with my Cobby

趣味の写真・カメラを中心にした雑記、愛犬Cobbyとの散歩撮を中心にオールドレンズ記事もプラスしてアップしています。

富士宮...世界遺産と盲導犬:後編

2016年06月25日 | 01. ドライブ・旅行記

二日目朝は5:30に起床、普段は低血圧で朝まるで弱いのですが、旅行の時はなぜかアラームの音一発でスッキリ目覚めることができるんです、不思議ですね(笑)。

外はとても静か、カーテンを開けてみると雨も未明にはあがったみたいでとても明るくなってきていました。足元で私の気配で目覚めたCobbyがすでに尻尾を大きくフリフリして散歩の催促です、さっそく顔を洗ってカメラを背負って出かけます。

まずは昨日富士山が見えなかった休暇村の展望デッキまで行ってみます、まだ太陽が顔を出さず森にも少しだけ雲がかかっていました、それでも随分と明るいですから陽は差しそうでした、相変わらず木々の緑がとても濃いです。


デッキ到着直後の田貫湖の様子、あいにくまだ富士山は見えず。


ただどんどん空が明るくなってくるのがわかります、風はほとんど感じないのですが空の雲はけっこう早く移動していました。その狭間から光が見え隠れしているので期待しながら少しデッキで待ちます。

湖面も穏やかで素晴らしい緑が鏡のように反射して素敵な幾何学模様を紡いでいました...


雲は相変わらず多めなのでCobbyも待っていることもあり、湖畔を時計回りに少し散策です。

少し歩いた四阿まで来るとだんだん富士山の裾が姿を現してきました。


湖面にも光が差し始め、待ってましたとばかりに先へ行きたがるCobbyを引き戻し展望デッキへ戻ります(笑)。

出てきました!とても大きな富士山です。


展望デッキからはこんな見え方をします。湖面に富士山がしっかり写ってきました...


しばらく様子を見ていたんですが、雲が多くこれ以上ハッキリ見えないので明るくなってきたこともあり湖畔を今度は反時計回りに移動します。


昨夜の​​​雨に濡れたたくさんのあじさいを見ながら湖南中央の大きなデッキまで歩きます、色が付き始めた紫陽花もしずくを携えとても瑞々しかったですね。


​中央のデッキからは早朝の光の中ならではの素晴らしい景観を楽しめました。富士山を含めこの朝の散歩がこの旅行のハイライトとなるくらいフォトジェニックでしたね。デッキ左側(休暇村方面)の景色です、朝靄のようなガスも幻想的なら、湖面の反射はとても神秘的です。

​ここからはまさに神秘的な写真のオンパレード!上の構図を少し広角気味に引いて撮ったものがこちら。もう上下反対にしても分からないような写真が撮れました(笑)、実際この目で見ていてもとても美しいんです。太陽もしっかり富士山の上に顔を出し始めており、その中でまだ小高い森に霞がかかっている状態なのでこういう写真が撮れたんですね。


​明るさが増すに連れて景色も益々エスカレートしていきます。これはお向かいで釣りを楽しむ人影を見つけ、写真のワンポイントに写させてもらったもの。すると先程と同じく木々の上の霞がまだまだ強いので湖面とのシンメトリーが俄然ハッキリしているのに気が付きました。

​もうこれしか​ないというアングルがこちら...

​​

​少し前に話題になった「ウユニ湖」のような写真が撮れました(^-^)v。今回のドライブでは富士山も入っていないのに最もお気に入りの一枚です。ぜひ大きくして見てみてください。ぽっかりと浮かんだような浮遊感を感じられると思います。​

空も写真のように青空が随分と見えるようになってきました。

​​​


​こうして見るとやはり霞ではなく雲そのものだったんですねえ...「風景写真は早朝か夕方が吉」とは聞きますが、まさにそのとおりですね。


​しばらく広い草原をCobbyと散歩しながら写欲を満たした充実感でコテージ方面に引き返していると、『おいおい、俺を忘れていないかい?』とばかりに再び富士山がハッキリと姿を出し始めていました。​




​どちらを見てもまさに雲が近い!普段見るスケールとぜんぜん違いますね。ここ田貫湖でも標高700~800mありますので納得の景観です。

元気な太陽が益々湖面を鏡にしていました...湖水の色がわかりません(笑)。

コテージに到着する頃、青空の比率も随分と増えて大きなヤマボウシの木に咲く白い花たちもその青空に映えてとても美しいです。

 

部屋に戻ったのが7時過ぎですから1時間半の素敵なフォトセッションでした、Cobbyもおりこうさんにしてくれて随分と助かりました^^。

そのまま妻を誘い朝食は先ほどの展望デッキのある本館でバイキングです。こちら休暇村富士にはたくさんの宿泊客がいたんですねえ、駐車場もほぼ満車。何でも全国の休暇村の中で客室利用率(回転率)が最も高いのがここ『休暇村富士』なんだそうで、納得ですね。

フロントのある3階のラウンジから先程までの雲が切れてこれまたみごとな富士山が見えてました。太陽がほぼ富士山の真上にあります、頂上に笠雲のようなものが渦巻いて見えてました。

 

食事会場に入るとやはりたくさんのお客さんでいっぱいでしたが幸運にも窓際に一つテーブルが空いており、私がすかさずゲット(笑)。妻から『少し暑くない?』と言われた、たしかにまだ朝7時過ぎなのだが大きな窓(カーテンはあるのだが)に太陽光が物凄い勢いで降り注いでいる感じだった。

そう、先ほどの青空そのまま天気が大変良いのである。でも私はこの席譲れません、妻も諦め顔でソクサクと食材を集めに料理の方へ向いました^^。

もう私は料理などの写真どころじゃありません 、窓の外が気になって気になって(笑)。でも休暇村の食事はとても美味しかったです、バイキングとはいえそれほどバラエティはありませんがクオリティはそこそこ高いですね。特に吉田うどんでしょうかクラッシュアイスに乗せられて締まった喉越しとコシの強さはとても素晴らしい逸品でした。

