with my Cobby

趣味の写真・カメラを中心にした雑記、愛犬Cobbyとの散歩撮を中心にオールドレンズ記事もプラスしてアップしています。

Old Nikkorでコスモスロード...

2017年09月26日 | 02. カメラライフ

​9/24(日)午後の散歩はCobbyと富士見市のコスモスロードを散策してきました。

この時期いつも散歩で使う川沿いの(サイクリング)ルートの両側にたくさんのコスモスが咲き乱れます。ここ近年は随分と知名度が上がり地元以外の方も見に来られるようでマクロレンズを付けてコスモスと向き合うカメラマンも随分と増えてきました。

ホントは天気の良い午前中が良いかなと思うのですが、仕事柄どうしてもCobbyの午後の散歩というタイミングになってしまいちょっと残念なのですが・・・。でもタイミング良くきれいな夕陽が出たりするとこれまた最高の景色が見られるのでどっちもどっちというところでしょうか。

川沿いにはこちらにもまだきれいな彼岸花がチラホラと散見できました、元気なものがけっこうありCobbyと土手を降りて服を汚しながら撮影です(笑)。


こちらは散策帰りのもの...


この日は青空が若干見え隠れするくらいの曇り気味の天気でベストではなかったのが残念、まあそのおかげで赤い色はきれいに出ましたね。


さてさて本命のコスモスの方ですね、実はコスモスが伸び始めてまだ花が付く前頃にどういうわけか一回すべて50センチくらいにきれいに切り揃えられていました。

想像するに道路の幅が狭くなるくらいに張り出してしまうのを防ぐためのようですね。実際にこの日見ても花はちょうどいいくらいの高さに咲き揃っておりました。でもボリューム的にちょっと不足しているかな・・・いつものように最盛期には溢れんばかりのコスモスという光景が素敵だと思うんですが。

先日の「この木なんの木公園の大木(マルバヤナギ)の伐採」といい富士見市は何を考えているのか分かりません。このコスモスも張り出してくるコスモスを押さえるために細いロープを張る作業を端折りたくてやっているとしか思えないんですよね。なんともお金をかけるところが違うんじゃないかと思えて仕方ないです。

とは言えコスモスはしっかりきれいに咲きだしております^^。


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今回は白いコスモスがとてもきれいで目立っていましたよ、


もちろんたくさんのミツバチも盛んにお仕事に励んでいました...


盛りが過ぎている時期ではないのですが、やはりボリュームは足りなかったかな。いつもの半分くらいに感じます、でもきれいです(笑)。


ほんとこの白いコスモスにはきれいなものがとても多かったですね、太陽光が弱く光が柔らかかったので余計に目立ったのかもしれません。

じっくり見ていたら太陽がだいぶ傾いてきました^^;)、きれいな花びらを透けて輝く太陽を撮りたかったのですが今回は無理みたいです。


この辺で一度休憩を取るため「この木なんの木公園」へ、いつ見ても悲惨な切り株で胸が痛くなり最近はあまりここへは来ないのですが…、Cobbyも心なしか神妙な面持ちです。


見ると切り株の中央の穴にゴミがけっこう捨てられて・・・悲しいですね。まずはこのゴミを片付けてから休憩です。オヤツと一服で一息ついてからきた道を引き返します。

この日はきれいな夕焼けは望めないような感じの空でしたが、でもコスモスの方は少し見えてきた青空とのコラボでとても爽やかでした。


帰り道は少し暗くなてきたのでオールドニッコール・f2.0の開放でコスモスを。


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暗くなるとボケが若干汚くなります。この日一日オールドニッコールでコスモスなど花を撮ってきましたが、カメラのせいもあるかもですが絞って使った画がとてもシャープでいい感じでした。f2.0~f4.0くらいでは当たり前ですが主役と脇役の距離をどうコントロールするかで良し悪しが決まってきそうです。その辺がとてもシビアでかえって面白いですね、このオールドニッコールは。絞り開けて柔らかい絵を楽しむだけではない所が良いかななんて思います。


この日一番のお気に入りのコスモスがこちらです...


