with my Cobby

趣味の写真・カメラを中心にした雑記、愛犬Cobbyとの散歩撮を中心にオールドレンズ記事もプラスしてアップしています。

Zeissな日々、久々...

2018年10月29日 | 02. カメラライフ

前回ブログにアップした那須の写真はD700でメインのレンズにDistagon T* 1.4/35を使用してみた。

普段あのレンズの重さのため​頻繁に持ち出すことはないのだが、やはりもしかしたら「那須の紅葉」が撮れるかも・・・という期待からカメラバッグに詰めておいた。

自分としては写りの良い広角"Ai Nikkor 28mm F2.8S”がとにかく旅行では便利なのでこちらをメインに使うつもりでいました。ところがいざ紅葉を前にDistagon T* 1.4/35を付けて使い始めると・・・たしかに重いのですが愛機のD700がこのレンズを付けたときのシャッター音を例えると普段を<カシャッ>とすればDistagon T* 1.4/35を付けた時は<カシュッ>なのである・・・使ってみないと分からないとても微妙なんですが(笑)。

つまり適度な重さ(カメラ+レンズ)でブレが減ることってあると思うんですが、音にしてもシャッターを押す右人差し指とレンズを持つ左手...いわゆる振動に耳が加わりシャッターの感覚が決まリますよね。この「感覚」がDistagon T* 1.4/35の場合とても素晴らしいんです。D700が生き生きとした「音」を発するんですよね^^。そんなわけでほとんどの写真をこのレンズで撮ってしまいました。

 「わかるかな~、わからないだろうな~」 (^-^)v・・・好きな人にしか理解できませんよね。

ふしぎなレンズです、少し前にアップしたNikon PN-11を付けたAi Micro-Nikkor 105mm F2.8Sの時などは重さ的には総合でDistagon T* 1.4/35くらいになるのですが、小さな花に接写しているときが多かったので同じように神経使ってシャッターを切っていても「気持ち良い」と感じる前にまず「重い」が先行してしまうんですよね。加えてシャッターを切った時にレンズを支える左手にけっこうなショックがあるんです・・・ヘリコイドを回してしまいそうなと思うほどの・・・これがDistagon T* 1.4/35では全然ないんです、長さ的なバランスの問題もあるとは思うのですが・・・Distagon T* 1.4/35は逆にとても締まった音とショック(振動)なんですね。

...そんなこんなで那須ではとても楽しい撮影ができました。

帰って翌々日の日曜の午後、Cobbyの散歩でα7IIを持ち出そうとするとplanar T*1.4/50 ZFが付いてました、もうすぐ暗くなるしこれで良いかと散歩に...このコンビは実に軽くて良いですね。

その時のカットをいくつか...

【先日きれいな花を撮影したイヌホウズキ】

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あれから何日たったのでしょうか・・・すでに花が実になってます、まさに小さなホウズキのようですね。

【公園の樹木】

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なんとなく左足を少し前に出してポーズを撮っているように見えませんか?(笑)。

【キラリ☆ふじみ前の芙蓉】

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こちらもほとんどの花が実になってきてました、裂けた星型のような口から見える果実?がすでにあの茶色の綿毛の雰囲気を出していますね。

【氷川神社のニャンコたち】

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相変わらずうちのCobbyを睨みつけてます(笑)、でもかわいいですね。奥のニャンコのあくびと裸電球のような光が良いアクセント。

上記の写真は午後4時ころからの散歩でけっこう暗くなっており、ISO400ないしISO800です。

やはり暗部のノイズは少し気になるカットもありアップしてないものがありました、この辺の光の使い方が難しいところですね・・・ISO6400~12800でも気にならない時もあるんですから。

そして驚きはやはり手ぶれ補正ですかね、最後の猫ちゃんたちの写真はISO800でSSがなんと1/13秒です、それぞれの猫がCobbyを見て微妙に頭が動いているのでこの時撮った他の5~6カットが1/10秒で微妙に被写体ブレないし手ブレを起こしてました。画質を考えればこれ以上ISO感度を上げたくないのでα7IIのマウントアダプター経由でもこれだけ手ぶれ補正が効いてくれるとホント助かりますね。

