with my Cobby

趣味の写真・カメラを中心にした雑記、愛犬Cobbyとの散歩撮を中心にオールドレンズ記事もプラスしてアップしています。

寄居「五百羅漢」をカメラで慈しむ

2013年02月24日 | 04. 山歩き

寄居・少林寺裏の羅漢山に広がる「五百羅漢」と「千体荒神」を撮る。

2/22(金)に低山ハイクで登った「鐘撞堂山」から円良田湖に至る途中に位置する「羅漢山」。

そこには「五百羅漢と千体荒神」が見られます。

 

***********「五百羅漢と千体荒神」とは(寄居町の説明より引用)*********

 

 碑文によると文亀年間(1500年頃)に、突然天地が振動、暗黒化し、人々の動きが
とれないでいるとき、山中より仏舎利が出現し、一大光明を放ち暗闇を破り、人々の苦難を
救ったといいます。これにより、ここに大洞存○(そんちょう)大和尚が開山し、この奇跡に

深く感銘し釈尊及びその弟子たちの石像建立の悲願を建てられたものですが、機熟さず、

24代大純万明大和尚地元をはじめとして、中山道は深谷宿より江戸に至るまで6年間、

浄財勧請にあたり、天保3年(1832年)この偉業を成し遂げました。
 山頂に釈尊をまつり、脇侍文殊、普賢の二菩薩並びに十六羅漢を配し、山麓から山頂まで
510余体の羅漢石仏(山に向かって左側)と千体荒神の石碑(右側、現存960余)は、
その数と保存において関東一と称されています。
 なお、乃木源希次(乃木大将の父)寄進による「三宝大荒神」の碑も現存しています。
 この千体荒神は、戦時中、戦場の守護神として、現在は選挙のとき、参拝すると当選
間違いなしといわれ、信仰を集めています。
 五百羅漢は、孝子孝孫が亡くなった人を追慕し、一心に尊顔を仰ぎ見るとき、必ずその
尊顔の中に亡くなった人の面影を見ることができるといわれています。
 羅漢とは、仏教の信者の施しを受ける価値のある人という意味であり、悟りを開いた仏弟子

に対する尊称でもあります。


 ************************************************* 以上 ******************

 

上の内容が記された、こちらがその案内板です。

 

 

羅漢山頂上は広場のようになっており、

この「釈尊と2体の菩薩と16羅漢像」と四阿があります。

 

 

16羅漢はお釈迦様をお守りするようにぐるりとまわりを囲んでおり、

ひとまわりするとその様々なお姿には結構感激します。

 

 

みな特徴的な「福耳」をしております。

 

 

優しいお顔やこの像などは少し「厳しい」お顔をしておりますね…。

 

 

 

昼食はこちら、

 

お釈迦様が見えるすぐそばの

 

四阿で。

 

山で食べるおにぎりは

 

どうしてこんなにおいしいのか

 

不思議です…。

 

食後、天気が持ちますようにと

 

願いを込めて・・・、

 

この四阿の周りのごみを

 

拾ってきれいにしましたが

 

なんか気持ちがいいですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

昼食後いよいよ左回りに下りながらまずは「千体荒神」を拝見させていただきました。

この千体荒神はその文字といい石碑の形といい、

暗い時に歩くとさぞや気味が悪いだろうなあと思えるくらいモノクロっぽい世界ですね。

 

 

板には一文字、梵字のようなものが刻まれている、

 

 

 

 

 

 

多くがこのように「大荒神」

 

この石碑には

 

セミの抜け殻が・・・、

 

いつから付いているのでしょうか

 

セミではないのかな?

 

不明です(笑)。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

太陽がしっかり出ているので、光と影のコントラストが非常に強かったです、

構える方角が限られたりと天気が良いのはありがたいのですが、

カメラではちょっと苦労させられますね…。

 

 

やはりこういう感じの石碑がいいですね、

とんがり石碑に「大荒神」の文字、我々世代にはちょっと怖いです。

 

 

でも(三宝)荒神はかまど(台所)に祀られる火をつかさどる神という、

荒ぶる神の荒神とは違うようだ。

 

 

こうした石碑ではない石像がつづれ織りの道の角に時折顔を見せ、ホッとさせられる。

 

 

こうした奥行きを感じる竹林を背景にした場所はとても気持ちが良いです。

 

 

下りなもので結構あっという間に少林寺に到着した、

さてここからは待望の「五百羅漢」である。

登りであるから少々時間はかかった、

また右・左をカメラ構えて前進だったので結構躓きかけた、

意外と体力を消耗しましたねえ。

 