主役の白いコスモスがとてもシャープでまわりのピンクのコスモスが色の対比だけでなくなだらかなボケでも主役を引き立てていると思います。

値段が1万ちょっとの(レンズ内小ゴミどころか「ゴミあり」の)オールドレンズだが、今回の撮影でちょっと見直しました^^。使い込んでみたくなりますね…使い所というか長所がちょっと見えてきた感じです。


 ※ カメラ : Sony α7II

    レンズ : Nikkor - O・C Auto 35mm F2



Zeissな日々...難波田城公園

2017年09月23日 | 02. カメラライフ

​9/21の休日ようやく天気の良い日に休みがぶつかったので午後にCobbyの散歩を兼ねてレンズやカメラを新調した時にテストで使う『難波田城公園』に出掛けました。

青空がとても気持ち良い一日でしたねえ。


柿の色付きはいまひとつでしたが空の雲がとても秋っぽくなってきましたので写真が少しカラッとしてきました^^。キバナコスモスも少し強めの風になびきながら素敵な姿を見せてくれました。


やはり背景の雲がとても良いですこの雲を入れたくて中腰になったんですが風に揺れるコスモスにピントをあわせるのに苦労して腿と腰にかなり負担がかかり恥ずかしながらちょっとフラッときました(笑)、撮り終えて横を見るとCobbyが反対側を向いてお座りして待ってました、いつも楽しみの散歩の邪魔をして申し訳ないと思っております^^;)。

いつもきれいな花を植えているお百姓さんのところではまたもやきれいな花を発見、なんという花ですかね?


そして公園か見えてくる頃には畑の周りにたくさんの彼岸花がこちらでは今が盛りとばかりに咲き揃っています。家の近所の公園はもう終盤過ぎて見るも無残な姿になってましたが、やはりきれいな状態の彼岸花がたくさんあるとある種絶景ですね。

 

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こんなに綺麗に咲いているのを知っていたら早起きして朝日に輝くところを撮るんでした…残念。

公園入口にあるコブシの木にはちょっと小さめなトンボ2匹が枝を離れては留まり離れては留まりを繰り返えしてました、ファインダーを覗いてピント合わせをしているとなんだか『早く撮って』と言われているようでおかしかったですね。


ここで赤い自転車が目に止まり前回彼岸花と一緒に赤つながりで撮りました...


そしていつも試し撮りする時は古民家の入り口とセットで撮るんですが、今回は人がいなかったので古民家通りを入れて昔懐かしい赤いポストを一枚いただきました、なかなかいい雰囲気ですよね。このアングルは今まで気づかなかったですが次の機会に角度・高さなどもう少し詰めてもいいかな・・・。


Cobbyのせいにすると可哀想なのですが、カメラの位置がほんの少し違うだけで写真の印象は随分と違ってきますからベストポジションを探るために何枚も撮らないとだめですよね。なんたってCobbyくんは草むらの匂いを嗅ぎたくて急かすんですよね、撮影に本腰入れるような時はついつい散歩も長丁場になってしまいます(笑)。

前回見つけたとても雰囲気のある五右衛門風呂も外せません、午後4時過ぎの古民家の中でとても暗いのでここはいつも絞り開放(f1.4)で撮ります。


ここは光の入り方がとても良くてこうしてとても柔らかな雰囲気で撮ることができます。ただ前回同じplanar T*1.4/50を使ってD7200で撮ったのですがお風呂の蓋までピントは行ってました。やはりAPS-Cでの35mm換算:75mmの画角に合わせて撮ってもセンサーサイズと被写体までの距離の違いがはっきり出てフルサイズは蓋あたりがボケてくるということですね。

そして今回α7IIの実力を如実に発揮したのが古民家の室内を撮ったものでした、まさにplanar T*1.4/50の面目躍如とでも言ったら良いのかその場の空気感をしっかりと写し出しているようで驚きです。


逆光気味のスタンスでしたのでハイライト部分に合わせて-1EVほど露出アンダーで撮ったのですがLrにての現像時にシャドー部を少しずつ上げていくと影の部分の情報がしっかりと残っており、自分的にも見事な仕上がりになりました。ぜひ拡大してみて欲しいですね、これぞ私的『気持ち良い写真』の一枚です(笑)。

もう一枚は広場に接した古民家の方で普段は一番人が賑わうところです、この日はもう閉館直前くらいだったのでほぼ人は皆無でした。艶のある床と奥の畳の空間の柔らかいボケによりちゃぶ台が見事に浮き上がってきます。なだらかなボケもplanar T*1.4/50ここにありみたいな感じです^^。


とてもいい感じです、って自己満足してますがどんなもんでしょうかねえ。少なくとも自分がこう出来上がってほしいという画が出ております。イメージ通りと言えばいいんでしょうか・・・ハイ。

そしてこれもそうなんですが、傾き始めた西陽を受けて輝く稲とギリギリ影になりだしたカカシたち。そのコントラストをまさにイメージ通りに切り撮ってくれてます。


D700などの一眼レフを使っていると光学ファインダーはとても(見慣れて)見やすいのですがあくまで出来上がりをイメージしながら露出を決めてシャッターを切り液晶か帰ってからPCで結果を見るというのが普通でしたが、このミラーレスのEVF(電子ファインダー)はある程度出来上がりを確認しながら撮れるというところが凄いですね。とはいえまだまだまだ私は光学ファインダー派なんですが・・・^^;)、5軸手ブレ補正のおかげでピント拡大画面のとても安定したファインダーに慣れてくると逆転するかもですね(笑)。