食事中は時々カーテンを少し開けて富士山の勇姿を確かめますがまさに素敵な眺めです。


この時期夏場にかけては雪が溶けてそっけない(ような)姿になりますが、まるで頂上を巻いている雲が「雪があればこんな感じですよ」的な演出をしているようでした(笑)。

食事が終わると妻を誘い下の展望デッキで休暇村最後の絶景を楽しみます。


手前を流れる雲が時折その姿を隠しますが、うまく頂上が見えるタイミングもあり、なんとか富士山ありの「休暇村富士」を楽しむことができました。

もう私的には朝のベストショットもありこのまま帰ってもいいくらいの充足度だったのですが(笑)、天気を期待して楽しみな二箇所を二日目に回しましたので予定通り9:30にチェックアウトして休暇村を出発しました。

今回は妻の誕生日のお祝いでしたので勘定は私が...じゃらんのポイントを使ってコテージ大人二人で〆て15,000円ちょい。ここはワンコがいても料金取られないのは良心的ですね(まあケージがあるだけだったせいかな)。私の小遣いにも負担がそれほどなくとても楽しめました...^^。

二日目最初の訪問地は比較的近場、定番の「白糸の滝」から。

富士山が世界遺産に認定されて内外の観光客が増えると見越してのことか駐車場からトイレ、そして観光案内所まで出来立てのようでとてもきれいでした。駐車場から少し歩き始めるとすぐに「音止めの滝」が見られます。朝一番の好天の下、とても気分爽快ですね。


もうこの近辺から白糸の滝も少し遠いですがきれいに見えていました。力強さでは負けても美しさとスケールという点ではこの音止めの滝の数段上をいってますね。


上の写真に見える観瀑ポイントまで降りていきます。

​​​​​​途中の橋まで来ると滝から舞い上がってくるミストが溢れんばかりに降り注いでくるようでマイナスイオンをたっぷり感じることができます。そしてこの滝の横の広がりは素敵な景観です。

​滝に近づくと、舞い上がる滝のミストが実際の目にも写真にも...撮影には少し邪魔でしたが、滝壺周辺の綺麗な水の色や岩伝いに流れる滝の様子は良い感じで切り取れますね。

​これだけミストが多いというか滝の飛沫がたくさん舞い上がるので(上の写真の男性の)背中方向から太陽が当たるとこちらではよく虹がかかるのが見られるのでしょうね。

​見学コース終盤では上から滝を見下ろすことができますがさすがにミストが届かずとても綺麗に撮ることができます、ただし一番大きな一本が木に隠れますが・・・。

またこのスポットからは富士山と白糸の滝のコラボも写真に収めることができるのですが、あいにくこの時は富士山が雲の中でした...残念。

最後に頼朝が巻狩の折に鬢のほつれを直したと言われた「おびん(鬢)水」も見てきました、洞穴のようなところで富士講の開祖長谷川角行が水垢離(みずごり:水浴び)を取ったところともいわれているそうです、窪みが真っ青です。


さあ40~50分白糸の滝でマイナスイオンをたっぷりと浴びた後は富士の裾野をぐるっと半周ほど廻って山中湖の手前まで走ります。

☆☆☆☆☆☆☆

昨日の小雨の降るなか本栖湖・精進湖を見た展望所からは青空と真っ白な雲の下に広がる青木ヶ原から湖にかけての景色が見られました。

ただ11時過ぎくらいですが暑くなってきているのでなかなかスッキリとした視界が得られない感じでしたね。

​​

​<本栖湖​方面>

​<精進湖​方面>

到着前にみやげを物色するため「道の駅なるさわ」へ寄ります。

地元の果物や野菜が沢山並んでいました、なかでもさくらんぼが大変甘くておいしかったですね。空腹だったらこちらで大量の大根の千切りをのせた名物の「せんどそば」を食べようかと思っていたのですが朝食のバイキングがきいておりふたりとも冷たい飲み物で済ませてしまった。

この時間あたりからずっと綺麗な富士山が見えていましたねえ(道の駅なるさわにて)。


だいぶ日差しが強くなってきました、さて道の駅にてしばしの休憩の後向かったのが富士山の伏流水に水源を発する湧水池「忍野(おしの)八海」です。


こちらに着く午後1時ころはとにかく暑かったですね、Cobbyの給水のピッチも早かったです。そしてなんといっても中国人観光客の多さに驚きです。バスで団体さんがどんどんやってきていました。


また不思議に一番メインな上の「湧池」の周りにたむろして写真を撮っている方が多く、すぐそばの「鏡池」、ましてや「菖蒲池」まではほとんど行きません(^^;)。

​​鏡池​​なんか富士山入れて素敵な写真が撮れそうですがねえ...^^、とても良い雰囲気でしたよ。

池の中には大小様々な種類の魚が泳いでいます、きれいな水の中で気持ち良さげに泳いでいました。​私達もさすがに一番遠い​「出口池」までは行きませんでしたが(^^;)、一番奥の菖蒲池を周り富士山を見ながら四阿でしばし休憩させてもらいました。もうCobbyも水をガブガブです(笑)。​

​​


まあそれにしても平日(金曜日)でこれだけ(中国)人を見るとは思いませんでした、マナーの悪い人は見かけませんでしたが相変わらず自撮り棒の多さには圧倒されます^^。涌池はこんな感じで構図を作ったほうが「静かさ」を感じますね(笑)。


