with my Cobby

趣味の写真・カメラを中心にした雑記、愛犬Cobbyとの散歩撮を中心にオールドレンズ記事もプラスしてアップしています。

飛騨高山と世界遺産の旅(新穂高編)

2009年09月27日 | 01. ドライブ・旅行記

三日目新穂高ロープウェイにて北アルプスの景観を堪能する。

 

奥飛騨の朝は少し寝過ごし7時過ぎに起床。

まずは朝食前に6:30から開いている福地温泉朝市へ。

宿からゆっくり歩いて5分ほどの“昔ばなしの里”入口にある。

 

 

なにやら昭和の懐かしいポスターや看板がいっぱいはってある建物が・・・。

こちらがその朝市の施設です。

 

 

軒先にはたくさんの野菜や果物があります。

こちらは栃の実、これで作られた美味しいとち餅をいただきました。

 

 

そして箱に入ってずらっと果物が、まずいただいたのが飛騨もも。

 

 

そしてリンゴと、

 

 

昨日宿のデザートにも出てきたそのまま食べられる「多摩ゆたか」という葡萄。

これはほんと甘かったです。

 

 

野菜もいっぱいあり、大好きなトマトをいただきました。

長なすは中に地元の味噌を入れて焼く「焼きなす」が美味しいそうです。

 

 

その他生わさびや栗ようかん、なぜか“キッチン飛騨カレー”などしこたま仕入れて

この素敵な景色と美味しい空気を楽しみながらゆっくり宿の朝食に向かいます。

 

 

宿に帰ると台所の広間で餅つきが・・・。

食後振る舞われるそうです。

もう餅をつき終わっていたのに、写真のためにポーズを撮ってくれました(笑)。

 

 

昨晩と同じ囲炉裏の席で朝食です。

サッパリ美味しそうなものがいっぱいです、右の茄子が素晴らしく美味しかったですね。

 

 

岩魚の開きも柔らかくペロッといただきました。

 

 

定番の朴葉みそもねぎや椎茸がたっぷり入って味噌が見えません。

 

 

そしていい出汁がたまらなかった湯豆腐と・・・。

 

 

できあがった朴葉みそで釜炊きのご飯を三膳いただきました(笑)。

 

 

最後に「お昼までに食べて下さい」と朴葉にくるまった先程つきたての餅を使ったおにぎりを

下さいました、心憎いサービスです。

 

お腹がいっぱいになったところで起きがけ入り損ねた朝風呂へ。

森の湯ではきのう「釜湯」に入っているので今朝は「岩湯」になります。

これもまた開放的なとても気持ちのいいお風呂でしたねえ~、最高です。

 

 

天気も良かったので11時のチェックアウトを早め10時頃には出発です。

今日は新穂高ロープウェイに向かいます、第2の方(鍋平高原)を目指します。

というのはこちらの北アルプス大橋を通るドライブを楽しむため。

平日のせいか他に車もなく、いい天気のなかとてもいい眺めでした。

 

 

こちらが第2ロープウェイのしらかば平駅。

 

 

駅の横にはすでに真っ赤になったモミジも見られ秋を感じます。

 

 

駅には有名な「アルプスのパン屋さん」があります。

娘たちへのみやげにするため帰りにもらえるよう予約を入れておきます。

 

 

早めに並び2階建てのロープウェイの一階最前列に席を取りました。

駅そばの足湯も見えてます。

 

 

開いた窓からは涼しい風が、とても気持ちがいいです。

 

 

乗ること7分で到着、屋上に上がり素晴らしいパノラマを楽しみます。

 

 

雲の上はやはり気分爽快です。

それでもこの日は気温がけっこう上がっており、寒いことはなかったですね。

 

 

笠ヶ岳もその形をくっきり現しています。

 

 

とんがった槍ヶ岳なども見えます。

 

 

北穂高方面(?)だったかな・・。

 

 

大きな雲もすぐそばに見えつかめそうです。

 

 

写真では捉えきれない、一大パノラマ。

この遠近感はなんともいえず素晴らしい眺めです。

 

 

ひとしきり屋上での展望を終え、下のレストラン「アルプス」で珈琲タイムです。

大きな窓からはやはり山々を眺められます。

 

 

お茶のあと千石園地へ出たのですが、時間もあり気分だけ味わって帰りの準備を。

 

 

降りてくるとき上りのロープウェイとすれ違うころガスが出始めました。

雲も出てきて、タイミングが良かったなあと空の神へ感謝・・・。

いや、「晴れ女」の妻に感謝かな。

 

 

駅に着くと予約しておいたクロワッサンなどを受け取り、ついでに美味しそうな牛乳をいただく。

 

 

雲の上の素敵なパノラマをゆっくり楽しんだあとは先程通った北アルプス大橋の展望台へ。

近くにヘリポートがあったので行ってみるとそばに「北飛山岳救助隊」の詰め所が。

隊員の方にヘリポートに上がっていいか聞くと「今日はヘリは来ないのでどうぞ」という返事。

そしてご親切にも山の天気などの説明をしていただけました。

 

 

これがそのヘリポート、記念の一枚。

ただ残念なことにこの3日後救助隊のヘリ「若鮎」の墜落事故がありました・・・。

ビックリしましたね、亡くなられた3人の隊員の方々のご冥福をお祈りいたします。

 

 

横のベンチに腰を下ろしピクニック感覚で宿でいただいたおにぎりを二人でいただきました。

さあ、名残惜しいのですが帰路につきます。

こちらは途中寄った「道の駅風穴(かざあな)の里」、自然の冷蔵庫“風穴”があるところです。

 

