陽が差すまで自然な色がなかなか撮れない・・・。
12月22日今日はお休み、天気も良さそうなので朝は近くのびん沼自然公園まで写真を撮りに、そのあとは妻と川越までドライブ、健康的な一日になりそう・・・。
休みだというのに朝6時に起きてびん沼で飲もうと豆を挽きコーヒーを入れてポット持参。
駐車場に車を停め、案内図に従いぐるっとひとまわりすることに。
D5000には35mm単焦点レンズを、55-200mmズームはショルダーバッグの中へ・・・。
もちろんGPSユニットもセット済み。
園内の散策コースに入るといきなり一面の葦原が目に飛び込んでくる。
逆光ないし半逆光なのだが雲に隠れた太陽の下での色がなかなか出ない。
葦の間にすすきとともにいっぱいあったのがこのセイタカアワダチ草(だと思います)。
同じ角度でホワイトバランスを変えて撮ったのだが、一番見た目に近かったのが
この写真の設定「晴天日陰」だった。
この綿帽子のような種が離れたベンチの上の方まで飛んでいた。
少し角度を変えてWB-オートで撮ったのがこれ、
葉の緑もしっかり出て全体に見たままの一番自然に撮れている。
「光」をうまく捉えるというのは難しいですね。
葉に付いている霜で分かりますが、とても寒いです。
こちらは反対に雲の隙間から当たる陽を受けて始めている(順光の)木立。
手前の短い草地に降りた霜が寒々しい、もう少し赤い感じだったが・・・。
もろ逆光の一面の葦原を展望デッキの上から撮る。
葦やすすきの穂先にまだ霜が付いている感じで真っ白。
すぐ上の雲に太陽光線のスジみたいなものがきれいに写っていたのでシャッターを切る。
オートブラケティングを使って露出補正値を -1~+1で撮ってみる。
+1がやはり一番見た目に近かったが、実際の景色とはまだまだ差がある。
この辺のハプニングに早く対応できるようになりたいですねえ・・・残念。
葦原の中を通る道はとても寒く、ふと足元を見ると霜が降りている草の横にたくさんの枯れ葉が落ちている。
ふと昔のウィンドウズの壁紙のようで面白く、一枚撮ってみた。
河原のだだっ広い葦原と反対側の道路の間にはこうした木々が整然と植えられている。
並びのきれいなところをうつしてみた。
徐々に陽が差してきたせいか少しずつ自然な色合いになってきた。
葉が落ちた寒々しい枝の雰囲気を捉えたいのだが、空の青が暗く重苦しい・・・。
なんだかなあ~。
公園反対側の駐車場が見えてくるころ近くで人の声が聞こえるので向かってみると、
今まで全然見えなかった川がすぐそこに・・・。
なんと釣り人がいっぱい!
川に出たとたん私の足音に驚いて近くにいた水鳥たちが一斉に川(沼?)中央へ向かった。
もったいなかったです、いるとわかっていればそーっと寄って一枚ぐらい撮れたのに。
さっそくそばの平らなところでズームにレンズの装換です。
だいぶ離れちゃったので、目一杯ズームで急いで一枚。
少しピントがずれちゃいました(笑)。
しばらく待ったのですが、この鳥、餌を捕りに水の中に潜るのです(カワウかな?)。
どこに出てきたのかわからず・・・。
水鳥が姿を消してしまい、しかたなくそこからはズームで廻ります。
木立の方へ目をやるといい具合に光が差してきました。
霜も溶け始め、下の緑もいい感じになってきてます。
すぐそばにいいムードのベンチが二つ案内板と一緒でオブジェのように見え、
それっぽく一枚撮ってみる・・・。
近くで鳥の声が・・・、
来ました!野鳥観察タイム。
けっこう遠いのですがそーっと構え「撮らして下さいね」と念じながらシャッターを切る。
惜しい、微妙に手前の枝にピントが合ってしまってるみたいです。
青い鳥が飛んでいってしまったあとにキジバトがやってきた。
餌を探してうろうろ散歩している。
さすがに今度はジャスピンでOKでした。
さすがにこのあたりまで歩いてくるとすべてに太陽が光を当ててくれるようになる。
空も明るく、青く、木々もまるで日光浴を待っていたかのように輝く。
そばのまだ葉のある木では、種になった我が子を放出しているところ(?)。
ボケ味はいいのだが、どこにピントを合わすか悩む。
結局ファインダーのぞき悩みながら興味の中心だった中央の種に決定・・・。
鳥たちがいなくなったなあと思ったら、カァーという鳴き声とともにカラスたちのご出勤。
なるほどね。
葉の落ちた木立に囲まれいかにも冬景色。
ヘラブナ釣りの人たちも寒いだろうなあ・・・。
どうです、だいぶ暖かくなってきた感じですよね。
この時間になると楽に自然な色合いが撮れるようになってきました。
光をいっぱい受けた木々と青い空に白い雲。
中央の展望デッキに戻ってきたので、再び35mmの単焦点レンズに変えます。
同じ葦原を撮ってみました。
わずかな太陽の角度の違いでこの違い、葦やすすきが黄金色に輝いていました。
葦の陰になっている地面ではまだまだ葉っぱに“霜の花”が咲いてます。
ここびん沼自然公園には昆虫や鳥類など生物がいっぱいいるそう、
そして花の季節もまた楽しそうで来年また春から秋に訪れてみたいですね。
太陽の位置(順光・逆光・半逆光)、光のとらえ方、構図、ピント、露出・・・勉強しなきゃね。
本日のGPSユニットによる撮影点表示