この日は早朝から動いていましたので、この暑さのせいもあり二人とも疲れが出てきましたねえ、「そろそろ帰ろうか」の掛け声ですんなり帰路へつきました(笑)。

帰りの中央道も談合坂SA(下り)で休憩し、ようやく遅い昼食をとりましたが、さすがにCobbyをドッグランで遊ばせる余力は残っていませんでした(笑)。

☆☆☆☆☆☆☆

初めて中央自動車道を運転しましたが、やはり馴染めませんでした(^^;、荒れた道もけっこうあり走っていて面白く無いですね、あくまで私見ですが・・・。やはり関越・東北道方面のほうが自分には水が合うみたいです。ただ自宅からは近いのは確かですね、のんびり走っても2時間で余裕で行ける手軽さはとても魅力でした。

次があれば冠雪している富士山を見に行くかな...。田貫湖も良かったし、休暇村からの景色はとても素晴らしくまた行きたいと思わせてくれました。

やはりワンコ連れドライブはかなり下調べをして行かないと楽しい旅はむずかしいですね。今回の反省点は「ランチスポット」かな...次回はじっくり調べてみましょう。​

富士宮ドライブ...fin


富士宮...世界遺産と盲導犬:前編

2016年06月25日 | 01. ドライブ・旅行記

​6月16日~17日に妻へのバースデイプレゼントで一泊二日の富士宮方面へのドライブへ行ってきました。中央道は昔から何かと敬遠していたのですが念願の「富士山のお膝元へ」が自分の運転でようやく実現しました。今回の目的はもちろん妻への温泉旅行が主体ですが、世界遺産の富士山周辺をぐるっと回って楽しんでこようというもの。

天気予報によるとあいにく初日が雨模様ということだったので自宅をゆっくり朝8時に出発しました...圏央道から中央高速へまだ雨も降り出さないためか順調に走れ、談合坂SAにて最初の休憩をとりました。

妻は朝食の「すたどん」を買出しに、その間私はドッグランへ向かうが二組ほど先客があり暴れん坊?のCobbyはリード外さずに遊ばせることとなった。

 ※このCobbyの舌なめずりは近くの屋台の美味しそうな匂いに釣られているところ…


河口湖ICを降りて30~40分、もうすぐ目的地という山間部にて本栖湖と精進湖を望む。

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​[本栖湖方面]​[精進湖方面]

​​ ​相変わらず私の雨男のせいでこ​の天気、ぽつりぽつり雨が降り視界は最悪。​


11:40 予定通り、最初に訪れたのは昼食場所として選んだ「富士ミルクランド」へ到着。


霧雨が降ったりやんだりの状況、ちょうどお昼なのだが談合坂で食べた「すたどん」が効いて二人ともランチはスルーとした。

平日でこの天気、業者の車とスタッフだけでお客さんの姿がない(笑)。とりあえず一周りしてみることに…

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​とてもでかい牛さん​​​だ、反芻しながらずっとこちらを見ている・・・。

​すぐそばに​は乳搾り体験スペースがあり、また違った種類の牛が繋がれている。那須でよく見かけるジャージー種であろうか。

​後ろに見える妻は​​​この先に見つけたドッグランの利用料を払っているところ、天気と閑散としている状況からか人間の入場料(300円/1人)は取らずにワンコ代300円のみ徴収でOKとの事だった^^。平日でこの天気じゃ商売上がったりですね…。​


随分と年季が入っているがとりあえず芝になっている広いドッグランでCobbyを放す、もちろんCobbyだけだ(笑)。

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​相変わらず最​初は写真のように妻についていくだけ、ところが離れた私を見つけるとものすごいダッシュ!

​妻と​私の間をしばらく何往復か楽しそうに走っていましたねえ。それこそ前回の那須・明治の森でのように喜々として走る姿は普段あまり見ることはないのでこちらも楽しくなってきます。

​ガソリン切れのCobbyが​給油してます(笑)。

​ベンチそばで見つけたテニスボールを投げてみると再びダッシュ再開^^。これがまたしつこいくらいにボールを投げろと催促されました、こちらもヘトヘト。​

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​ ​そしてとうとうCobby​もヘトヘト(笑)。​随分とCobbyの合羽が傷んでいた、っていうかこれ散歩用なのでこんな雨の中運動する時にはもう少し体にピッタリするものを用意してあげないといけませんね(^^;。

​ドッグラン​で随分と遊んでしまいました、まあたまにはCobbyがもういいというくらい遊んであげてもいいのかな・・・、これで今夜のCobbyはきっと爆睡だ^^。

ボールを投げた腕も痛くなってきたので皆でショップのあるテラスへ戻り人気のジェラートをいただきました。

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​​ ​​私は三ヶ日(みっかび)みかん、妻は朝霧イチゴのジェラートをそれぞれいただきました。みかんはスッキリ・ハッキリとした味でとても爽やかで美味しかった、イチゴはちょっと主張が弱い感じかな。先日那須の明治の森で食べたイチゴジェラートにはぜんぜん敵わない感じだ。

こちら富士ミルクランドは無料ということもあり気軽に立ち寄れるんですが、遊戯施設などはちょっと荒れ気味。それに比べレストランやショップはとてもきれい、この時も場内は閑散としているのに広い駐車場には学生をのせたバスがとっかえひっかえ入ってきては(雨模様なので)スタッフがバスへ昼食をたんまり運んでいた。団体さんのランチスポットとして随分と潤っているようです。

今回天気予報で初日が雨で潰れそうだったのでゆっくり出発してこのミルクランドともう一箇所だけチョイスして臨んだのだが、この次に訪ねたメインイベントがとても印象深かった、というか行って良かった…。

​ミルクランドから車で10分ほどの場所、「富士ハーネス」である。日本盲導犬協会が運営する施設でほぼ通年盲導犬のトレーニングなどを見学できるところなのです。


​​大型バスを含め相当数の車が楽々止められるくらい広い駐車場があります、きっと学校などの社会科見学などにも利用されているのでしょうね。施設もゆったりとした造りでとても広いです。


