角館、田沢湖(秋田)でいただける名物はいっぱいありました、
きりたんぽ鍋(味噌たんぽ)、芋汁鍋、いぶりがっこ、比内地鶏(丼)、稲庭うどん、角館そば、じゅんさいをはじめとする山菜、神代カレー…などなど。
ここでは私達が実際に訪れて体験してきた美味しい「角館スイーツ」をご紹介します。
仙北TICの”あきたTABIYORI”さんでは仙北の「食」に関する楽しみをムービーで紹介しているコーナーもありました、こちらは「かくのだてお菓子巡り」。
| 私達もこちらのガイドを参考に2日間の角館巡りの中でいろいろなお店に行って来ました。 1. 後藤福進堂 4. ゆかり堂製菓 5. 佐藤商事(もっちりまんじゅう) 6. 唐土庵 8. 福寿菓子舗 9. プチ・フレーズ 10. 渡辺菓子舗 11.の向かい側 さかい屋 (番外)ぷかぷ館 <番号は下のマップに対応しております> |
お気に入りからのご紹介になります。
1. 「後藤福進堂」 :金柑まんじゅう<私的:特選!>
武家屋敷の散策最後におじゃましたお店、不思議にこうしたお店は普通の町中が多い。
観光ルートから外れたところにあるので、ちょっと寂しいかな(広い町ではないのですがね)。
こちらでいただいてきたのは、「金柑まんじゅう」と「糸切り桜皮(かば)羊羹」。
糸切り桜皮羊羹は美味しい羊羹が10㎝ほどの筒に入っていて、付いている糸で器用に切れるので手が汚れずに食べられる優れものなのです。
そして一番のおすすめが、「金柑まんじゅう」、これは美味しい!
金柑の甘露煮をまるごと餡皮で包んだ見た目にも可愛いまんじゅうで、ちゃんと金柑の種は抜いてあります。
1個100円で、これはいくつでもいけます(笑)、ちょうどいい甘さの餡に金柑のさわやかな甘さが加わり最高。
ちょっと冷蔵庫で冷やして食べるのが美味しく食べるコツ。
「コーヒーぜんざい」なんかもありましたが、これも食べてみたかった一品。
一緒に写っているので先に紹介しちゃいますが、上に見えるのが・・・、
8. さなづら本舗「福寿菓子舗」。
こちらへは最終日外町散策途中によったお店、やはりルート外れにある。
「さなづら」とは山ぶどう果汁を寒天、セリー状にしたお菓子、甘酸っぱいさわやかな甘さでお茶請けに最高。
おみやげにいいですね、私も会社へ持って行きました。
6. 「唐土庵」:”生もろこし”と”うす焼きもろこし”。
武家屋敷通り、桧木内川桜堤、そして駅前と3箇所で買い物ができるお店。
必ず試食できるので、納得で選べます。東北パスポートだとお茶も出ますよ・・・。
私たちは「ぶらから」で会計10%引きの特典がありました。
こちらは「生もろこし」と「もろこしあん」のセット、とても小さくて可愛い和菓子です。
もろこしとは小豆粉を使った打がしで、本来は焼いているのでパリっとした食感がある(うす焼きもろこしはこちら)
生もろこしは焼かずに生で口の中でほろっと溶けて、独特な舌触りと小豆の風味です。
もろこしあんの方は文字通り「つぶあん」が入ってまた違った甘みが楽しめる一品。
左側がもろこしあん、右が生もろこし。
やはりこの季節は冷蔵庫で少し冷やすと美味しいかも。
5. 佐藤商事(もっちりまんじゅう)
こちらは暑いさなか松本家を訪れた途中に寄りました、武家屋敷散策中に休憩するにはいいですね。
季節限定のものもあるそうで、私達が寄ったときは7種類くらいありました。
普通にある温泉まんじゅうのたぐいですが、やはりそのもちもちした食感の皮が命。
まあ普通に美味しかったです。
10. 渡部製菓:なると餅
ここからは最終コーナー、すべての散策を終え駅前蔵のTICさんへ挨拶に行くまでに連チャンで寄ったお店。
「なると餅」をいただくならこのお店という紹介で寄りました。
さすがにショーケースの中に茶色い「えびす餅」と並んで、かなりのスペースを割いて置いてありましたね。
新幹線の中でいただきました。
「硬くなるのでなるべく早いうちに召し上がって下さい」と言われましたが、列車の中でいただいた時には
まだまだ柔らかく、昔ながらの田舎まんじゅうという感じで(こしあんも)懐かしい味でした。
