職場の後輩と紅葉見頃となった長瀞を再訪してきました。
前回(11/10)の長瀞ではCobbyがいたために諦めた「舟下り」と「月の石もみじ公園」をしっかり楽しんできたのである。
この一緒に行った後輩が面白く、彼女は免許を取得して既に3年、そのうえ昨年末にトヨタのヴィッツを買っているのだ。ここまではどこでもありそうな話なのだが、そのヴィッツに「あまり乗ってないんです」という変わった人物。
今年になってから「どこかドライブでも行くか、助手席で付き合ってやる」と約束していたのだが、なかなか仕事でうまく日程がとれなかった。そこに来ての私の前回の長瀞があったものだから、道もほぼ一本道のようなところだし、下道30分~高速30分~下道30分と疲れ知らずのコースゆえ本人も不安がなかろうということで、やっと決行という経緯だった。
当日(11/20)約束の場所で待っているとしっかり「初心者マーク」を付けたヴィッツがお出ましだ、同乗して走りだすと、車庫入れが苦手とかいろいろ話に聞いてはいたが“初心者マーク”納得の状況だった(笑)。
まあ経験を積んでいかねば上達もないと車中でいろんなアドバイスをしながらのドライブとなった、まあヒヤリとするような事は1回あったが、なんとか彼女もドライブは楽しめたようだ(^-^)。
さてドライブの中身のほうだが、この日は前回と真逆でとても寒い一日だった。なんでも12月中旬の気候といっていたような・・・、紅葉もグッと進むわけだ。
スタートしてすぐ件の「航空公園」の横を通ったのだが、いい色になってましたねえ。
来週あたりCobbyと一緒にカメラ持って行きたいところです。
なんとか順調に関越・140号線と乗り継いで約1時間40分、11時くらいに長瀞へ到着、って休憩なしである、聞けば一回駐車すると車を出すのに苦労するからというのだ、「なるほど」だった(^^;)。
長瀞舟下りの駐車場へもちろん頭から車を止めて(笑)、受付窓口へ歩いて行くと前からフェンスの上に猿が現れた!
日光ではよく聞くが長瀞でも出るんですねえ、猿の方から目を合わす様子もなく特に襲ってくる気配は全然なかったですが・・・。
タイミング悪く船が出たばかりということで、受付を済ませ次の舟まで早めのお昼を済ませることにした。
今回は豚みそ丼を食べてみたかったのだが、長瀞始めてという彼女なのでやはりそばは外せないかと私一押しコシの強い「むらた」のそばを二人でいただく。
ブレない味で大変美味しくいただきました…。
さて舟下りまで時間もまだ少しあるので岩畳を覗いてみた、さすがに11月も20日になるとほぼ最盛期に入っていてみごとだった、惜しむらくは天気かな。
ほんとにいい色がでてましたねえ。
ニュースなどを見てきたのか前回より観光客も多く、舟の行き来も多かったように思います。
今日はこの紅葉具合なので舟下りも楽しめそうです、グッドタイミングでした。
引き返してマイクロバスに乗り込み、さっそく舟下りへ出発です。熟年の船頭さんで話し上手、楽しい舟下りができます。
出発早々に秩父鉄道の鉄橋をくぐりますが、前回船に乗った時もタイミング良かったのですが、今回もちょうど電車がきました。今回は貨物を引っ張る気動車でしたがうれしいものですよね。
時代を感じる古い橋桁ですが、ここのところ雨が降っておらずだいぶ川の水位が下がっているそうです。
大水が出るときはこの橋桁の下から3段目くらいまで水位が上がるそうです、ビックリですよね。
水量が少ない時は舟の操縦にも気を使うようで、浅瀬で底をぶつけたり岩に当たらないように普段より注意が必要だと言ってました。
この日もずいぶんと川床が見えている箇所も多く、舟の進路が限られるだろうなあと素人目にも分かる状態でしたねえ。
二箇所くらいこうして流れが早くなるところがあり、飛沫が飛んできます。でもさすがに飛沫がかからないようビニールを持ち上げたのは一回だけでした。
紅葉・黄葉の中を気持ちよく舟が進みます…、
左側に後で行く「月の石もみじ公園」もちらりと見ることができます、
きれいな紅がたくさんあり、期待が膨らみます。
コースの殆どはこうしたゆったりとした舟下りで、写真にはありがたいです。
この日は一眼を使わず、コンパクトデジカメの「TG-2」で撮りましたのでこんなアングルもお手の物、つい川の中まで入れたくなります(笑)。
ゆったりとした気分で紅葉が楽しめます。
水量が多いと早く進むのであっという間にゴールしてしまうそうです、船頭さんは「早く仕事が片付くのでありがたいのですがね」と皆を笑わせておりました…、という訳で今日は私達がゆっくり楽しませていただけるということですね。
ほんとに水が少なくてすぐ下に川底が見えてますよね・・・、これは虎岩と言ってましたかね。
流れ落ちる小さな滝も水量が少なく、チョロチョロといった感じです。
こちらは岩畳対岸の秩父赤壁と呼ばれる絶壁で草木は岩の割れ目に生えています、見上げるこの光景はまさにみごと!