ここからは順路に沿って撮影した羅漢像が続きます・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

やはり正面からは

 

立体感が損なわれますね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

珍しい「龍神」の石碑、

 

これだけ周りのものから

 

離れておかれており、

 

結構目立ちます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

これも正面からとったのですが、何せご覧のように穴が貫通してます、

何が差されていたのか気になりますね・・・。

 

 

ユーモアにあふれた羅漢さんもたくさんあります・・・、

 

 

こちらの石像は顔が見えないのですが、とてもイキイキとしたものを感じます、

今にも顔を上げて「何かようですか?」と聞かれそう(笑)。

 

 

こちらは何を訴えてこしらえたものでしょうか、

見た者も思わず上を見上げてしまいます・・・。

 

 

何を握っているのでしょうか、お寿司としか思えません(笑)。

 

 

皆凛々しく座ってらっしゃる中で、一人だけ完全に俯せております。

何かストーリー性を感じますね。

 

 

ユーモアにあふれた石像を見てくると、

こうしたものも悩んでいるのか寝ているのかわからなくなってきます。

 

 

リラックスせよ・・・かな?

 

 

この一角は結構高い位置にあります、カメラを持って寄るのが大変(笑)。

 

 

若いカップルに出会いました、ちょっと恥ずかしかったです・・・、

 

 

なぜって、この下の画を撮るために上の写真のような斜面を半分くらいまで登って

構えていたら足を滑らせ、結構大きな音と共に下まで落ちました。

転んではいないのですが、なんとそのタイミングで「こんにちは」の挨拶です(笑)。

 

再チャレンジで撮ったのがこの一枚・・・、

結構こうしたきつい体勢の事が多かったですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

優しいお顔です、

 

こうした像が

 

笹や竹藪の中から

 

お顔を出しているので

 

シャッターをきる指も

 

軽くなるくらい

 

癒されます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

母上、

 

覚えていらっしゃいますか

 

あの夏の日

 

風に飛ばされた

 

麦わら帽子を

 

 

 

と思わず頭で描いて

 

しまいました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

見てください、この笑顔。

ついついこちらも笑顔にされてしまいます、

お姿から「噺家」かと思ってしまいます。

 

 

ここまで来ると釈尊のある広場までもうすぐです、

登りのキツさというより、カメラを構える体勢が辛かったですね。

膝が笑ってる状態です(笑)。

 

 

きれいな青空の下で、素敵なフォトセッションとなりました、

Zeiss 50mmも持ってくれば良かったとちょっと反省です。

(山歩きで荷物は増やしたくないですものね)

 

 

今回使用の機材はすべて「D300s + 17-50mm f/2.8(Tamron)」でした。


穏やかな天気に、低山ハイク「寄居」へ

2013年02月23日 | 04. 山歩き

天気に不安がなかったので、寄居の「釣鐘堂山」へ山歩きへ出かけた。

 

8時頃東上線に乗り寄居まで、平日(金曜日)だったが、小川町まで乗客結構あり、

さすがに寄居までの電車はガラガラだった。

寄居に近くなると車窓からも武蔵の山々が綺麗に見えてくる、ワクワク・・・。

 

 

 

人気のない寄居駅北口に降り立ち、ネットで調べた道順をスタート、

しかし駅周辺が異様に綺麗な街である、税収入が多いのか役所もとてもきれいだ。

 

コースは統一された道標で非常にわかりやすい(鐘撞堂山まですべて同じもの)、

地図は不要なくらいだったのでその人気の高さを知ることができる。

最初は一般道を歩いて行くのだが、途中民家の庭にきれいな蝋梅の花を見つけた。

いい天気の中で素敵な黄色い花を披露している。

 

 

コース半ばで大正池に出会う、さすがに2月なので緑は少ないが

風のない静かな水面にその冬姿を写している。 

急ぐコースではないので、池の横にある四阿にてトイレ休憩をとり一服。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一息ついて歩き出すと、池の畔に「~辨財天」という石碑を発見、上の部分は読めず(笑)。

それにしてもいい天気だ、ただ、風がないせいかはたまた大陸から黄砂が飛んでくる時期のせいか(?)

