ある天気の良い早朝、Cobbyと散歩途中に見てきた「芍薬(シャクヤク)」の花。
ピンクの大柄な花がたくさん咲いている、早朝ゆえ太陽の角度が低く、狭い一角にも日の当たる場所とそうでない場所がはっきりとしていた。
同時刻であるにもかかわらず、2枚の対象的な花を撮ることができる。つくづく「光の使い方』の良い勉強になる時間帯である。
まだ日陰になる場所で咲いている芍薬は背景の明るさの中にそのピンクと白が素敵な優しさを表現している暖かな写真となった。
そして低い朝日を浴びたシャクヤクは軽い半逆光が背景を隠し、コントラストの強い写りとなり、ボリューム感と立体感を伴う力強い生命力を感じさせるシャクヤクを演出していた。
同じ時刻の二枚の「シャクヤク」がその顔をこんなに変えて表現できるという写真の面白さを実感させてくれた、風景などでは特にだが、早朝夕刻の写真が面白いというのはこの2枚を見ていても納得である。
ああ、どこか遠くへ撮影行きたいなあ~...(笑)。