 

こちらでは名物「いねこき(おやき)」をいただく、

中は野沢菜たっぷりのずっしりと重い食べでのある一品。

 

 

しっかりとお昼を食べていなかったので、遅い昼食を豊科IC.近くの「安曇野スイス村」で。

広い窓からは北アルプス連峰が見えるはずでしたが、あいにくの曇り空で残念。

 

 

美味しい「ソースカツ重」などをいただいてこちらでも新鮮な野菜などを仕入れ、

長野自動車道に乗り家路につきました。

天気にも恵まれ、思い出に残る旅行となりました。

 


飛騨高山と世界遺産の旅(奥飛騨編)

2009年09月24日 | 01. ドライブ・旅行記

二日目白川郷を後にして奥飛騨温泉郷・福地温泉に向かう。

 

飛騨清見IC.~(中央縦貫)~高山IC.~158号線で奥飛騨温泉郷、まずは平湯へ、

平湯大滝公園に2時過ぎに到着。

こちらはさすが平日、観光客も少なくとても静か。

 

 

蕎麦打ち体験などが可能な体験館やレストラン、足湯などの施設があるのだが、

まずはシャトルバスに乗って平湯大滝まで行きます。

日本の滝百選に選ばれた平湯大滝、落差60メートル以上あるそうです。

 

 

もっと滝のそばまで行けるようになっているのですが、改装工事が始まるのかここまで。

それでも風に乗って滝のしぶきが飛んできます。

 

 

良い天気のなか、帰りはゆっくり歩いてみました。

 

 

こちらは大きな池のまわりをぐるっと囲んだ「足湯」と左がレストラン。

 

 

屋根のあるテーブル席で足湯に浸かり、

大きな池やロックガーデン&山々の景色に癒されます。

 

 

これはよくできてましたね、テーブルも手前に少し倒れて広くなります。

湯温はけっこう高めです、元湯は熱すぎてきれいな湧き水で冷やしているのだそうです。

 

 

ここで遅いお昼をいただきます。

妻はざるそば、私は冷やしおろしそばをいただきました。

足湯に浸かりながらというのもなかなかイケますよ。

 

 

車に積んだクーラーBOXに高山で買った飛騨牛コロッケが入っており、

取り替えようの氷を手に入れるため宿に行く前に平湯バスターミナルへ寄りました。

もうすでに奥飛騨温泉郷、山も近く雰囲気が・・・。

 

 

新穂高へのメインルートをはずれ、福地温泉へ入ります。

 

 

本日のお宿「里山のいおり 草円」駐車場へ到着。

 

 

駐車場側のしゃれた入口から入ります。

 

 

エントランスまでの演出も良いですね。

 

 

こちらが玄関。

正面のちょっと狭めの入口をくぐるように入るのも風情があります。

 

 

ロビー横の囲炉裏端でお茶とこの日の朝ついたお餅をいただき一服です。

 

 

案内された部屋は木庵。

予約は草庵だったのですが空きがありアップグレードされてました。

 

 

とても静かなお部屋で、窓を開けると目の前は川が2本並んで流れてます。

 

 

目の前の川のせせらぎに癒されます。

 

 

頭を外に出して横を見るとこの景色・・・。

なんともいえない山々の織りなす遠近感、いいですねえ。

 

 

テーブルには三段になった器がセットされてます。

 

 

中はお豆、さつま芋、塩昆布など、お茶請けにこの手作り感はいいです。

 

 

早めに着いたのでさっそくお風呂に。

草円には大浴場(男・女)、貸切風呂3ヶ所、そして森の湯・2種類(すべて別棟・無料)とあり、

入ろうと思えば6つの風呂に入れます。

最初にいったのは貸切風呂(1ヶ所工事中でした)、空いていた小さい方へ入ります。

3つともそれぞれ内風呂付きの露天風呂です。

 

 

最近は小さいからとガッカリしません。

掛け流しであれば、小さい方が常に温泉が新鮮なのです。

素敵な景色を見ながら妻と入りました。

 

 

こちらは貸切風呂の棟にある休憩所、囲炉裏のある広い部屋です。

温泉で火照った体を休めるのに最高、メンテナンスもしっかりしてとても綺麗です。

 

 

さあ次は森の湯へ、温泉のはしごです(笑)。

ちょっとだけこんな気持ちの良い道(せせらぎの小径)を歩きます。

写真の右側はすぐ川です。

 

 

どうです?素敵な雰囲気ですよね。

夜8時で男女入れ替えです、私は「釜湯」で妻は「岩湯」でした。

 

 

ここから入ります。

中はまだ新しく、とても綺麗でした。

 

 

私だけだったので写真を撮っちゃいました。

まさに森の湯。

聞こえるのは川のせせらぎと鳥の声だけ、至福の時間でしたねえ。

 

 

いい風呂に浸かり、部屋で小休止するとお待ちかね夕食の時間です。

予約時期が早かったせいか個室風の囲炉裏に席が取ってありました。

座敷の囲炉裏と違って楽ちんです。

すでに芋の五平餅と岩魚には十分火が通っており、すぐ食べられます。

 

 

まずは旬彩、天子の杉板焼きと銀杏。筒状に杉の板で丸めて火を通してあります。
楊枝にさしてあるのがムカゴ、ホクホクと美味。
その右はいんげんを鶏肉で巻いたもの。
それと甘唐辛子の味噌炒め、酒がすすみそう(下戸ですが)。

