with my Cobby

趣味の写真・カメラを中心にした雑記、愛犬Cobbyとの散歩撮を中心にオールドレンズ記事もプラスしてアップしています。

最後のブログデザイン変更かな...

2019年08月24日 | 02. カメラライフ

​さあもうすぐ9月、あと少しでGAZOO ブログも終了ですね。

寂しいですねえ、思い起こせば結婚25周年記念で鹿児島~宮崎~熊本~大分と九州縦断旅行をしてその旅行記をアップしたのがこのGAZOOブログの始まりでした。

2008年のことですから、もう11年も続けてきたんですね。

あの時使っていた(カシオの)デジカメはまだ手元にありますが、故障したため翌2009年暮れにNikonのデジタル一眼を初めて手に入れてからは写真にのめり込んでいったので随分とこちらのブログにはお世話になりました。

2011年になると我が家に愛犬Cobbyがやって来て、以来野鳥撮影などからだんだんと遠のいて写真の被写体も随分と変わっていきました^^。

小さくて黒い毛むくじゃらの可愛いCobbyもいまや8歳です。

DSC05043_cobby.jpg

どうですかこの顔、あまり表情豊かな方じゃないんですが...珍しく笑ってくれてます ^^;)。

もう彼もシニアの領域に入ってしまいました。考えてみればこのブログはCobbyの成長記でもあったんですねえ。

ほんとに愛おしい存在となっていますので、最後まで記録できないのはとても残念です...まあ最後は考えたくないのですが、こればかりは自然の摂理ですからねえ。

自分のことでいうと写真の腕前の方もデジイチを手にしてからちょうど10年で、目標としていた「気持ち良い写真」がようやく撮れるようになってきかなと思っています^^。

生意気なようですが、これからは人が見て自分の意志が感じ取ってもらえる写真をどんどん撮っていきたいと思っています。

同僚などに依頼された写真も条件の悪い中なんとかこなせるようになって少しだけですが自信が湧いてきました。

DSC04796_0818_belly_tokoro.jpg

54歳から本格的に始めた写真ですが今とても楽しくなってきたところですね。

亀のようなノロイ成長でしたが、それでも少しずつ...行きつ戻りつと思っていたのですが、どうやら螺旋階段を登るように上に向かっては進んでくれているようです(笑)。

そんな感じでこれから孫やCobbyだけでなく様々なチャレンジでの成果をこちらにアップできるかと思っていたのですが...それが叶わずとても残念ですねえ。

途中GAZOOのシステム変更などあり色々トラブル(苦情)もありましたが、私はとても使い勝手が良く気に入って使っておりました。特に自分が使っているブラウザ(Chrome)との相性がとても良く大変満足していたんですがねえ...残念です。

残すところ2ヶ月とちょっとですが、最後までお付き合いしたいと思っています。

日常の切り取りから「これだ!」の一枚まで、アップしていくつもりです。

最後までお付き合いください...。


 ※ カメラ : α7III

   レンズ : FE 85mm F1.8 & FE 70-200mm F4G



フルサイズとAPS-C...

2019年08月05日 | 02. カメラライフ

​​やっと夏らしくなってと言いたいところだが、この暑さはやはり参りますね。でも6月のうちに梅雨が終わってしまった昨年に比べればやはり『やっと』と言っても良いのかな。​

ある意味天気が安定してきているのでこのところα7IIIとX-T2を交互に持ち出してCobbyの散歩に出ています。​α7IIIはもっぱらオールドレンズを付けてます、X-T2の方はマウントアダプターをNikon・Minolta・Pentax用の3つ用意してはいるのですがまだ十分に使い勝手を把握してない関係でもっぱら純正のXF 35mm F2R WRを付けてます。

というわけでα7IIIとX-T2、同じような散歩コースの日もありましたのでフルサイズとAPS-Cの写真を比べてみたいと思いました、まったくの同日ではないので特に花などは見栄えの違いが大きいかもですが、その点を抑えながら純粋に写りの方を見ていきたいと思います。ちなみにα7IIIの方に付けたオールドレンズは「RICOH XR RIKENON 50mm F2」です。

まずはニャンコの写真から...