盲導犬について知ることができる資料室や盲導犬のトレーニングルームなどが左側に、中央奥に引退した盲導犬のための部屋や立派な治療室が、右側には分べん室やそこで生まれた子犬のための部屋やプレイルームなどがある。これから盲導犬と歩くための「共同訓練」をする人のための宿泊施設まであるそうだ。

入口で簡単な記帳を済ませ館内を見学させてもらった。受付で案内をしてくれた女性が白い杖をついているのだが颯爽と廊下を歩いていたので「若干目が不自由なんだな」くらいに思っていた…後でビックリ。

館内は落ち着いた雰囲気でとてもきれいな施設である。ワンコグッズを扱うショップや食事もできるくらいのゆったりとしたラウンジまであるのにはビックリ。

もうすぐ午後2時という頃ここへ来た大きな目的である『盲導犬デモンストレーション』を見学するためトレーニングルームへ行きました。

​​​​ ​​入ってビックリなんと見学は私たち夫婦だけ!なんだか申し訳ない感じだった(^^;。

​ ​

​いよいよ盲導犬を連れて二人の女性が準備を始めました、見学者が私達だけなので気さくに話しかけてくれました。(←少し遠いが)こちらが先ほど受付で案内していただいた女性、お話を聴き始めてビックリ、この女性はなんと全盲なのだそうだ。廊下ですれ違う時も普通にこちらを向いて「あのう・・・さんですか?」と聞かれたくらいなのでまさか全盲だとは思えなかった。

​​​ ​​今回このデモンストレーションで盲導犬のことがとても良く理解できるようになりました。

盲導犬の基本は障害物を避けて道は左側を誘導すること。路地があればそこで止まる、左右・直進の指示を待つこと、階段や段差があれば止まって知らせること(登りの時は一段前足をかけて止まります)なのだそうだ。したがって街なかを目的地まで歩くためには主人の頭のなかに幾つめの路地をどちらに曲がって行くのかという地図が入っていないと何処へも行けないということだそうです、考えて見れば大変なことですよね。

そして当たり前のようでも驚いたのが、上の写真の階段状になったものに登って実際にして見せてくれたのですが、登り降りではなく上のような高所から落ちそうになった時に盲導犬が体を張って遮るように立ちはだかった事です。こうした時のため盲導犬はレトリーバーのようなガタイのしっかりした犬種でなければパートナーを支えきれないのだそうだ(軽ければ蹴飛ばされて一緒に下に落ちてしまいますよね)。なるほどですね、とても感心させられました(^^;。

40分ほどたっぷりと2頭の盲導犬の素晴らしいデモを拝見し、盲導犬と出会った時にしてはいけないことなども含めいろいろ学習もでき、とても良い経験でした。​

​​​このデモンストレーションのあとに実際にトレーナーが若い盲導犬候補生を訓練しているところを拝見したく図々しくもお願いしてみました、すると快くOKしてくださり、こちらにCobbyがいるものですからリードを付け直して訓練を始めてくれました。

その様子はまさに『ほめて育てる』でした。何か一つの命令に対して指示通りできた時にはそれこそおもいっきり「グッド」と言って写真のようにワンコを褒めちぎります。厳しくして教えることもできるそうですが、そうするとトレーナーの手を離れ本番のご主人の手に渡った時に云うことを聞かないことがあるそうです。

要はこうした主人を誘導すること自体が犬たちにとって楽しいゲームとならないといけないということのようです。ちゃんと訓練された盲導犬はご主人とワンコの双方が外を歩く事がとても楽しくなるそうです。

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家に帰ればハーネスは外されますが、24時間ご主人と一緒で2歳から10歳までの8年間盲導犬として暮らすわけですよね。いろいろ見学させてもらっている最中も「ワンコはストレスたまらないのかなあ、ホントにゲームとして楽しんでいるのかなあ」という疑問は消えませんでした。​

でもワンコ達を見ているとハーネスを付ける前と後ではぜんぜん違うのがハッキリ分かるんです。ハーネスに首を通した途端にお仕事(ゲーム)モードに入るのがとても良く分かるんです。そして外した時のワンコはうちのCobbyとまったく一緒なんですね・・・じゃれるし、ダレるし、甘えるし(笑)。それを観たらなんかホッとしました。

この訓練の後に入った部屋「引退犬ルーム」で更に確証を得ましたね、13歳になるレトリーバーを中心にPR犬なども含め数頭がいましたが、私が入るやいなや係の方が制止するくらいじゃれてきました(笑)、普通の可愛いワンコ達です。

盲導犬の素晴らしさ(有能さ)ももちろんですが、どんなこともワンコが喜ぶゲームとして覚えさせる、そして徹底して『ほめて育てる』ということを学ばせてもらいました。うちもあとは実践あるのみですね、遅いということは無いようです(^-^)v。

いろいろ見学して施設を出ようとしたら受付のところで先程の全盲の女性とその盲導犬が待っていてくれました。


妻と私、そしてCobbyも挨拶をして施設にお別れです。ほんとにこちらの「富士ハーネス」を訪ねたことは素晴らしい経験でした。

駐車場の車に戻るとまたここに来て雨がポツリ、後は本日の宿「休暇村富士」へ向かうのみ。すれ違う車もほどんどない道を宿のある田貫湖目指して走ります。

☆☆☆☆☆☆☆

3時半頃休暇村へ到着し、本館でチェックインを済ませ向かったのがこちらのコテージです。ワンコ連れOKのコテージが数棟あるようでこちらにお世話になりました。

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とても広いコテージで、入ると木の香りがしてとても良い感じです。写真(右)の階段上にロフトもあります、このコテージで6人くらいは泊まれそうですよ。妻は広く、寛げるこのコテージを大変気に入ってくれてホッとひと安心、その妻がTVを見ながらまったりしている間に私はCobbyの夕方の散歩で田貫湖周辺を歩いてみようと思います...雨じゃなければみんなで一周りする予定だったんですがねえ・・・残念。