 

 

こちらがその杉板焼き、さらに中は朴葉にくるまれて焼かれてますのでいい香りです。

 

 

今回特別にメニューに入れていただいた飛騨牛朴葉ステーキ。

食べ頃を考え早めに火にかけます。

 

 

こういった小鉢の座付にも手は抜かず、とてもうれしい。
美味しかったです、焼き舞茸とほうれん草の和え物。
クコの実がアクセントで全体的になんともいえず爽やか。

 

 

モチッとした食感で中がサクッとした「蓮根まんじゅうのお吸い物」、いい出汁加減でしたね。

 

 

朴葉ステーキに火が通るのを見ながら、熱々のこちらをいただきます。

良く火が通っており、岩魚は尻尾から四口ぐらいでパクッといただきました。

「芋五平餅」は五平餅?という感じでしたが、しっかりとした芋の食感で、

ぬってある香ばしい味噌ともども美味しくいただけます。

右は姫リンゴを甘く漬けたもの、とてもサッパリのいい口直しです。

 

 

そしてお待ちかね朴葉みそに絡んで食べ頃の飛騨牛(ちょっとレア気味)をいただく。

とても柔らかくジューシー、そして何より味噌に負けてないのにはほんとビックリ。

大正解でした。

昨日の夜もっと食べたかった飛騨牛のリベンジ完了といったところ。

 

 

続々来ます。

こちらは信州サーモンのタタキ、とても綺麗な色でいいタイミングのさっぱり系である。

 

 

朴葉ステーキが終わったと思ったらまたまた飛騨牛の連続攻撃。

こちらはレギュラーメニューに入った飛騨牛の網焼き、霜降り加減が素敵でした。

 

 

一緒に焼いた野菜もパプリカは普通ですが、満願寺・ペコロスといわれる玉ねぎや獅子唐?

がお初の味でした。
ストレートな肉の味がまた格別でしたね。

 

 

そろそろ終盤そばがきと宿儺かぼちゃの揚げ出し。
好みによるでしょうが、全体的に薄味傾向なのは好感が持てました。
ここで釜炊きご飯、赤だし、香の物が出てきてもう無理だろうと思いきや・・・、
おこげの入ったご飯が美味しいこと、朴葉みその残りでおかわりしてしまいました。

 

 

締めは水物、爽やかな黄色の宿儺かぼちゃムースと洋梨それに黃華という葡萄がデザートに。
ペロッといちゃったので写真を忘れました(笑)。

 

 

質・量ともに大満足の夕飯でした。

飛騨牛も凄かったが、釜炊きご飯は特筆もの。

おこげご飯の香ばしかったこと・・・。

 

満足して部屋へ戻る途中に見つけた果物の飾り。

 

 

部屋の前の廊下。
足下の竹かごを使った照明がいいムードを醸し出し、
間接照明をうまく使って落ち着いた雰囲気です。

 

 

食後と寝る前に2回入ったやはり別棟にある大浴場。
暗くて外の景色はよく見えませんが、半露天です。
そのため洗い場は壁に区切られており(別室になってる)冬場でも寒くならない。
半身浴もできるミストサウナ室もあります。
この浴槽深さがいいです、手前の段に腰掛けて半身浴、奥にいってしっかり肩まで浸かれます。
川の流れと虫の声だけが聞こえる素敵なバスタイムでした。

 

 

男女風呂の入口にはこのお休み処があり、飲める温泉がチョロチョロと出ております。
温泉のこぼれ落ちる竹には湯の花がビッシリ。
素晴らしい。

 

 

そばに冷蔵庫があり、牛乳、ビール、清涼飲料水などが入れられており、

記名するだけで飲める。
私たちは二人でフリーザーから飛騨古川の名産牧成舎のアイス最中をいただきました。
少し堅すぎて、部屋に持って帰ったころが食べ頃だったかも。

なんたっておすすめがこれを「レンジでチンする」ですからね。

 

 

これはロビーにあるお土産処の天窓。
きれいなステンドグラスが2面ありました。

 

 

これは廊下のお花。
次の朝コスモスに変わってました。
こうした気遣いは素敵ですね。

 

 

飲物の自動販売機(笑)。
冷たい湧き水で冷やされています、やはり記名式。
ほんとに冷たかったですよ、Webで宿泊予約した人はどれでも100円(酒は別)。
大きな製氷機も完備、ありがたいサービスです。

 

 

 


飛騨高山と世界遺産の旅(白川郷編)

2009年09月21日 | 01. ドライブ・旅行記

旅の二日目、いよいよ世界遺産白川郷(荻町)を訪ねます。

 

昨晩のお酒のおかげでぐっすり眠れ、朝5時過ぎに目覚める。

ホテルの展望風呂に入り、せっかくだから散歩に行こうとなる。

すぐに着替えてまだ休んでいる妻をホテルに残し出かけます。

 

ホテル前の道路、まだ人影も無し。

 

 

6時前にもかかわらず、自転車に乗ったおばあさんに「おはようございま~す」とあいさつ

されながら追い抜かれた、慌ててこちらもご挨拶(笑)。

朝から清々しい気持ちになれますね。

 

高山陣屋ではもうすぐ始まる朝市の準備に忙しそう。

 

 

中橋から見える景色は静かで朝露に濡れている様子。

 

 

上三之町の南端から入ります。

 

 

昨日匂い袋を買った「能登屋」さんから南を眺める、

素敵な眺めです。

 

 

すでに打ち水がされてます、灯された電灯がまだ時間の早さを物語る。

 