α7III:開放にて

DSC04545_temple cat_2.jpg

X-T2:こちらも開放

DSCF0641_temple cat.jpg

随分と違いますね、α7IIIの方はRIKENONの開放で周辺減光がはっきりと出ているためまるでニャンコにスポットがあたっているようですし、X-T2の方はとてもクリアな写りのニャンコで背景もそれほどボケているような感じもしません。もちろん主役のニャンコまでの距離も違うので一概に比べられないのですが、さすがのRIKENONは暗めの境内の空気感まで写し取っているようですし、こうした画が自然に出てくるところがオールドですよね。一方XF 35mm F2R WRは開放からシャープな写りでキリッとしたニャンコの描写はとても気持ちよく、背景のボケ方は強くないですがしっかりと主役を引き立てていますね。「氷川神社:ニャンコの日常」的な一枚を撮りたかったので、もう半歩でも前に出て上半身アップで撮ってしまったら賽銭箱も人も大きくボケてしまうのでこの距離感はとてもいい判断だったと思います。

次はいつもの広いお庭のお宅で撮らせてもたった真赤なバラです...こちらもともに開放です。

α7III...

DSC04576_red rose.jpg

X-T2...

DSCF0651_red rose.jpg

こちらの2枚はほとんど等距離からの撮影です、やはりRIKENONのボケ方は大きいですね。花の下の葉のボケ方は注意しないといけないです、α7IIIでは少し上から覗き込むように撮ってますので花の下の茎・葉がすぐボケてます。ただし背景までの距離はそれほど違いはないので同じF2のレンズですがフルサイズのボケの方が大きいですね。

光の違いもあるので比較は難しいですが、RIKENONの花びら...良いですよねえ^^。花びら先端の微妙な明るさと影のコントラストが最高です。逆にXF 35mm F2R WRの方は花の形状がいまひとつだったのですが、なだらかにボケていく葉の表情が素敵ですね。

ただしX-T2(XF 35mm F2R WR)の方はもっと寄れますのでギリギリまで寄ると...

DSCF0384_roses.jpg

どうですか、もうすぐ下の葉までボケて見えないくらいですよね。APS-Cで35mm(換算52mm)なので寄れる強さみたいなものがありますね...感覚的には「50mmハーフマクロ」のように使えると考えた方が良いかもです。

​私の散歩はこの時期夕方が多いので逆光での遠景でも比べてみました。

α7III...

DSC03459_sunset.jpg

X-T2...

DSCF0693_evening sun.jpg

まずα7IIIでは若干ゴーストが出ていますがこういう出方は「味」の類ですかね。逆光でも描写が甘くなることはないようです、土手のたくさん生えているカラスムギの描写も精細感があり良いです。

そしてX-T2の方は基本jpegで撮っているのでシャドー部が潰れないよう(+)へ強めに露出補正を上げて撮ったものと空に露出を合わせたものと2枚撮っておいたのですが、やはりプラス補正した方は土手はしっかりと見えているんですが空が不自然に明るく飛んでしまい、空に合わせた方のシャドー部を持ち上げたほうが結果的には良好で、こちらに貼り付けたものになります...不自然さがなくこのレンズの逆光に対する強さを見せた一枚になっています。

こうして見るとそれぞれに良さがあり、使い方によって足りないものを補うこともできることもわかります。フルサイズの余裕(ボケ・ダイナミックレンジなど)をどこで活かすか、APS-Cではフルサイズの換算焦点距離では計れない描写の特性を知って活かすことができれば、そのレンズでなければできない描写が得られるということではないでしょうか。

せっかくマウントアダプターもゲットしているし早くX-T2でもオールドを使いたいのですが、まだまだ使い込まないとX-T2の良さ・弱さを理解できないかと思っています。

もう少し時間かかりそうです...


 ※ カメラ :α7III、 X-T2

   レンズ :

     RICOH XR RIKENON 50mm F2

     XF 35mm F2R WR