​そしてこちらの一枚はある意味情報を破綻させずに撮るだけ撮って現像時に手を入れて仕上げなければ見られる画にはならないだろうなという撮り方でした。パッと見どちらかと言えば『汚い画』なのです、盛りを過ぎたどころか一部の葉以外枯れてそろそろ片付けられる寸前のようなどろどろしたシーン(古代蓮の池)ですので。


あの素晴らしい古代蓮の終焉を迎えた姿です、さすがにplanar T*1.4/50で少し残った池の水に写る青空然りなんとか生気の残った上に伸びる葉の緑と張りなどしっかり写し撮ってくれてました。葉がすべて枯れる頃に係の方がきれいに片付けるのだろうが、スッキリした頃もう一度撮影すると「そこはかとない寂しさ漂う」写真が撮れるかもです。

そして今回はさんざん連れ回されたCobbyくんの一枚、やはりf2.0あたりが雰囲気の良い写真となりそうです。


トリミングしたてはとてもちっちゃく見えます、もうすぐシニアの領域(7歳)に入るんですがこうしてみるとまだまだ可愛いですね。

帰りに再び通った畑の彼岸花は夕陽を受けてとはいかず、太陽が落ち加減の中の一枚になりました。


でもその分「赤」がしっとり落ち着いた色に出て良かったかと思います。

こうして午後3時過ぎから日が落ちるまでCobbyとスナップして歩きましたがα7IIの良いとこばかりではなく初代ではあまり気にならなかった負の部分も見えてきました。AWB(オートホワイトバランス)ですかね、少し先代より右往左往する感じがあります、現像する時けっこう目立ちました。今度はオートではなく太陽光で撮ってみますかね。

先代のα7とセンサーは変わらないかと思っているのですが、IIになってから色を含めた画質がけっこう良くなっていると思います。ずっと同じレンズ(planar T*1.4/50)で見ているので間違えないところかと・・・まあ結果として良かったです。

こうなると「高度な散歩カメラ」のつもりだったのですが、これからの時期出掛けて紅葉など撮ってみたくなりますね。もちろんその時はぐっと安定して使えるDistagon T*1.4/35を付けて撮りますかね。


 ※ カメラ:Sony α7II

    レンズ:planar T*1.4/50



台風のため「物撮り」を...

2017年09月18日 | 02. カメラライフ

せっかくα7IIが手元にやってきて試し撮りをしたいところなのだが翌日から台風の影響で雨続き、仕方ないので室内にて前からやってみたかった「少し真面目な物撮り」にα7IIでチャレンジしてみた。​

広いリビングの方が自然光も入り理想的なのだが昼間はなんたって現在二人の孫に占領されている状況なので無理(笑)。仕方なく私の書斎で撮り始めることに、書斎といっても3畳のPC部屋(ほとんど物置部屋)西向きの小さな窓で自然光も望めない場所である。したがって若干でもライティングが必要となってくるのである。

まずはカメラ...お気に入りのZeiss [Distagon T* 1.4/35]を付けたα7II・・・IIになってからこのマウント部分が噂通り剛性が上がってます、ガタツキがないどころかしっかりとした感触でとても安心です。


今回の準備(機材)は上記カメラに加え中華製のスピードライト(3,000円)1台と部分的になら使えそうな(接写用)LEDリングライト1台、それに背景布(白・黒)もちろん三脚も忘れずにといった感じだ。

vantherra.comの伴さんがちょうどこれからライティングのプロセスをYouTubeにて公開してくれるとツイッターでつぶやいておりましたが彼の以前の動画も参考にしております(特に露出について)。

Nikon機の場合だと中華製のスピードライトでもカメラのフラッシュに同期させて少し離れた場所にセッティングでき便利なのだがα7IIはフラッシュが付いてなくそれができない、無線での同期ライティングができるようにしておきたくなりました。したがって今回はスピードライトをα7IIのアクセサリーシューに乗せてのライティングとなります。

今までちょっとした物撮りにはプリンターにかぶせたグレーのフエルトを使ってササッと撮っておりましたので気が付きませんでしたが白と黒の背景ではかなり露出設定が違ってくるということですね。

当たり前といえばそうなのですが、一つひとつが勉強になりますね。あ~だこうだセッティングしながらようやく露出を決める...こちらのスピードライトも安いものでTTLに対応していないということもありマニュアルで決めていかねばならないがプログラムオートで撮るよりも「撮ってるなー」感は強い(笑)。

白と黒の背景布でそれぞれベストだと思われるものを貼り付けてみました。...