 

さんまち辻から北側・上三之町中心部を眺める。

 

 

柳橋辻から上三之町南側を眺める。

 

 

柳橋辻から上三之町北側、昼間人力車がたくさん待機していたところ。

 

 

角のみやげ物屋「三川屋本店」、こうした角度で撮るととても広く感じますよね。

 

 

早朝の川沿いは流れの音だけでとても気持ちがよい。

 

 

6時10分過ぎ、さすがに車・人の往来が見え始める。

 

 

約40分の早朝散歩、出がけは長袖でも少し肌寒いくらいでしたが、

ホテルに着いた頃には少し汗ばんできました。

 

 

お腹もすいてきて、妻と荷物を整理してから“ホテルアクティ”での朝食へ。

 

 

一人五千円弱でリーズナブルなホテルだった。

 

 

さあ時間も8時過ぎ予定より少し早めだが、いよいよ世界遺産白川郷へ向け出発です。

いつもドライブに携行しているメモリーナビも今回高山~白川郷のコースだけは × です。

道中ナビの自車マークが道なき道を走っておりました(笑)。

 

空いた道をいくつものトンネルを抜け高速に乗るとまたもやほとんどトンネルだけのコース。

特にこの「飛騨トンネル」は関越トンネルに次ぐ2番目に長いもの(全長10.7㎞)。

 

 

素晴らしい天気で、トンネルだらけの道から解放されたこともありとても爽快。

せせらぎ公園駐車場に着いたのが9時前、45分くらいで到着です。

 

 

まわりにはいたる所に合掌造りが、ムードを一挙に盛り上げてくれます。

 

 

まだこの時間観光客も少なく、先に展望台からの眺めを楽しむことに・・・。

 

 

城山展望台行きのシャトルバス、9:00の始発に乗り込みます。

 

 

5分くらいで到着、トイレに行った妻を待つ間駐車場の樹の狭間から素敵な景色が・・・。

 

 

やってきました展望台。

素晴らしい眺め、まさに絶景です!

山に囲まれた合掌造り集落(荻町)と遠く見える白山連峰、

このパノラマは写真には収まりきれません。

 

 

どうですこの景色、“タイムスリップ”とか“おとぎ話の世界”とかの比喩がありますが、

まさに納得ですね。

 

 

この絶景も10分で飽きますよとバスの運ちゃんが云ってましたが、とんでもないです。

こちらは荻町城址からのもの。

広くは見渡せないが、木立がうまく合掌造り集落を切り取ってくれて捨てがたいアングルです。

 

 

城址には小さな祠があり、とても綺麗にされて心洗われる気分ですね。

 

 

世界遺産と記された大きな岩の記念碑と一緒に写真を・・・。

 

 

ここからの景色はしっかり脳裏に焼き付けられた。

40分近くも楽しんでしまった、集落もじっくり見たいのでさっそく下へ降ります。

こんな坂道をゆっくり下ります、天気もよく日向はとても暑いのですが木陰に入ると

とても涼しいのです。

 

 

 

合掌集落の図柄のマンホール。

 

 

集落に着くとあちこちにきれいな花が咲いています。

素敵な写真が撮り放題。

 

 

水路には冷たいきれいな水が流れ、とても癒される景観です。

 

 

農作業をするお百姓さんと合掌造り・・・絵になります。

 

 

まず訪ねた和田家の近くの蓮池、紅白のきれいな蓮の花がいっぱいです。

 

 

先程絶景を眺めた展望台が見えます、木々の緑と空の青がいいコントラストです。

 

 

こちらが和田家住宅、たいへん大きな立派な造り。

 

 

この分厚い茅葺きの屋根すごいです、メンテナンスの大変さもうかがえます。

 

 

板の間に囲炉裏、まわりに畳が囲むように敷かれとても寛げます。

 

 

広い部屋を必要とする養蚕が合掌造りをつくったといわれる。

1階住居部分を大工が受け持ち、屋根部分の材料調達から造作・屋根の茅葺きまで

村人の協同組織「結(ゆい)」が受け持つという、費用をかけない先人たちの知恵である。

この太い梁がピンポイントでただ乗っかっているだけなのだから見れば見るほど不思議、

かつ驚きである。

妻面につくられた障子窓からは十分な明かりと涼しい風が抜け快適な空間となっている。

 

 

こちらも十分広さを確保された屋根裏部屋。

こうした結束にはわら縄とネソといわれる樹木の幹が使われているだけで釘やかすがいなどは

高価なため使われなかったという。

 

こうした合掌造りの勉強は高山の「飛騨の里」の方が静かで、かつ素朴な建物自体が語り

かけてくるようで理解しやすかった。

 

 

ただし飛騨の里では感じられなかったのがこうした生活感。

人が生活していなければ出てこない「今」という部分。

ほぼ一年中生活の場に他人が入り込むというのは辛いことも多いのでは・・・。

実際心ない観光客により指定区域外への進入、戸を開けるなどのプライバシーの侵害など

恥ずべき行動が問題となっているらしい、絶対に慎んでもらいたいものだ。

 

 

涼しかった和田家を出ると外は暑い、暑い。

でもやはりこうして収穫前の稲田と深緑の山の中で見る合掌造りは素敵です。

 

 

普通の民家もあるのだが、不思議にも視界に入ってくるのはこうした合掌造りばかり。

 

 

途中見つけた唐辛子の無人販売所、魔除け、招福の意味があるようだ。

 

 

さらに進むとひときわ大きな合掌造り、神田家だ。

 