でもニャンコたちが立っていたらシャッタースピードを上げないとですから、この時f/4ですのでf/2ではこの雰囲気が維持できるか迷うところですから・・・絞りとISOで1段ずつ上げるという感じになるんでしょうか、この明かりの下だったらISO1600でもノイスには問題なさそうですよね・・・それにf/2.8でなんとか1/30秒オーバーくらいは稼げるでしょうからね。でも歩き出したらもう無理でしょう(笑)。

Distagon T* 1.4/35で紅葉撮ってきた感想としてはやはり解像度の高いカメラを使ってみたくなりますね。写真はピクセル等倍で見るものではないのですが、葉の一枚一枚がしっかり描けているものを撮ってみたくなります。

残り少ない今後の楽しみですかね(笑)。


 ※ カメラ :Sony α7II

   レンズ :planar T*1.4/50 ZF


タイミングばっちり、那須紅葉...(後編)

2018年10月28日 | 01. ドライブ・旅行記

まさに天晴な天気の中で迎えた那須初日、さすがに二日目はちょっと雲が気になる感じです(でもいつものように雨は降らなかったですよ)。

さっそくでかけたCobbyの朝の散歩...

​​DSC_1127_pure-cottage.jpgDSC_1129_pure-cottage.jpg

真っ赤なガマズミの木の実が鮮烈な印象を放っていたり、寒いくらいの朝のひんやりした空気がとても気持ちよかったですね。

​ところが折り返し地点で体をどこに突っ込んできたのか、Cobbyがなにかの草の種まみれになっていてもうびっくりするやら取るのが面倒やらで大変でした・・・見かねた妻がCobby用のブラシで手伝ってくれる始末(笑)。

これだからこの季節自宅近辺ではコスモス種には要注意なんですよ (^^;)。

Cobbyのおかげでドタバタしながらの朝食です(Cobbyは部屋でお留守番)、さすがに紅葉時期だけに朝食バイキングのレストランにはお客様がたくさんいらっしゃいました。こちらの朝食バイキングは和・洋そこそこの品数があり子供から大人までまずまずではないでしょうか。

チェエクアウト10:00まで部屋でのんびりしての感想・・・最近那須ではワンコ連れをターゲットに本館とは別にワンコ棟を作って新サービスを始めているんですが、その中で最も気になるのが「ホテルエピナール那須」。そこはなんといってもバイキングの評判の良さ、やはり「食べる」に魅力はありますよねえ。部屋の広さは3パターンなのだがやはり料金はお高め、ただし今回泊まったこちらのデラックスルームの料金を考えると部屋の広さに目をつむれば同価格帯でエピナール那須の方へ泊まれます・・・二人の孫がもう少し大きくなる前にいっぺん利用してみたいと思っています。

なんといってもピュアコテージは那須ハイランドパークのオフィシャルという強みがあり孫たちが動き回るようになれば広さと値段でこちらになってしまうだろうなあということ。今回デラックスルームに泊まって「スタンダードルーム」の古いが清潔感はありリラックスできるのは同様なのでそのCPの高さを再認識した結果となった気がするんですよねえ・・・次は夕食にバイキングを選んでみようかな(笑)。

さてチェックアウト後最初の訪問はいつものように妻のリクエスト「ペニー・レイン」に決まり。ところが今回はハプニングの連続で車を降りてお店に向かったら...

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パトカーまで来て大騒ぎでした、どうやったらこうなるの?

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いい車も台無しです、警官たちの話が聞こえてくる内容ではやはりブレーキとアクセルの踏み間違え事故みたいです。こういう事故が多いから60歳過ぎると任意の自動車保険がどんどん高くなるんですよねえ、起こしたくてした事故ではないので運転手責める気持ちはないですが・・・気をつけねばです。

そんなわけで雰囲気ぶち壊しになっているのでこちらでは買い物だけ、ペニー・レインさんも人気店だけにいい迷惑でしたね...。

買い物後向かったのはちょうど紅葉の見頃の高さだろうと思った「(マウントジーンズ)那須ゴンドラ」、これは読みがピタリと当たりロープウェイの乗車時間中素晴らしい景色が楽しめました。

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ロープウェイの中腹から頂上へ向かって素敵な紅葉が見えてきます、ゴンドラのCobbyはといえば相変わらずです...