​雨がしとしとで傘を差しながらの散歩です、でも雨のおかげで木々の緑がとても濃いです。


こちらは休暇村の真下にある展望デッキです、ほんとは真正面に大きな富士山が見える場所なんですよねえ・・・、あいにくの天気で裾野すら見えません(T_T)。

でも素敵な景色と空気、とても癒やされます。雨の音以外はきれいなウグイスの鳴き声だけが響いています。

 

しばらく湖の畔をCobbyと散策しました。

こちらでは紫陽花がようやく咲き出したところのようです。雨に濡れて紫陽花本来の魅力を発揮しているようです。


南側の湖を見渡せる大きな展望デッキまで来ました、天気が良ければ富士山ともども素晴らしい景色が見られるのでしょうねえ。

 

まあ雨もまた良し、雨でなければ見られない景色もあります。


小雨が降ってはいますが風がほとんど無いのでそれほど不快ではありません、というより濃い緑と低い雲が田貫湖を幻想的な空気で包み込み、他にほとんど人も見えずこの空気を独り占めできる素敵な時間でさえありました。

コテージへ戻るとたコテージのホットプレートでいただく『朝霧牛の焼肉セット』が届いていました、本館で評判の良いバイキングもあったのですがCobbyを一人にしておくのも可哀想だったのでこちらをチョイスしました。案の定おとなりのコテージのワンコはご主人たちが食事へいっている最中ず~っと鳴き続けていました(笑)。

4時前に散歩に出たので1時間以上Cobbyと歩いていたんですね、帰ってきてびっくりです^^。

大きめに切った牛肉が一人前 150g あり、たっぷり野菜と富士宮やきそばに焼きおにぎりでほぼ満腹です、昼抜きのためあまりの空腹で食べ始めたので写真を忘れました(笑)。

食後はCobbyに留守番をしてもらい二人で本館の少し温めの温泉にゆっくりと浸かって来ました。運転疲れもあったのかTVもそこそこに10時過ぎにはベッドでぐっすりでした。ただ寝入りっ端から雨が強くなってきていたのが少しだけ気がかりでしたが(私はどこまで雨男なんでしょうか:笑)。

二日目に続く…​​


那須高原...ツツジとなすべんの旅:後編

2016年06月21日 | 01. ドライブ・旅行記

​二日目早朝5:30に​目覚める、外の雨は上がっているようだった。​

Cobbyの散歩で昨日と反対側へ歩いて行ったのだが、やはりこの辺りはとても寂しい、人の気配のない別荘や荒れた施設などが時折現れては朝だと云うのにドキッとした。

屋に戻りまったりと天気予報など見ていると再び眠気が…気がつけば8:30だ。朝食をいただきに本館2階のダイニングへ向かいます。


朝食は最近多くのペンション同様ワンプレート+スープである。こちらでは美味しい焼き立てのパンが素晴らしかった、お代り自由ということなのでマーガリンやブルーベリージャムの量が半端なく多かった(ジャムなどひと瓶開けている感じ)、良心的ですね。


とても美味しい朝食でした、スクランブルエッグやシャキシャキ野菜も良かったがこの焼き立てパンの美味しさは特筆モノだった。

さてチェックアウトして二​日目まず向かったのは「那須ゴンドラ」、マウントジーンズ那須である。

二日目は「ゴヨウツツジを楽しむ」のである、まだ実物を見たことなかったので興味津々だったのだが、マウントジーンズ那須のホームページの写真で見たようなゴンドラと一緒にたくさん写るようには咲いていなかったような・・・でも深緑がとても印象的でした。​


​​ワンコOKのゴンドラで頂上に着くとまずは大好きなブナ林を楽しみに「ブナ遊歩道」を一周りします...


可愛らしい葉をたくさんつけて相変わらず素敵でした、たくさんの水を蓄えまさに森の守り神ですね。

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​ ​ゴヨウツツジも見られましたが、こちらのコースはあまり多くはなかった。​​

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​次に向かった群生地には素晴らしい景色が広がっていました。

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​ものすごい数のゴヨウツツジです、素晴らしいですね。​そしてとてもかわいい花です。

その名の由来になった五枚の葉がまたフレッシュな緑色で花の白とのコンビネーションがとても可憐でさえある。前日に見てきたたくさんのツツジたちには申し訳ないが、愛子さまご寵愛の花だけあってとても品がありますね^^。


​ ​前回雲で見られなかった展望台からの茶臼岳もしっかりその姿を見ることができました、​​

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​​​​素晴らしい深緑とゴヨウツツジを前景に那須連山が見渡せとても気持ちよかったですね。

天気予報では雨を覚悟していただけに感激もひとしおです。

その茶臼岳とゴヨウツツジのコ​ラボも素敵です…

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​​​​たっぷりゴヨウツツジを楽しみ茶臼展望台を降り始めた頃から雨がポツリと落ち始めました。流石に頂上は少し肌寒いくらいでレストハウスで温かい飲み物で一息ついて帰りのゴンドラへ乗り込む頃には雨脚も少し強くなってきた…

さっきまであんなに遠くまで見通せた景色もご覧のとおり、ラッキーでしたねえ。

晴れ女の妻(雨男は私です:笑)に抱かれてエスカレーターを降りていくCobby​です。

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​​時刻もちょうどお昼過ぎ、小雨の降る中ランチに向かったのはお気に入りの「ジョセフィーヌ」さん。

​こちらは雨でもテラスに屋根が付いているので安心です。しかし到着が午後1時を過ぎており、こちらは相変わらずの人気でお客さんも結構はいっておりお目当ての1日10食限定の「なすべん」が残っているかが心配。でもそこは平日、なんとか妻との二人分を確保できホッとひと安心。​

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​できるまでの時間いつものように妻は店内で旬の野菜やジャム・乳製品を物色し、私は広い庭でCobbyを遊ばせます。​