 

お向かいには長瀬家が、こうした見学できる立派な合掌造りがいくつもあるのが

世界遺産・白川郷でも荻町の凄いところか。

 

 

脇を流れる水路にはたくさんの魚が、こちらは虹鱒(?)。

ゆらゆらと泳いでました、底に影が映っているのでまるで飛んでいるよう。

 

 

たくさんの観光客がカメラを構えていたのがこの合掌三羽がらす(笑)。

きれいなコスモスも咲いて絶好の撮影スポットでした。

 

 

明善寺庫裡が見えてきました。

この角度からの庫裡は迫力ありましたねえ。

 

 

庫裡の屋根も素晴らしい。

この角度のある勾配が雪を落ち易くし、東西に向く屋根面が茅を乾きやすくする、

よく考えられている。

 

 

こちらの庫裡は上の階からの眺めも大変よく、広さもあり快適。

 

 

様々な農具・民具が展示されている。庫裡ではしてなかったであろう養蚕の様子まで。

 

 

窓からは木立の間に茅葺きの鐘楼門が、誰が突いているのかも分かりますね。

 

 

こちらの囲炉裏にもたっぷり火が炊かれているのですが、不思議に暑さを感じない。

 

 

明善寺は約230年前に建てられた浄土真宗の寺。

本堂(なんと総欅造り)、庫裡、鐘楼門がすべて茅葺きというのは珍しいということだ。

 

 

「よきち」など合掌造りの民宿が建ち並ぶ一角から見る荘川、落ち着いた景色です。

 

 

メインストリートを挟み両側の見学を終え、こちらの今藤商店へ・・・。

 

 

お目当ては飛騨に来てはまった「飛騨牛コロッケ」。

塩がふってあり、若干喉が渇くが美味しかった。

 

 

こちらは妻へのおすすめ「すずや」さん。

 

 

この合掌造りの形をした今川焼きのようなのが「すず焼き」です。

粒あんとカスタードが選べる(100円)、ふっくらとした食感がウリ。

 

 

帰りはこのであい橋を渡ります、人が多く揺れてました。

 

 

こちらは昼食までのつなぎを見に行った主婦の見方「元気な野菜館」。

 

 

ロハスな食材がいっぱい、そして安い。

美味しそうな宿儺かぼちゃの蒸しパン、よもぎパンそして懐かしい瓶のラムネをいただく。

 

 

世界遺産をたっぷり3時間半、合掌集落・荻町を楽しみ妻も満足・・・。

 

 

荻町を出発して二日目の宿、奥飛騨をめざします。

 

平湯につづく・・・。


飛騨高山と世界遺産の旅(飛騨の里編)

2009年09月20日 | 01. ドライブ・旅行記

高山市民憩いの場で昼食、そして西地区の飛騨の里へ。

 

高山陣屋から昼食に向かったのは高山城址のある城山公園。

距離はそれほど無いのだが、若干高台にあるので登るのにこの暑さは参った。

こんな感じで最初はなだらかに、最後はかなり急な階段を上っていく(近道でしたが)。

 

 

とても急な階段を登りきる頃こんな開けた景色が目に飛び込んできます。

遠くの山まではっきり見えましたねえ。

 

 

城山公園はとても広く、私たちが行ったのはそのほんのとば口にある二ノ丸児童公園。

そしてこちらが目的の「むさし」、茶屋みたいな感じです。

 

 

天気のいい日曜日のお昼なので、すでに地元の親子がいっぱい来てました。

恐る恐る中に入ると景色の良さそうなテーブルがひとつだけ空いてました、ラッキー。

窓がないので席からも先ほどのいい景色が涼しい風とともに開けます。

 

 

名物高山ラーメンをどこで食べるかずいぶん迷った結果地元のBlogをずいぶんと漁り、

ここにたどり着きました。

ここは他にもおすすめがあり、

こちらがそのおすすめされていた「みそおでん(5本で400円)」と「五平餅(150円)」。

みそおでんは出汁のよくしみ込んだコンニャク、玉子、大根、鶏など甘辛いみそが絡み

とても美味、ビールなどが欲しくなりそうです(私は下戸ですが)。

五平餅はぬられたエゴマのみそがとても香ばしくモチッとした食感もGoodでした。

 

 

こちらがお待ちかね中華そば(550円)。

あっさりスープに細めの縮れ麺、山菜は他の有名店では入れませんけど・・・。

とても美味しかったです。

 

 

お店の目の前には見事な、高山を治めた「金森長近公之像」があります。

 

 

いい景色を見ながらの高山ラーメン大正解でした。

ガイド本にこだわるより地元の声を聞くべし、ですね。

さあ、午後のメイン飛騨の里へ行くべく駐車場へ戻ります。

上三之町を逆から歩きます、また違った発見が・・・。

 

 

盛りは過ぎているのでしょう、数は少なかったがきれいなスカイブルーの朝顔。

 

 

行きに見落としたお香のお店「能登屋」に寄りました。

 

 

童心に返るように引き付けられたお香を剣のように持つさるぼぼ戦士、

さんざん迷いながら結局断念し(笑)、

私と娘の車用に車内に置ける白檀の香りのお香を二つ求めました。

 

 

飛騨の里、まずはこちらの「小糸焼窯元直売店」に寄ります。

こちらのPotter(陶芸家)長倉大さんに彼のBlogで高山の道路事情についてお世話になり、

そのお礼をと思ったのですがあいにく不在でした。

こちらでは欲しかったトクサ模様の丸珈琲椀と小糸焼き独自のコバルトブルーの釉薬

“青伊羅保釉”の湯呑みをいただいてきました。

 

