いきなり再会の「カワセミ」。
今日は休みだが家で仕事をかたす予定だったので、
昼ごろ息抜きに江川を定期巡回(笑)してきた。
ウォーキングも兼ねて周辺の田んぼを周りながら歩く。
まずはトゲのある枝にちょこんととまったスズメがお出迎えだ。
しかし醜い仕業だ。
いったい誰がなぜこんなところへ廃棄するのだろうか、
反対側の田んぼは重機が入り現在造成中・・・、自然が減っていく。
胸が痛くなってくる。
その田んぼの畦道には始めて目にした「カシラダカ」かな。
田んぼをぐるりと廻ると「あの木なんの木」まですぐだった、
きれいな紅梅が目に飛び込んでくる。
咲き始めという感じだが、これはもうすぐきれいに咲き誇りそうだ。
おとなりの木はいっぱいの蕾の中いくつかが花を開かせている。
こちらは赤い蕾の中に一つだけ大きな白い蕾か?
と近づいてみるとどうも違う・・・。
北本自然観察公園の日誌で書いてあったが、どうやら虫コブの一種ではないだろうか。
今日はいつもより橋一つ下流まで足をのばしてみた。
柳瀬川同様こちらも河岸工事が始まっている、最近は大水とかの被害を聞かないが
岸をコンクリで蓋をする必要があるのだろうか・・・。
あそこに見える葦も次の季節にはなくなっているのだろうか、これって何の保護なんだ?
岸辺に下りて歩いていたらどうやらカモたちの休息を邪魔したようで一斉に飛び立った。
歩いていた岸の下がくぼんでいていい隠れ家のようになっており、
飛び立つカモの数はおよそ40羽ほどもいた、ビックリ。
その飛んでいったカモたちをよそにオオバンだけは悠然と2羽で寄り添っている。
やはりつがいかなあ。
とその隣で見つけた「オオバンの幼鳥」、なるほどそういうワケか。
(※脇の羽の白、くちばしが若干赤い、等どうやら「バンの幼鳥」のようだ。
オオバンは飛ぶのをあまり得意としていないだけのようである。)
川の合流点にある中州にはいろいろな鳥が休息に来る。
前に柳瀬川で見かけた鳥と顔まわりの色づかいがちょっと違うようだが・・・、
イカルチドリか?
近くに飛んできた・・・、イカルチドリに違いない、たぶん(笑)。
そのあとにお出ましはカワラヒワ、5羽ほどで水浴びだ。
と、その時ファインダーの中をすごいスピードで通りすぎる派手な鳥が、
出た!カワセミだ。
ファインダーから目を離さず追いかけ必至にシャッターを切る、
わずか1枚のみ捕らえられたが、ピンぼけ気味・・・残念。
しかし先日のカワセミだとすればこの江川流域を餌場にしている可能性は高そう。
前回の遭遇との時間のズレは約2時間、この時間帯は要注意だ。
そばの枝にはいっぱい見かけるツグミなのだが、この角度は妙にカワイイぞ。
ここ江川では珍しくないマガモだが・・・、
これは何というカモだろうか?
首の周りに上のマガモと同様の白い線がはっきり見える。
しかし頭はほとんど黒、くちばしがけっこう大きく胸から下が赤くなっている。
怪我でもしたのかと思ったが、エクリプス(換羽)と関係あるのだろうか・・・?
不思議なカモを見たが、ほかの大多数には見られずいつもの場所でいつものようにのんびり。
休憩の邪魔をしたようでジロリと目がこちらを追っている。
自分の住まいから少し上流まで来たが、この辺から柵沿いに菜の花が植えられていた。
これから素敵な道になりそうだ、てっぺんの花は既にしっかり綺麗に咲いている
こうして川沿いに花を植えるのも、土手を削ってコンクリートで塞ぐのも同じ行政なのかなあ?
河川に関しては独自の行政部署がありそう・・・。
なんか複雑な感じだ。