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​​二人で畑の奥まで散歩もできます、この時期はブルーベリーも白い花が咲いておりまだかわいい状態、これから夏にかけてたくさん実が熟してくるんですね。

​最盛期にこちらへ来たいと思うのだが、夏休みは那須は混むんですよねえ~。どうも人混みは苦手なものですから夏や・GWは避けてます。

​そしてこちらがこの3月にリニューアル​され​​た新「なすべん」。

​メインのブルーベ​リーで煮込んだ那須牛と旬の野菜サラダは人気でそのままですが、5品ほどの周りの野菜たちが新しいアレンジになっていました。

    • ​​​那須牛のブルーベリー煮込みサラダ巻​​風
    • 那須米・みるくむすび
    • 那須にらのニョッキヨーグルトソース
    • 那須白美人ねぎの米粉グラタン
    • 那須春香ウドのカボナー​
    • 那須の彩りサラダ
    • 那須野菜のスープ(なすーぷ)
    • ブルーベリーヨーグルト
    • ジョセフィンファームしぼりたて牛乳  という9品です

なんといってもこの時期グリーンアスパラがお目当て、ほんとに美味しいんです!妻も私の好きな白美人ねぎと一緒にしこたま仕入れてました(笑)。人参もとても歯ごたえが良く、生でも臭みもなくものすごく甘い、ほんとに野菜たちが素晴らしいです。​

味といいボリューム​といいこのジョセフィーヌさんのなすべんは素敵なローカル・弁当です。​​​

来る度に思うのですが、こちらジョセフィー​ヌさんでののんびりした時間というのが私たち夫婦にはとても相性が良く、美味しい料理と楽しい時間(2時間ほど滞在しました)が那須へ来る楽しみでもあります。

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​さて、いつもならこちらでのランチが最後で那須を離れるのですが、今回はとてもアクティブに行動(笑)、このあと新情報を元に前回訪れたチーズガーデン<ザ・オーブン>の斜向かいに昨年できたチーズガーデン「塩原珈琲」へ向いました。​

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駐車場がとても広​​​く、ショップとカフェが左と右に別れとても落ち着いた素敵な佇まいです。こちらへ来たのはショップ限定の「アップルパイ」がお目当てです、こちらの店でしか買えません、どっしりとした重量です(笑)。​

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☆☆​​☆☆☆☆☆

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定番の御用邸チ​ーズケーキと一緒に買ってきましたが、ボリュームがすごい。ただ下地のスポンジとの相性は好みの分かれるところかもしれません。私は御用邸チーズケーキのスッキリとした美味しさの方が好みでした。​

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さてさていよいよ最期の訪問地ですが、宿泊したコテージが温泉ではなかったので二日目も温泉とパックの施設です。西那須野塩原ICすぐの「千本松牧場」へ向いました。

ジョセフィーヌさんを出発する頃から空も明るくなりこちらの牧場へ着く頃はご覧のとおり青空です、少し暑いくらいでした。ドッグパーク(ドッグラン)も​​​​​ありますのでワンコ連れも十分楽しめます。しばし3人で広い牧場を散策で一周りです。


​​ただ平日の午後3時過ぎと​​いうこともあり人がぜんぜんいません(笑)、少し寂しいですね。そこでドッグランだけでなくワンコを預かってくれるところ(有料)もあるので、そちらにCobbyを預けて二人で千本松温泉へ行ってみました。


評判通りのクオリティの高さで熱めの内湯と露天に何回か繰り返し入るとそれはもうポカポカでとても良く温まります。出てからの木陰の風がとても気持ちよかったです。二人で浴後飲んだ牧場のコーヒー牛乳の美味しい事ったらありません(笑)。のんびり入浴してたらあと1時間ほどで閉園の時間(この時期閉園は18:00)、人も少ないので施設を片付け始めている様子も…


こんなに陽が傾いてきました。Cobbyには申し訳なかったがドッグランを諦め一緒に馬などの動物を観察して来た、Cobbyは大きな馬たちに興味津々。


こ​​の後ようやく帰路につき、途中​​再び佐野SAにてCobbyの休憩をはさみ自宅へ着いたのが夜の8時前。​一泊二日とはいえ深夜出発ということもありほぼ40時間ちかく那須に滞在した今回の旅行でした。八幡のツツジとゴヨウツツジに美味しいなすべんを楽しみ、新たな穴場も発見したりと充実した那須ドライブが楽しめました。

ワンコと一​​緒でも那須高原はとても楽しめる場所で圏央道も繋がり運転時間も短縮になって私たち夫婦には益々お気に入りの場所になりました。​



那須高原...ツツジとなすべんの旅:前編

2016年06月21日 | 01. ドライブ・旅行記

​もう先月のことになるが5/26~27の一泊二日で那須へドライブへでかけた。

いままで随分と那須高原には行っているのだが、5月下旬の有名な八幡のツツジやゴヨウツツジを見ていないのである。今年こそはと深緑のこの時期に計画してみたのでした。

出発日、深夜帰宅でそのまま寝ずに風呂と着替えを済ませ午前3:30家を出発。高速道路のポイントが貯まり深夜料金利用で片道浮かすことができるということで今回はじめて深夜発を決めてみたが、なかなかの充実度だ。一泊二日で40時間ほど那須で遊んできました(笑)。

深夜の高速はとても走りやすく楽ちんでしたねえ、ほぼ仕事のトラックばかりで皆さん事故のないようにということか時速80km程度で流しており、90~100kmで走っているとアクセル踏み込むことなく追い越せる状態で常にマイペースで走れる心地よさ、初めて体験しました(笑)。

​途中佐野SA・ドッグランでCobbyの休憩、​ほぼ同時に山から太陽が顔を見せ始めました

予定より早めに黒磯板室ICを降りられ最初の目的地「道の駅明治の森・黒磯」へ到着、仮眠するつもりだったがあまりに素敵な雰囲気でCobbyの早めの散歩となった。

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 青木​​邸のある広い芝生にて…早朝からCobbyはとても元気^^。