 

妻お待ちかねのカフェタイム、すぐそばの「松倉山荘」です。

こちらも地元Blogerのおすすめ。

珈琲も美味しいと聞いていたのですが、おすすめだった「グリーンティー・セット」をチョイス。

濃いめの抹茶をアイスでいただく、添えられたわらび餅は“早蕨”のリベンジ。

心地よい苦みと甘味で気分リフレッシュできました。

 

 

こちらのお店には奥に野草園とこうした民芸品売り場もあります。

お土産にいいかも・・・。

先ほど寄った小糸焼きの次男・研さんの作品も前列に並んでました。

 

 

そして来ました「飛騨の里」、高山の人は合掌造りの集落としては荻町よりこの飛騨の里や

五箇山をすすめます。

真偽のほどはと訪ねました。

 

 

入口をくぐるといきなりこの景色、ハートをギュッとわしづかみという感じ!

 

 

松倉山の地形を利用して住居だけでなく炭焼き小屋、水車小屋、木挽き小屋なども移築し

往時の生活の場がコンパクトに再現されています。

コンパクトといっても1時間では廻りきれません。

 

 

合掌造りの家は様々な年代のものがあり、少しずつ特徴が違います。

でもどちらもこのようにきれいに手入れされており、こちらは床が黒光りしてました。

 

 

いいでしょう、このアングル。

収穫直前の車田の稲の後ろに堂々と立つ合掌造り、緑の森と蒼い空・・・。

里山の景色にほのぼのとした気持ちになります。

 

 

珍しく妻面に出窓を持つ合掌造り。

決して読めない「旧八月一日家」、ほづみと読みます。

 

 

囲炉裏のある土間かと思ったら、床面はきれいに石が敷き詰めてあります。

とてもおしゃれです、今に通じるセンスですよね。

 

 

こちらは旧田口家、やはりよく手入れされています。

広い畳部屋が特徴、名主として地域の中心となっていた家柄がうかがえます。

 

 

飛騨の里を廻っていてひときわ心を捉えた景色がこれ、「旧若山家」。

林の中を抜けると薄暗い木立の中からひときわ明るく姿を現します。

いい場所だなあと思って調べるとこの合掌造りは飛騨の里誕生のきっかけなのだそうだ。

二度の移築に耐えた見事な景観である。

 

 

建物内部も広く立派な作り、一軒の家に家長、兄弟、使用人家族など数十人が暮らしていたという。

どの合掌造りも囲炉裏にはかすかながら火が炊かれています。

 

 

こちらでは二階に上がり合掌造りの構造を見学。

この太い屋根の梁が鉛筆状に尖っていて、それぞれ桁にピンポイントで乗っかっているだけ、

不思議ですねえ、力強いですねえ。

 

 

ほとんどの家が一階が住居、二階以上が養蚕の場だという。

すのこ状の床なので下で炊いている囲炉裏の煙が届きます、

この熱と煤が木を乾かし長持ちさせるということらしい。どの木も真っ黒。

 

 

つづいて立保神社拝殿・舞台を見てそろそろ最後かなと思い寄った「旧新井家」。

こちらではつい先程まで機織りの実演が・・・、満足げに出て行く外人さんが二人。

後片付けをしているおばあさんに「今日はこれで終わりなのごめんね」と・・・残念。

とても大きな機織り機でした。

 

 

閉館ギリギリまで見ましたねえ~。

出入り口付近の休憩所にはこんな周囲の山が説明されたボードが。

天気がいいのですべて解説通りに見渡せました。

 

 

だいぶ陽が傾いています。

吹く風は涼しく大変気持ち良く、この景色・・・

時間を忘れそうです。

 

 

この飛騨の里、絶対のおすすめスポットですね。

白川郷へ行くとしても高山に来たらぜひ寄って下さい、記憶に残る場所です。

 

朝から高山を堪能してホテルにチェックインしたのは午後5時過ぎ。

ホテルの窓からは暮れ始めた陽を受けて山々が素敵なグラデーションを見せてます。

私より朝早かった妻は到着後すぐ横になって小休止です・・・。

 

 

ホテルは朝食のみ、夕食は昼間通った「京や」さんに予約を入れてます。

夜のさんまちを楽しむため6時半頃またもや出発です(笑)。

 

入口がライトアップされていた高山陣屋前での一枚。

 

 

中橋に着く頃急に暗くなり出し、フラッシュ必須に。

人はほとんど歩いていない・・・日曜日・夜の高山。

 

 

朝からたっぷり一日高山を堪能した二人は徐々に町に溶け込むの図(笑)。

なんちゃって。

シャッター速度がめいっぱい遅くなっているのに気付かずすぐに動き出す二人(大笑)。

 

 

7時前だというのにすれ違う人は2~3人程度、

二人でたっぷり「静かな夜のさんまち」を味わってきました。

 

 

江名子川「桜橋」際にあるこちら京やさんに到着。

 

 

入ってびっくり、お客は私たちを入れてわずか4組ほど。

日曜日なので地元客がいないのでしょうね。

 

まずは定食類を避けて一品料理でいきました。

食べたかったころいも。

甘く煮付けた加減もよく大変美味しかった、妻はお代わりするほど。

 

 

そしてこちらが私のお気に入り、「こもとうふ」。

豆腐をギュッと凝縮した食感がいい、やめられない美味しさ。

 

 