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彼にしてみれば「なんで連日ゴンドラに乗せられなければいけないんだ!」というところでしょうか・・・でもだいぶ慣れてきたような気がします、あまりハアハアしませんから(笑)。

そしてゴンドラは一気に紅葉のピークへ...

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凄かったですねえ!

これだけ最盛期の紅葉に囲まれたのは初めてです^^。

山頂の茶臼岳展望台からの眺めが楽しみと頂上駅から出てみると・・・寒い!

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風も強くて、そのうちガスも発生してきました。

展望台からはなんとも寂しい景色が...

DSC_1149_mt-jeans.jpgDSC_1150_mt-jeans.jpg

​左が茶臼岳方面なんですが・・・トホホ、これが雨男の本領発揮ですかね、妻に「なんとかして」でした(笑)。

ただこれは山頂駅付近の高さだけで帰りのロープウェイでは降りるに従いガスは晴れてきました。

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逆に登りでは見えにくかった少し遠方の素晴らしい景色が眼前に広がってきましたよ。

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この写真以下画像がクリアなのはあまりの美しさにゴンドラの小窓を全開にしてレンズだけでも良いからと外に出して撮影しているからなんです・・・ほんとにレンズだけです(笑)。

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ほんとに素晴らしいパノラマでした、妻と二人でまさにウットリ。

紅葉の那須二日目も朝からこんなに素敵な紅葉を楽しめるとは思ってもみませんでしたのでまさに「紅葉満腹」状態ですね(笑)、ただし二人のお腹は朝の事故騒ぎでいつものペニー・レインでのお茶をしていないのでそこそこ空腹...

まああまり歩いているわけではないので山麓駅に新しくできていたワンコOKのレストラン(ワンコ同伴席が区切られているだけなんですが)で軽く食べようかということに。

おすすめのメニュー「那須豚ベーコンときのこのサラダピッツァ」を二人でシェアしました。

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ところができてきてびっくり、このボリュームったら凄かった。もう妻と一生懸命食べましたがふたりとも満腹以上(笑)。熱々のピザ生地にたっぷりとベーコンとお野菜がのってます、冷たいサラダが生地を冷まして美味しさ半減かと思いきや最後までいい塩梅で、それも美味しく食べられましたねえ、これはまさにファミリーにおすすめです^^。

さあ素敵な紅葉を二日連続楽しめたので早めに高速乗って帰ろうかということになって、時間も早めなのでいつものラスク~那須塩原珈琲のチーズケーキという那須塩原IC.までの下道を行くコースを選び駐車場を出発です。

ところがラスク屋さんのある広谷地交差点までは那須湯本経由も那須どうぶつ王国経由も時間的に変わらないので山道の少ないどうぶつ王国経由でいこうかと思ったのですが、これが虫の知らせなんですかね・・・なにげに付けた愛用のメモリーナビが時間優先で湯元経由を示していたもので・・・たぶん時間の差といっても1分位なんだと思います・・・なにげにそれに従っていました(笑)。

そのおかげと言って良いのか途中ボルケーノハイウェイの分岐点手前で妻が「あッ、吊り橋が見える」ときた。そう前日なにげに通り過ぎてしまった吊り橋です、時間も早いこともあり「ついでに見ていくか」となりました。

これが大正解だったのです!

駐車場から歩き始めてこの状況...

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もう眩しいくらいの紅葉加減でした。

吊り橋に着くとまさにこの二日間遠目で感動していた「那須紅葉」の真っ只中なんです。

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これにはふたりともびっくりです。さっそく橋を渡るんですが...

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このカメラのアングルに入るだけでも紅葉の度合いがわかるくらいです。

もうどちらを向いてもため息が出るくらいでした...

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茶臼岳方面も素晴らしかったですし...

