人が書いたとは考えられません。

漢字が読めないばかりに、支那の属国だった頃の古い文献は今や一部の人間しか読めず。
読めないが故に『ウリナラファンタジー』は益々進んでいきます。

『テヨン』は漢字を棄てハングル一辺倒になり、文字が理解出来なくなった現代韓国の自画像を晒しているのではありませんかね?

今後もこのお粗末極まりない自画像で我々を笑わせてくれることでしょう。