●本日午前7時晴れ20.0℃ 快適な朝だが、日中暑くなる予報
【IO-117】「GREENCUBE」19:23 2400bpsモードON デコードはしましたが、Digiしませんでした。
【 GREENCUBE IO-117の動向 ② 】 ◇ 自分でやらないで、論じていても説得力がないので、しまってあったRIG(IC-910)とノートパソコンを引っ張り出して設定し、夕べのパスで確認しました。デコードはしますが、Digiしませんでした。
【 JA5BLZ局の見解 】 2400bpsだと、センター1.5KHzで、低域と高域ではレベルが落ちているかもしれません。アップの周波数ずれのような気もしますので、設定のアップ基本周波数を数100Hz高めに設定して様子を見るのも一つ手かもしれません。◇ IC-910Dを使用、1200bpsの時のように、すらすらDigiしている訳ではないとのコメントをいただいています。
IC-9700については、FaceBookで海外局が「メーカーに改善してもらわないと2400bpsでのDigiアップ困難」と言っていた意味が分かりました。IC-9700は「SDR機」
【 JH1OKL局の見解 】 送信の占有帯域幅が問題だと思います。IC-705の場合で9600bpsが使えないのは、15KHzをカバーしていないからです。SDRではフィルターがきっちりしているので、IC-9700を含むICOMの最近のSDRリグでの2400bpsアップはかなり厳しいでしょう。ちなみに、1200bpsで最大周波数偏移は4KHz以内、2400bpsは8.5KHz以内の規定になっていますので、1200bpsでも4値FSKになると4KHzくらいになりますので、送信はきついかもしれません。
【 JL1MZP局の確認と見解 】 IC-9700の送信帯域幅設定画面を確認しました。SSBデジタルモード選択時100-2900kHzがMaxでした。これ以上はどうにも成りそうにないです。SoundModemにFMバージョンがありましたが、FMでやったらどうなのでしょう。
画像はAndyさんのSoundModem FM版 Ver0.04b 1200 2400 4800 9600 のレート選択肢があります。2400ボー以上を想定して作ってあるのかも知れません。でも、Andyさんは、今回2400bpsをSSBで運用するSoundModemを急遽作ってくれたのでした。当然のことながら、今回衛星自体がFMモードでDigi運用している訳ではないので、FM版で受信しても何も表れない。DigiをなぜSSBモードで運用しているかと言えば、電力消費の関係と思われます。FMだとキャリアーを出しっぱなしにしなければならず、衛星の消費電力が増す。
【 JH1EKH局の波形観測 】 SDR#で受信して見ると、帯域かなり広い様子が分かったとのこと。
【NASA-TV】OSIRIS-REx 9月24日,日本時間深夜,地球到着 ☆☆☆
【AO-91】 08:50 U/V ■交信(FM:NoneTone)JA3IKC JK4DHT JA6EGM ◆ 435.260MHzに地上違法トラッカーが居て、被されて正規局の信号が変調浅い状態になってしまい、聞き取れない始末
【UVSQ-SAT】 20:49 V/U ■交信(FM:NoneTone)JK2XXK JH1NHK JL1MZP JN2QCV JR6UEK JE6WUD/4 JS2GGD BI3AQ ■受信 JK4DHT JH8FIH
IO-117は上空5800kmなので送受信条件はもともと厳しい中でさらに条件がきつくなる2400baud実験は厳しいですね。まだ低軌道のLEDSATで実験してくれれば面白いかもしれません。IC-9700の改善も必要ですね。確かに1200baudに飽きてきた中での2400baudの実験だったので刺激をもらえました。(笑い)
たいへん詳しい説明で良く分かります。
Blog本欄で紹介したいと思います。
草々