遠目が効かない、単に空気が澄んでいないだけ・・・?。 

 

コースに戻り歩いていると少し道が荒れてくる、いよいよ登山口も近い感じ。

突然目の前にきれいな「青い鳥」が飛んできた。

よーく目を凝らしてみると、どうも「ルリビタキ」のようだ、

道とガードレールを何回か行き来して餌を探しているよう・・・、

しばらく観察していたが、さすがに近寄ろうとすると林の中へ飛んでいってしまった。

そういえばここのところいつもCobbyが一緒で、じっくり鳥見へ行ってないなあ・・・。

 

「ここは交差点、必ず止まって右左」と不思議(笑)な立て札を抜けていよいよ登山口、

ここからはしばらく気持ちのよい森林浴をしながら登っていく。

 

途中「竹炭工房」があり、作業中のご主人と挨拶を交わし通りすぎる、

こんな竹のトンネルを抜ける場所もあり、とてもいい雰囲気だ。

ここまでくると頂上まであとわずか。

 

頂上の四阿と櫓(やぐら)が見えてきた、まあこの時期は風景に色気はないですね。

最後に頂上までは急な階段を登ってたどり着く。

 

緑がない時期だが、逆に樹木に葉がない時期でもあり、視界は良好。

(↓奥武蔵の)山々が四方に展望できて気持ちが良い。

 

こちらは上州方面の眺め、それほど豪快な眺めではないが、

300mm級の山からでもこんなにスケールの大きな展望が可能なので

この鐘撞堂山が人気なのだろう・・・。

 

櫓に登れば寄居の市街地が、一望できる。

ただ、やはり天気はいいのにいまひとつ遠くは望めない状況だ、残念。

この櫓は木がじゃまで観望はいまひとつ。

 

頂上の四阿でいつもの家で淹れてきたコーヒーで休憩、

さすがに平日、お昼時でも頂上には7~8人くらいしか人はいなかった、

皆さんそれぞれに昼食をとっていましたね。

 

私は20分くらいの休憩後下山、円良田湖・少林寺方面へ向かう。

しばらくは里山の景色の中を気持ちよく歩ける。

 

 

こんな素敵なところがありました、ずっと歩いていたくなる風景ですよね。 

 

当日のコースとしてはこの後五百羅漢山・少林寺方面へ向かい、

五百羅漢山で昼食後、千体荒神・五百羅漢を見学(フォト・セッション:笑)している。

円良田湖へ向かう途中、静かな里山風景のなか野鳥たちが小気味良くさえずっていた。 

その後に回ったところがこちらの円良田湖、

天気も最高で穏やか、そんななか沢山の人がボートや人工堤防でへらぶな釣りを

楽しんでいました。 

 

ほとりの四阿にて一服していたら、まさにソフィスティケートされた素敵な鳴き声とともに

野鳥の群れがやってきた。

ほんとに綺麗な鳴き声でしたねぇ~、体が誘われるように動いて行きました(笑)。

鳴き声は聞いたことがなかったので帰ってから写真で調べてみたら、

どうやら「ウソ」のようですね、オスの襟まわりに赤い特徴的な色と単調な色のメス。

写真ではわかりづらいですが、少し赤いのがわかります(オスです)。 

 

円良田湖のちょうど堰き止めてある場所辺り(天端の一角)に銅像があります、

聞きかじりですが、このダムの建設を請け負った当時の“ダム構築の権威”だったそうです。

聡明・温厚そうな性格が感じられる素敵な銅像です。 

 

さあここからは五百羅漢で一仕事終えていますので、お楽しみの温泉目指して参ります、

目指すは「かんぽの宿・寄居」。

果たしてこのかんぽの宿へ向かう道が一番里山らしい景色で素敵でした。 

 

竹やぶの隙間から太陽が…、歩いていても汗ばむくらい。 

すでに登り始めの竹炭工房のちょい先くらいで上を2枚ほど脱いでザックにしまいました。

それくらいこの日は山歩き日和、気持ち陽も少し伸びてます。

 

最後の登り坂の手前まで横を沢が通っています。

歩いているとこの沢の音が気持よく響いてきます。

一箇所下に降りられる所も、冷たい水に触れます。

(飲んでいいかは不明・・・)

 

どうです?下は枯葉の絨毯です、

フカフカの道を歩くのはほんとに気持ち良い。

秋でもないのに不思議な感じです。

 

この道なりにずっと流れている沢の音・・・、とても癒されます。 

きつい登りを過ぎると、いよいよお目当ての「かんぽの宿・寄居」へ到着。

駐車場には車が随分と留めてあり、ちょっと不安に・・・。 

フロントで日帰り入浴・代金800円也を支払い6階へ、

入ってみたらお客は3人だけ、ゆったり浸かれました。

山歩きの疲れをとるには「温泉」最高です、

しばらくすると同じようなハイカーがいっぱい入って来ました、お年寄りばかりです。

最近は山で高齢者の方々がいっぱいですよね、それも皆さんお元気です・・・。

 