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私の使い込んだあまりきれいでないコーヒー・ミルで恐縮なのですが、どちらも質感が出るように苦労してみました。スピードライトの場所が限られてしまうので今回はバウンスによる影が出ないような撮り方でしたが色々チャレンジしてみたいほど面白かったですねえ。

α7II、少し重たくなったといってもまだ500gちょっとでたしかに830gのDistagon T* 1.4/35を付ければどんなカメラも重たく感じるのでしょうがない(笑)、ホント作りがしっかりして好感が持てましたね。



α7IIがやって来た...

2017年09月17日 | 02. カメラライフ

​中古でゲットしていたα7でマウントの違うレンズをアレやコレヤ楽しんでいたのだが、この間の『α7II』への入れ替え騒動の末昨日手元へ届きました。

久しぶりに箱を開ける楽しみを味わいましたね(笑)、ボディを手にして先代の『α7』との重さの違いはそれほどはっきりわからなかった。α7は474gでこちらのα7IIの方は599gなので数字を見るとけっこう違うかなと思うのだが実際はその違い(130g程度)は実感できないくらいやはり軽い部類である。


まず第一に握って分かるグリップの出っ張り、これは持ちやすいです。上の写真はアダプター噛ませてZeiss「planar T*1.4/50」が付けてありますが、指掛かりが良く取り回しが随分と楽になった分重さの差を感じないのだと思います。

基本的な設定をしながら気が付いたのが看板機能の「5軸手ブレ補正」をアダプターを使用して使う場合それぞれレンズ別に「焦点距離」をセットしなくてはならないのがちょっと手間かなと思った。だがしかし実際レンズを付けてファインダーを覗いてみるとピント拡大した場合に見え方が全然違います、α7の場合は手ぶれ補正のない望遠レンズを覗いている感じでしたがα7IIの方はしっかり手ぶれ補正が効いているのを実感できてとても像が安定して見られます。これはとてもいい感じですね。

いつものPC机に座りSonyのキットレンズを付けて近場のものを撮っていても先代はピント拡大した途端に像が揺れて平常時との違いが大きかったのですが2代目α7IIは拡大前とほぼ変わらない安定感です。部屋の中でもISO400にしてシャッタースピード1/15~1/20くらいの設定でキットレンズでもブレずにしっかり写ります。心なしか初代よりノイズ感も少ない感じですね。

明日の日曜日はCobbyを連れて試し撮りにと思っていたのだが台風の影響でどうやら雨模様のようだ、小雨程度だったらキットレンズ付けて撮りに行ってみようかな(一応「防塵・防滴に配慮した造り」になっているそうなので)...この辺がD700の堅牢な作りと少し違うところですね。D700ならなんの心配もなく持ち出せます・・・まあレンズまかせというところもありますが。

とりあえずはキットレンズを付けてスタンバイです...雨が上がってくれるのを期待です。



[美写真メソッド]...という書籍

2017年09月15日 | 02. カメラライフ

​つい先日YouTubeの「おっさん写真道」でお世話になっているというか勉強させてもらっている“vantherra.com”主宰の伴さんが関わっている書籍「Lightroom[美写真メソッド]」が発売になり私の勤務する店舗でも一押しで販売させてもらっている。

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私もさっそく手に入れてトレーニングを始めた、それぞれの項目に担当カメラマンの名前が明記されているのだが伴さんのはさすがに写真で一発で分かったのは彼の写真を随分と拝見しているおかげかな(笑)。

たまたまつい先日の散歩で撮ったコスモスの写真があったのでトライしてみました。なにせRAWファイルとはいえデジカメのP7100で撮ったものなのでいまひとつ素材に不足があるのだが『花にスポットライトを当てる』という面白そうなテクニックだったのでまずはこれからチャレンジである。

私の場合普通に現像したらこんな感じで仕上げています...




そして今回書籍にてレクチャーを受けてからの仕上がりはこちら…(元画像の4:3から3:2にしてありますのでちょっと印象が変わりますが)​



随分と変わるものですよね、ちょっとビックリしました。

書籍のキャッチコピーにも「何気ない写真が“作品”に変わる!」とありますが、これは楽しみですね。まだ隅々まで読んだわけではないのですが、Photoshopを使うまでいかずにあくまでLightroomのみで現像するテクニックになっています・・・これはこの本の基礎編(基本操作)からじっくり読んでみる甲斐がありそうです。

この手の本は少し高くてこの本もご多分に漏れず<本体2,300円+税>となっております。

が、これはとてもわかり易くおすすめできる本ですね。

ぜひちょっと立ち読みして確認の上ご購入ください(笑)。