こちらは富山から入る魚介類も新鮮ということで、「甘エビ」の刺身。

 

 

もう一品「カンパチの刺身」。

どちらもプリプリでたいへん美味しゅうございました。

特に甘エビはおすすめかも。

 

 

下戸なのにもかかわらずあまりに美味しい肴がいっぱいで、

飲みやすそうな地酒「にごり酒」を注文す。

1合だけだったのだが、やはりこの後ひびいてしまった(笑)。

 

 

そして待ってました大統領!特選飛騨牛網焼きです。

見事な霜降り加減です。

 

 

美味しいと聞いていたあげ焼き共々焼きに焼きました。

焼き過ぎだけは気をつけて・・・と、思い出しながらよだれが出ます(笑)。

野菜も美味しかったですね。

飛騨野菜だそうですが期待の「飛騨ネギ」だけはまだ時期が早くて残念がら無し。

 

 

美味しい料理を楽しんだ後は京やさんのお母さんの飛騨自慢が始まる(笑)。

飛騨の匠の話などためになり面白かった、

このミニチュアはお兄さんの作品らしい(だったかな?)。

細部にわたり忠実に再現されていた、階段タンス、火鉢にコタツ。

 

 

おかみさんのお兄さんは相当な技の持ち主だったらしい、

この白鳥も作品らしいがとても素晴らし出来だった。

 

 

話は尽きなかったが、この後の飛騨物産館での買い物も待っているので

お開きとさせていただいた。

 

お店の前の桜橋でタクシーを呼び待つことに。

青い街灯の上に光るのはお月様です、ほぼ満月でとても綺麗に輝いていた。

外はとても静かで少し寒いくらい、江名子川のせせらぎもうるさいくらい。

 

 

タクシーで10分ほどで高山グリーンホテルにある「飛騨高山物産館」へ。

入口はまさに高山陣屋。

奥に見える足湯を通り、とても広いフロアにはいっぱいの飛騨名産品が、

ところが先程の酒がこのころまわり始め、肝心の買い物は妻に託し・・・トホホ。

 

 

酔いを覚ましながら5分ほど歩いてホテルに帰り、ひと風呂浴びて明日に備え床につく。

 

早朝のさんまちへつづく・・・。


飛騨高山と世界遺産の旅(さんまち編)

2009年09月20日 | 01. ドライブ・旅行記

初秋の飛騨高山~白川郷~奥飛騨へ2泊3日で行ってきました。

久々のというかこれほどの距離を走ったのははじめてかな。

9月6日(日)の午前4:20頃出発し、

関越~上信越~長野自動車道で松本IC.を目指す。

途中「東部湯の丸SA」で休憩し、順調に松本IC.を経由する。

下道に出てからはもっぱら158号をひた走る。

 

こちらは8時前くらいに通過した梓川にある奈川渡ダム近辺。

 

 

朝陽まぶしいなか休憩場所「赤かぶの里」に到着。

結構広いドライブインという感じ。

 

 

レストランにお目当ての「宿儺かぼちゃソフト」を発見。

きれいな黄色で口当たりはまさにかぼちゃかなと思うのだが、

強烈なかぼちゃ風味というほどでもなかった。

 

 

高山には9時半ごろ到着し、観光に便利な中心部の駐車場へ車を預けた。

日曜日とはいえこの時間ではまだまだ空きはいっぱい。

 

 

まずは(宮川)朝市へ。

歩いて2分ほど、すでにずいぶん人が出ている様子。

 

 

鍛冶橋を渡る前にあまりにいい匂いでこちらのみたらし団子を。

後ろの男の子の表情が・・・、始めて見たのだろうか。

落とすなよ。

 

 

美味しい団子をいただき歩き始める。

橋の中央にはおなじみこちらの足長像と、

 

 

手長像が、なんとも水木しげるの妖怪の世界である。

 

 

宮川朝市はさすがに大盛況、一番人気なだけはありますね。

あちこちから元気なおばちゃんたちの高山弁が聞こえてきます。

 

 

漬物や果物を試食しながら歩きます、横の宮川にはこうした遊歩道もあり

降りられるようになっていましたね。

 

 

朝市の区画はこちらの地酒蔵さんまで。

朝からたくさんの人が試飲してました。

 

 

弥生橋の下に、宮川と交わる江名子川に架かるかわいい風情の「千鳥橋」がある。

思わず記念写真を・・・。

 

 

弥生橋から次の橋「宮前橋」まで歩くと桜山八幡宮の一の大鳥居が。

かなりでかいコンクリート製の鳥居です。

 

 

人がいないときを狙って写真を撮っているのではありません、

人がほとんどいないのです(笑)。

こちらが桜山八幡宮。

この石段はそれぞれ一枚岩でできているそう、さすが匠の里。

 

 

外人さんが多かったですね、日本人は朝市とさんまちばかり(笑)。

古式に則り、家内安全を祈願してきました。

 

 

帰りは高山別院に通じる参道を江名子川めざし歩く。

途中この獅子会館の“人形からくり”を見たかったが、時間もなく断念。

 

 

江名子川にかかる中橋に似た小さい朱塗りの橋「桜橋」。

この日の夕食を予定している郷土料理の「京や」さんも見えます。

 

 

江名子川沿いは緑も多く、いくつもある小さい橋が風情をかもし、

とても気持ちが良かったです。

 

 

あまりの気持ちよさに古い町並みについたとき、

重要文化財・吉島家住宅を訪ねるのをすっかり忘れてました。

あの梁の格子を見たかったのですが・・・。

 

 

さすがに日曜日の上三之町、すごい賑わいです。

朝顔の咲く軒下には托鉢の僧が立っており、さらにいい雰囲気でした。

 

 

風情がありそな「藤井美術民芸館」、入館料700円/人。

高い、入れず(笑)。

 

 

お向かいに地酒蔵本店があり、みやげを物色していたら妻が「甘酒が安い」と

姉妹におみやげ2本もお買い上げ・・・重い!