露天風呂では今歩いてきたコースで年配のハイカーとひと盛り上がりです(笑)。

景色が非常に良いです、それもそのはず写真のようにちょっとした山を同じ高さ目線で

見られるほどの高台にあるのです、この湯上り休憩所でもご覧のとおり。 

 

露天を含め3つある湯船全てにゆったり浸かり、ほぼ1時間命の洗濯でした。

3:15の寄居までの送迎バスでコース終了です。

先ほどの高齢者ハイカーなど帰りのこのバスは満員でした、もうビックリ・・・(笑)。 

 

すいている平日の「鐘撞堂山」ハイクでとても楽しめましたが、

やはり新緑の季節か紅葉の季節にもう一度来てみたいですね。

この温泉付きは病みつきになります・・・ああ足の千里が痛い(笑)。


空振り?富士見百景スポット…でも

2013年02月09日 | 02. カメラライフ

風の強い火曜日、低山ハイクをあきらめて新河岸川上流を目指してみた。

 

あまりの風の強さにCobbyも嫌がるかと思ったが、彼は全然ひるみません(笑)、

片道30分自宅前の江川から合流地点を経て新河岸川の上流を歩いた。

15~20分も歩くと随分と西側の景色が変わってくる、

視界を遮る高い建物がなくなってくるのである。

 

また川の様子も随分と自然な感じだ、カモたちの数も江川に比べ圧倒的に多い、

そういえば最近は江川周辺の川岸工事が進みコンクリートで覆われてきた部分が増えた。

カモたちも移動してしまっているのかもしれないですね。

それはそれは半端な数ではなかったですねえ。

 

 

コガモ、マガモ、カルガモ、ヒドリガモとおびただしい数だ、ただここでもそうだが、

最近はオナガガモを見ることがない。

一番スマートなカモなのだが・・・どうしたのだろうか。

 

とたくさんのカモを眺めていた対岸にダイサギ発見、

小魚探しの休憩でもとっていたのだろうか、岸の上に上がり強い風に向かいじっとしていた。

 

 

ココらへんはいい餌場なのかもしれない、水も随分と綺麗だ、

30分ほどでとりあえずの目的地「富士見百景スポット」に到着。

残念ながらこの天気で富士山は見えず、でもここからだと相当いい形の富士が見えそうだ。

 

天気のいい午前中にまた来てみようと思う、

帰りは対岸を歩いてきたのだが、先ほどのダイサギがこちらに飛んできたところを撮影、

この辺の散歩ではこういう機会は多そうなので大いに期待。

 

 

あの強い風の風上に向かって飛んでいるものだからスピードが出ず、

シャッターチャンスは普段の倍くらいあった(笑)。

スローモーションで飛んでいるような感じで、撮り放題といったところ・・・。

拡大してみるとダイサギの各部がはっきり見て取れる、

今度の望遠はこうした楽しみも増やしてくれる、嬉しいところだ。

 

 

と、すぐさま今度は「アオサギ」の登場、これまたかっこいいですねえ。

頭、そして羽と色の対比がとても素敵です、

風のお陰で良い角度で撮れました。

 

 

もうすぐ江川という所では「カワウ」に遭遇、

カメラを構えて撮り出したら、川の上を走るように飛び出した。

なかなか面白い画を撮ることができた・・・。

 

 

江川ほど周りの景色に変化はないのだが、どうも野鳥との遭遇率が倍以上ありそうだ、

ちょっとこれから遠出にはなるが、こちらまで足を伸ばしてみたくなる。

いやコース変更になりますね(笑)。


コメント

--------これより以下のコメントは、2013年5月30日以前に-----------
あなたのブログにコメント投稿されたものです。

toritezza [2013年2月13日 15:22]
こんにちは。

 富士山、見ることができなかったのは残念でしたが、野鳥とたくさん遭遇できたのはよかったですね~。

 ダイサギ、気持ちよさそうに飛んでますね。
 そしてカワウ、川の上を走っている瞬間がいいですね。
 どの写真も良い瞬間をとらえていますよ。すばらしい写真、ありがとうございます。

ジェスロ・タック [2013年2月13日 20:35]
>toritezzaさん、こんばんは。

そうなんです、富士山は相当期待できる場所でした…。

ほんとに単調な土手だけなのですが、
人の手が入っていない分野鳥がのびのびしてました。
シーズンは残り少ないので足繁く通ってみようかと
思っております。