4. ゆかり堂製菓:落葉かりんとう
実はゼンリンの地図と実際の場所とがけっこう違っており、一旦なると餅の渡部製菓まで戻り、
ご主人に場所を確認したお店(笑)。実際はもう少し先(駅に向かった方角)にあった。
この「落葉かりんとう(大)」はほんとに大きいです、長さ10㎝くらいあります。
少し固めで、食べごたえ十分、黒糖がけでしたので甘さも十分。
ここからはある意味「かくのだてスイーツ」の真骨頂3連発。
9. プチ・フレーズ:西明寺モンブランほか多数。
私達が泊まった角館プラザホテルに近く、桧木内川沿いにあります。
2階には広いスペースでランチやティーブレイクも可能、ケーキやあゆサブレなど品数が豊富。
季節がまだ早いので栗はどうかと心配したが、妻は栗が大好きなのでショーケースの中に
「西明寺モンブラン」を見つけたときは嬉しそうでしたね、おまけに「焼き栗くん」までありましたので・・・。
ホテルに帰ってからいただきましたが、大きな栗も入って甘さ控えめのモンブラン、とても美味しかったですね。
そしてこちらが妻のみやげ栗の大きさで値段も違ってくる「焼き栗くん」、と「花豆ぬれ甘納豆」。
焼き栗くんはこの大きさで確か500円くらい(グラムによって変動)、私は食べていないが
とても食べがいのある大きな栗がパイ生地で包まれて美味しかったそうです。
花豆の方は会社へ持っていきましたが、大粒の上品な甘さの甘納豆で好評でした。
11.のお向かい、「さかい屋」:フルーツパフェほかいろいろ
一見すると普通の八百屋さん、写真左ののぼりあたりに見える窓の位置がパーラー部分。
大きなパフェがとにかく安い、
400~500円が主流のメニュー、この他にジュレなどもあり。
このあとまだいろいろ食べる都合もあったので、二人で妻の好きなマンゴーパフェをいただくのだが、
マンゴーだらけパフェ(500円)と宮崎産マンゴーだらけパフェ(800円)と迷い、
ボリュームの違いだからみやざき産マンゴーの方はたくさん入って食べきれないよと私が言うと、妻は
「みやざき産とわざわざ書いてあるんだからマンゴーそのものが違うのよ」ときた。
そばにいたお店の女性に尋ねてみたら、聞こえていたのか女房の方を笑顔で見ながら・・・、
「マンゴーのお味がぜんぜん違います、量の多い少ないではないですよ」と言われてしまった(笑)。
その<みやざき産マンゴーだらけパフェ>がこちら、
私は珈琲にしたのだが、あまりの美味しそうなパフェについお願いして少しいただきました。
マンゴーがほんと美味しかったです、口の中に入れた途端に甘~くとろける感触ですね。
お値段納得のお味でした・・・。
そして最後は、特別番外編 「ぷかぷ館」:さくらロール(季節限定)
今回体験した角館スイーツの中ではピカイチ!なんたって結婚30年記念のサプライズでいただきましたので。
「ブロガー後藤さんとまち歩き」のゴール「ぷかぷ館」、ギャラリーの小松様(写真家小松ひとみさんののお姉さん)から丁寧なご挨拶とともにいただきました春の桜の時期限定の「さくらロール」。
何回見ても美しいケーキです、窓からは桧木内川が見えます。
素敵な写真を拝見してこの涼しい窓際の席でいただいた美味しいさくらロール、
今度は是非桜が満開の景色の中でいただきたいと思います。
以上が今回体験した「かくのだてお菓子巡り」でした。
最終日最後まで食べ続けでしたが、駅前蔵で仙北TICの皆さんへ帰り前のご挨拶をして
新幹線を待つ間に少し時間をとって早めの夕食をいただく予定で「さくら小町」へ寄りました。
こちらでは見るからに美味しそうな「稲庭うどん(冷)」と「神代カレー」をいただく予定でした。
ところがふたりとも午後のスイーツ食べ歩きでけっこうお腹が膨れており、結局珈琲のみ(笑)。
この素敵な窓辺で食事をしてから新幹線に乗るつもりでしたが、残念でした。
神代カレーはこちらにおみやげでレトルト商品がありましたので買って帰り家で二人で食べましたが、
「稲庭うどん」だけは次回角館を訪ねる時までおあずけです。
ある意味、田沢湖・角館と美味しいもの食べ尽くしの楽しい旅行でもありました。