​早朝の青木邸、広い芝生はなんともいえない良い雰囲気で​​ ​とても気持ちよかった。

​​車の中で横になることはあっても結局寝ずじまい。9時少し前オープン直前のレストランを覗くと「もういいですよ」の声で人気の“苺ジェラート”一番乗り。​​目の前で冷凍いちごを混ぜてくれるこのジェラート目の覚める美味しさ^^。

​青木邸にも明かりが灯りとてもよい雰囲気だった。

​予定通り9:20出発、向かったのは板室街道沿いの木の俣渓谷。

​ここは素晴らしかったですね、緩やかな流れでその水がたいへん綺麗なんです。ちょっとした窪みでも水の色が真っ青になっています。​ ​平日の10時前くらいでしたがこの新緑の中の素敵な景色が独り占めです。

Cobbyも思わず川遊び、美味しいのか川の水をガブガブ飲んでました、ほんと冷たくて美味しかったです。

よく見ると川には結構大きめなヤマメが泳いでいます、Cobbyの水遊びで慌てて逃げて行きました(笑)。

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Cobbyはどこま​でも行こうとします、慌ててリードを引っ張ることもしばしば^^。

こちらの「木の俣渓谷」は宿泊先のオーナーおすすめだったのですがまさに穴場発見でした。

30分ほどCobbyの水遊びに付き合ってから出発です。

その後は八幡のツツジを見に行くつもりでいつも間違う分岐でまたしてもボルケーノハイウェイに入ってしまうことに(笑)、ついでに展望台へ寄ってみた。

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​​​​空は晴れて天気なのだが、あいにく山の上はガスっぽい雲が・・・茶臼岳も形だけが分かる程度。けっこう暑くなってきているのでCobbyもハアハアと息が荒い(^^;。

さっそく戻って今回2大目的の一つ「八幡のツツジ」へ​。

さすがにこの時期は平日10時台でも駐車場には車が結構止まっており人が多かった。ネットの情報では南の群生地がきれいに咲いているということで遊歩道を南へコースを取る…​

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​​ ​コース初っ端、ツツジがそれほど綺麗ではなく、どうもピークは過ぎているようだった。木道を外れ南の群生地へ差し掛かるといきなり綺麗なツツ​ジたちがお出迎え。​

日陰のツツジがとても綺麗です、優しいピンクで葉の緑がとてもフレッシュ。そして日向のツツジはまるでバラのように輝いて…そろそろ群生地に突入してきたようだった。

​ ​木道はないのです​がとても気持ちの良い散策路です。 

青い空とピンクのツツジそして深緑の素敵なコラボレーションです。
素晴らしいツツジたちが続く道をどんどん歩きます...​​ ​
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​ ​ツツジの種類もけっこうあり訪れた者達の目を楽しませてくれる、​。

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​​​茶臼岳​など那須連山を望むことができる中央の展望台まで来ました、
ここからはツツジのパノラマが望めます。
長く那須には来ているが、ツツジのきれいなこの時期は初めて。ある種感動モノである。

​​​最​後まで美しいツツジが目を楽しませてくれて駐車場まで戻ってきた。​第一目標1/2完遂である。

​時刻はちょうどお昼、もう一つの目的である「なすべん」を求めて次の地へ、前回秋に宿泊したピュアコテージのレストラン「ル・ロージェ」へ来ました。

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​広いテラスが木陰になっており涼しい風がとても気持ち良いです。Cobbyもいつもの場所で冷たい水をもらい一息つきます、。

こちらでは限定20食のなすべん、平日のせいかお客も少なくすんなりゲット。


昨年秋には「九尾御膳」をいただいたのだが、なすべんも同様に九尾の狐伝説にあやかって九品供される。
ラインナップは…

    • 「那須和牛カレースクランブルのせ」
    • 「那須にらの白和え わさび風味」
    • 「白美人葱の黒ゴマ味噌」
    • 「春香独活(ウド)の南蛮漬け」
    • 「那須産豚の豆乳豚汁」
    • 「季節野菜のサラダ」
    • 「那須の季節のフルーツとゼリー菓子」
    • 「那須のコシヒカリおにぎり(2種)」
    • 「那須の牛乳」

メインの那須牛はカレー風味のビーフシチューのようでボリュームがありとても美味しい。そしてやはり那須の野菜がどれをとっても大変おいしいのだ。​

なすべんを提供しているお店​はこのところ毎年3月に内容をリニューアルしているようで値段もどこで食べても1,300円と那須に来る度にランチで食べ比べをしてもいいくらいですよね。

さて美味しい昼食の後はもう少しこちらのピュアコテージにお世話になります、こちらでランチをいただくとドッグランが無料で使えるので妻はCobbyとドッグランへ、そして私はネット(栃ナビ)で打ち出したクーポンを利用してピュアコテージの温泉を半額で利用させてもらいました、この栃ナビのクーポンはとってもお得!温泉だけでなくワンドリンクサービスもあったんです。珈琲・紅茶程度かと思いきやこれが(空いていたせいもあったのかなあ)ドリンクメニューを持ってきて「どれでもお好きなものを」ときた!!!グラスといえど高そうなワインから洋酒まで選び放題だ、だが私たち夫婦はなすべんの大きな牛乳のグラスもあり丁重にご辞退申し上げました、するとスタッフさんが「そう言わず、遠慮無くどうぞ」と更に進めてくれた。ピュアコテージ=太っ腹!​だからここは好きなんです(笑)。こちらの褐色の温泉の方は運転疲れも吹っ飛ぶ気持ちよさでしたよ。​