こんなアングルはTG-2ならではです、川に降りて撮ってるみたいですね、舟からおもいっきり腕のばしてシャッター切ってます(笑)。
ここでも底の石が水面スレスレくらいに見えてます、舟の操舵には気を使いそうです。
紅葉が目の前に迫ります、舟下りならではの景色でとても楽しめます。
ゆっくりとした舟下り、12分どころか30分位乗せてもらえたんではないでしょうか。スリルはないですが、紅葉時期はこれくらいの方がとても楽しめてお得だと思います。
舟を降りて再び岩畳の奥まで散策です、ときたま日が差すくらいの曇天でしたが川の色・岩の色が素直に出て目にも楽しめる状況でしたね。
この川の色、ほんと特徴ありますね、
浅いのにしっかりエメラルドグリーンのような素敵な色が出ています、どういう仕組なんでしょうか・・・。
対岸の逞しい岩が下ってきた舟をとても小さく見せています、すごいスケールですね。
今日はこの舟下りと二本立てで楽しみにしていた「月の石もみじ公園」ですので、もう少し奥まで行ったら移動開始の予定です。
やはり舟の便数は多い感じです、皆さん盛りの紅葉を楽しみに来てるんですねえ…。
さて岩畳の紅葉・・・、
・・・黄葉はそろそろ締めましょうか、
月の石もみじ公園へ向かいます。
帰りに使ったのですが、川沿いの散策路からも川を挟んでのきれいな紅葉を楽しみながら歩けます。
線路脇の道路を歩くよりとても楽しめていいです。
さあハイライトのもみじ・・・、遠目からも紅が目に入りワクワクしてきますね。
この長瀞あたりこの時期でも紅葉より黄葉らしいのですが、真っ赤なもみじはやはりこれぞ「紅葉」の代名詞というところでしょうか。
たくさんのもみじ、これがライトアップされるんですから素敵ですよねえ。
この一角は格別でした、視界の範囲がすべて「紅」、周りを見ると若い方から年配まで一眼レフを持っている方がほんと多いです、みなさんこれを待っていたんでしょうねえ、気持ちよ~くわかります(笑)。
でもコツさえ掴めば一眼じゃなくても綺麗に・・・、コンデジでも気持ち良い紅が捕まえられます。
後輩のドライブに付き合った長瀞ではあったが、しっかり舟下りともみじを楽しませてもらい満足な時間を過ごせました。
ほんとは夕方5時からのライトアップも視野に入れカメラ(一眼)を用意していたのだが、暗くなってからの高速運転も可愛そうだしと思い、明るいうちに帰路についた…。ところが高速に乗ってしばらくすると雨がポツリと落ちだした、予報では「今日は降らない」って言っていたじゃないの、ダメよ~、ダメダメ!(T_T)である。
いきなり彼女も不安がってきた(笑)、仕事や世間話でリラックスさせながらなんとかゴール。
めでたし、めでたし・・・、でも車中でも着いてからも彼女には広いスーパーの駐車場でもいいから「車庫入れ」の練習をするようくれぐれも進言してきましたとさ(^-^)、
・・・おしまい。