 

 

さあ食べ歩き本格始動です。

まずは飛騨牛串焼きから・・・、1本500円のをチョイス。

さすがに柔らかいが、まあまあかな。

 

 

それより300円も安いのに美味しかったのがこちら「飛騨牛コロッケ」。

牛のはっきりした味わいで大変美味しかった。

帰り道にもまた食べて、娘たちにもということで2パックおみやげに。

・・・さらに重い!(笑)

 

 

柳橋辻あたりでは人力車がいっぱい。

町屋風情を人力車で楽しむなんて粋ですね、15分3,000円!

 

 

こちらはうさぎ舎の店内、すべてうさぎ関連。

さるぼぼならぬ「う(兎)ぼぼ」はかわいかったです。

 

 

こちらは“子鯛焼き”をいただいた「咲くやこの花」。

5個200円、ほんと小さい。

私としては普通の1個100円くらいのを食べたほうがよいかな。

 

 

そうですこの一角は人気の食べ物屋が軒を並べているのです。

 

 

坂口屋ではこんな料金箱が。

“代金はここへおく”とは強気な商売だが(笑)、札を置くとお姉さんがバタンと落とし

横から500円玉がスッと出てきます、さすが飛騨の匠。

 

 

これが“飛騨牛握り寿し”です。

ここのだけ食べて判断は無謀ですが、こんなもんかなという感じ。

もう2~300円足して生の握りを食べたほうが飛騨牛の実感がありそう・・・。

 

 

時折こんな感じで人が途絶える時がある、町屋情緒がふと楽しめます。

 

 

おしゃれなカフェ「手風琴(アコーディオン)」、

今回は午後の“飛騨の里”までカフェはちょっとお預け。

 

 

さんまち通りに出るとまた別の賑わいが・・・。

「我楽多市」でした、10月まで第一日曜日の開催だそうです。

午後4時まで歩行者天国にしての開催です。

陶器、ガラス器、ブリキのおもちゃなど見るだけでも楽しかったです。

 

 

上三之町から突き当たるのがこちら高山市政記念館。

 

 

お目当てはこちら、“早蕨”というわらび餅で人気の「いわき」。

ところがなんと8月末から2週間ほど夏休みをとってました・・・残念。

 

 

吉島家住宅に寄らなかったので時間がまだ早く、陣屋朝市も見られそうという事で

高山陣屋へ向かうことに、きれいな朱塗りの「中橋」を渡ります。

 

 

川の水もとてもきれい。

宮川朝市を歩いている時に魚の餌が売っており、大きな鯉が泳いでましたねえ。

 

 

緑、緑、緑・・・、暑さを忘れ癒されます。

 

 

陣屋朝市です、まだ30分ぐらい楽しめそう。

こちらは野菜や果物がお得意のようですが、やはり賑わっておりました。

終わり近い時間のせいかかなり割引して売ってました。

 

 

ひととおり朝市を廻って、いよいよ高山陣屋見学です。

 

 

陣屋御役所入り口にて記念写真を。

 

 

中はとても広いです。

こちらは北の御白洲、遠山の金さんみたいな人が出てくるところですね(笑)。

 

 

部屋もたくさんあります。

いろんな階層の人たち用に分けてつくってあるようです。

 

 

わざわざ「お座敷」と銘打ってありました。

床の間もあるし、位の高い人のためのものなのでしょう。

 

 

各部屋から眺められる位置に落ち着いた庭があります。

 

 

こんな感じで仕事の手を休め一服したのでしょうか・・・。

 

 

建物の中では台所が面白かったですね、中央にカマドがあります。

 

 

煙はどうなるのだろうかと思って上を見上げると、

高い天井の奥にしっかり窓がこしらえてありました、煙の抜けは良さそう。

 

 

反対側の座敷を囲むように土間があり、とても広く感じる空間を作ってます。

昔のこととはいえセンスのいい作りですね。

 

 

こちらは責めを伴うもう一つの御白洲。

責台と抱石(だきいし)がある、かなり痛そうです。

 

 

一番広い大広間では琴の演奏のイベントが・・・。

このときは「津軽じょんがら」を演奏してました、なかなかです。

 

 

広い高山陣屋をつぶさに見ていたら、時間を見ると1時間以上。

そろそろ切り上げて、お昼にします。

つづく・・・。


コメント

--------これより以下のコメントは、2013年5月30日以前に-----------
あなたのブログにコメント投稿されたものです。

小雪 [2010年1月5日 23:36]
年末に飛騨高山に行きました。(*^_^*)こちらのブログ参考にさせて頂きました。写真も綺麗に撮っていらっしゃるので、これからも頑張ってください。
ジェスロ・タック [2010年1月6日 1:35]
>小雪さん
コメントありがとうございます。
冬の高山行ってらしたんですね、羨ましいなあ。
私たちも今回の旅で是非「冬の高山~白川郷」を訪ねてみたいという思いがいっそう強くなっていたものですから。
私のブログを旅行の参考に・・・、とはありがたいお言葉をいただき励みになります、是非またお越し下さい。