ピュアコテージで2時間ほどのんびりさせてもらってから本日最後の訪問地はすぐそばの「乙女の滝」、子どもたちが高校生くらいに来たのが最後ですからもう12~3年ぶりの訪問です。


滝までは食後の運動にはちょう​どよい登り降りがあります、深緑の時期はやはり素晴らしいですね。

​ほとんどが木陰になりますのでどこにいてもとても涼しいです、タイミングが良かったのか滝にとても素敵な光が差していました。

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​​ ​近づいていくとまた驚き、滝の飛沫に木​の間からの光芒が当たり素敵な景色をつくっていました。​滝の涼しげな音とともに素敵な景観を楽しみます。まるで生き物のように刻々とその形を変えしばし見とれていましたねえ。

滝壺に近づけば近​づくほどその美しい姿には感動すら覚えます、ほんとに良い光が当たっていましたねえ…美しいです。少しスローシャッターぽいですが手持ち撮影です(1/8~1/6秒)、三脚持ってきてなかったのが悔やまれます(笑)。でもこれ以上の超秒撮影は必要ないかも・・・。​


もう少しと回りこんで滝壺裏が見えるところまでいって滝の清涼感を満喫です。


紅葉の時期も良いらしいですが時間が限られますよね、この深緑の時期はある程度続きますのでしっかり見られます。こちらに来るのならこの深緑の時期が外れなしかと思いますね...乙女の滝のマイナスイオンをたっぷり浴びて上の休憩所にてしばし涼しい風にあたってから本日の​​宿「くるみの木」へ向いました。

「森のコテージ くるみの木」は那須ハイランドパーク入口のすぐそばにあります、とても静かな場所です。


チェックイ​​ンを済ませまずはCobbyの夕方の散歩へ・・・。

あいにくこちらにはド​​ッグランがないので宿の周りを散歩したのですが、道路沿いを歩くくらいしかできないのがちょっと寂しいですね。​

右は那須ハイランドの入口にて、閉園後の遊園地というのもこれまた寂しい(笑)。
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くるみの木の風呂は沸か​し湯のようなので那須での二日間は昼間に日帰り温泉で楽しんできました、なので部屋でまったりとして夕食の時間を待ちます。​​​

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​午後​6:30本館レストランにて夕食です…通常はイタリアンの​​フルコースだそうですが、この春の時期だけはお手軽コースというのがあり安く宿泊できます。今回は経費節減でそれを利用です(笑)​。

たっぷりの那須野菜のサラダからスタートです、シャキシャキ野菜でとても美味しいです。この後スープが出ていきなりメインになります。

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​​​​​メインの「リブロースステーキ」、これがまたボリュームがけっこうあり、私たちには十分。ちなみにこちらのペンションではエコロジーを推奨しており、フェイスタオルと歯ブラシセットを持参すると夕食時ワイン・ビールなどアルコールやソフトドリンク等のワンドリンクサービスがありますよ。

(右)フォトマジックで小さく見えますが、奥のお皿けっこうでかいです(笑)、苺とアイスそして大きめなティラミスが乗ってます。本格イタリアンで味も大満足です。

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​予定​では晴れていれば食後に展望台か大丸駐車場へいって星空観察をするはずでしたが、雨男の私がいると那須ではいつも泊まった夜は晴れません(T_T)。それどころか入浴後ベッドに入った夜中から雨が降り出す始末、まさに雨男証明です…トホホ。

二日目に​続く...



今年の菖蒲、ちょっと寂しいかな...

2016年06月20日 | 02. カメラライフ

このところ何かと忙しく​久々のブログ更新である。

まずは毎年楽しみにしている地元の菖蒲田にて・・・毎回この菖蒲田では花の色など変えて植えているようだが、今年はポピュラーな紫のものが非常に多く例年に比べ見応えがないように感じた。

少し見頃が早めに来ていたようでCobbyの朝の散歩でいきなり咲きそろってきたのでビックリだ、一番の見頃というか勢いのある花の状態の時に非常時のコンデジしか持っていなかったのが悔やまれるところだ(笑)。


若干曇り空だったのが幸いして色がとても良く出ている、緑もきれいだ。


こんな感じで紫が非常に多い、昨年などは黄色・ピンク白などがもっと多かったので非常に菖蒲だ全体がきれいだったんです。

まだ咲いていないつぼみもたくさんあったので日を変えて妻とCobbyと訪ねてみたが、ちょっとの間でピークが過ぎてしまい元気な花が少なくガッカリ、体の良い花を探すのが大変だった。


その代わり天気もよく朝も早い時間のおかげで素敵な光のなかで撮影出来たのはラッキーだった。

この日一番の一枚がこちら...


菖蒲田に貼られた水に低い太陽が反射してキラキラと輝いていたのが印象的だった一枚だ。

妻とCobbyは写真に集中している私に呆れ顔?

DSC_8151_cobby.jpg

全体がこんな感じでもはや寂しい状態となってきていた...残念。

DSC_8155_shoubu.jpg

この時期は天気の状態もよく久しぶりに夜の菖蒲田を撮影してみようかと思っていたのだがこの状態なので諦めた。

奥の花壇にはたくさんのポピーがこの時期は植えられておりこちらの方がとても元気があった、たくさんのミツバチも仕事に励んでいましたね...


そして6月・梅雨といえばこの花「紫陽花」、こちらもきれいに咲き始めていましたねえ、深緑の緑に映えてとても可憐です。


そうそう、上の写真のCobbyがあまりに毛が伸びてとても鬱陶しくなり散歩後のメンテナンスも大変になってきたので久々のトリミングへ行ってきました。

今回は大成功の部類かな、涼しげ&キュートな仕上がりだった(^-^)。


体がひと回り小さくなりました。体重が7.2kgほどあったはずなのに先日測ったら6.9kg!痩せた?それとも300gも毛を切ったのかな...不明です(笑)。

さてさて先日(5/26)の那須ドライブもアップしなくては...