X-T2を手放してどれくらい経ったでしょうか...
久しぶりに<Film Simulation>を楽しむことができるようになりました。
これがやって来ました、
今とても安くなった「X-T1」を仕入れました。
しかしこれはよくできてますねえ、「1」というくらいで初代なんですが。
画素数は1,600万画素と私には十分、ただシャッタースピードが1/4000まで(メカニカル)なのがちょっと残念...とはいえFUJIの場合はそれプラスE(電子シャッター)が1/4000以上にスムースに繋がりますのでオールドレンズで開放を多用する場合にも安心といえば安心です^^。
そして今回感じたのが個体差もあるのかもしれませんが、私が使った「X-T2」よりこの「X-T1」の方が若干ファインダーが見易いこと。新旧の仕様はほぼ一緒みたいなんですが、これはありがたかったです...中古の場合はこうしたところにも注意が必要かもですね。
さてそんな「X-T1」ですがメルカリほかで安くFUJI用のアダプターを手に入れてさっそくオールドレンズを楽しみます...もちろんオールドで<Film Simulation>の世界を堪能ですよね^^。
今回使ったのが上の写真にも見えます「Super-Takumar 55mm F1.8」。
比較的開放からシャープな像を結びボケも素直な方、爽やかな色味から時折フィルムチックなノスタルジーを感じさせるところもあり使い易いオールドレンズというところでしょうか。そして忘れてならない条件が揃えば素敵な(レインボー)サークルゴーストをイメージに出しやすいのが特徴ですね。
そんなこのレンズが「X-T1<Film Simulation>」でどういう画を出してくるのかたのしみです...
[コスモス:Provia]
[ハナミズキ:Velvia]
[氷川神社:Velvia]
[Cobby:Velvia]
[植え込み:Velvia]
[バラ:Provia]
驚きはこのレンズでの<Film Simulation>での変化がとても少なく、爽やかな色味という特徴のせいか[Soft/Astia]では若干色が抜けてしまったかのような印象すら与えそう。
[ブルーサルビア]
中庸の[Provia]でその爽やかな色味を残すのも良しですが、[Velvia]がこのレンズを普通に色をよく拾うレンズに変身させてくれるのが新鮮でしたね...[Velvia]を意識させないのです(笑)。
そしてその[Velvia]が他のレンズでは見られないような絶妙な素敵なエッセンスを加えてくれるところも、「Super-Takumar 55mm F1.8」では[Velvia]が常用でもいいかなと思わせてくれるところでしょうかね、こんな感じです...
[公園のにゃんこ]
[ピンクのバラ]
[Velvia]を意識させないというところが見えると思います、でもまさかの「Super-Takumar 55mm F1.8」の素敵な変身を見るようで相性抜群のシミュレーションではないでしょうか。
今回はオールドで楽しむ<Film Simulation>をしっかり主眼において楽しもうと思っています。
愉しくなりそうですね...「X-T1」で。
2022年10月 江川周辺ほかにて
機材:
X-T1 + Super-Takumar 55mm F1.8