反対側の黒磯方面もこの通り、更に素晴らしかった。

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どうですか、この色とりどりの美しさ!

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まさにこれが先述した日光・中禅寺湖の八丁出島に負けていないと言った紅葉です。

吊り橋を折り返して戻る時も...

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逆光なんですが、その逆光に負けないくらい目に飛び込んでくる素敵な紅葉でしたよ。

平日のせいか混雑とは無縁の那須紅葉の二日間、ほんとに素晴らしかったです。

今回はまさに充実度高かったですねえ、いままではあんなに時間をかけて計画してもタイミングがずれるとがっかりする分だけ損したような気がしてましたが、今回は無計画ゆえの『最高の充実度』でした。

この後はお土産を仕入れてから高速乗ったんですが歳のせいか、朝あんな事故を見てきたせいか妻も心配してSA・PAで休み休み安全運転で帰ってきました。

とても素敵な骨休めになりました...


 ※ カメラ :Nikon D700

   レンズ :Zeiss Distagon T* 1.4/35(メイン)

         Nikon Ai Micro-Nikkor 105mm F2.8S

         Nikon Ai Nikkor 28mm F2.8S



タイミングばっちり、那須紅葉...(前編)

2018年10月28日 | 01. ドライブ・旅行記

​・・・ 無計画が吉? ・・・

今年の夏はとくべつ「夏休み」休暇を取らなかった、また恒例の秋旅行で消化するかもという思いだったので。いつしか計画もなく時間だけが過ぎていたので、なにげに久しぶりの連休にして消化することに...。

すると偶然にも妻と休みが重なったため、急遽「どこか行く?那須にでも行っちゃうか!」てな感じでワンコOKないつもの宿をチェックしたのが3~4日前・・・なんとすんなり確保でき、時期的に那須の紅葉はもう終わりなのかななんて思ってました。なにせ過去3回も9月下旬から10月上旬の茶臼岳周辺の紅葉をロストしてますから(笑)。

そんなわけであまり紅葉には期待せずに10月25日朝7時自宅を出発。

加えて旅行の計画書いつもの「旅程表」も無し!またもや行き当たりばったりお無計画旅である...なんか最近こういうのが多いような気が^^。まあ行き慣れた狭い那須地域なので現地で決めようとのんびりとした出発なのでした。

そんな気まぐれ旅が良かったのか...

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この素晴らしい天気はなんでしょう・・・雨男の私と晴れ女の妻での旅行は半分が雨と相場は決まっていたのですが、TVでは「一年に何日かしか無いくらいの全国的な雲ひとつない晴天」だという幸運。

それに加えこの山の裾野の紅葉はどうでしょう、ちょうどロープウェイ山頂から標高1,000メートルから下あたりに降りてきたタイミングのようでした・・・まさにグッドタイミングです、それならばとまず向かったのが「駒止の滝」。

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どうです?山の斜面はTVで見た日光・中禅寺湖の八丁出島くらい、いやそれ以上美しいところがここだけでなくこれから行く先々で見られましたよ。

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ご近所からいらした方などはつい先日より随分と綺麗になってますよと言ってました。でもほんとにこれはほんの序の口で・・・うっかり通り過ぎてしまった「つつじ吊り橋」が次の日凄いことになってました(笑)。

那須高原展望台からも素敵な景色が楽しめました...

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さすがに標高1,000メートルを超える山々ですので「雲ひとつない」という訳にはいかないですね(笑)。

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これです!山の上からこうして中腹より下にどんどん紅葉が降りてきてました、まさに今いるところがまっ盛り。

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こうして湯元方面を見ても徐々に先(下)へ行ってますよね、昨年の11月上旬ではすでにこの景色がほぼ真っ茶色になって終わりかけてました...まさにラッキーです。

念願の殺生石の紅葉を前景にした茶臼岳のアングルもこの通り...

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こうなるとあちこち見て回りたくなるのですが、歳ですかね妻の「のんびり行こう」の言葉に自然となびいている自分がいました(笑)。

時間もお昼時、ここは「のんびり」に従って最近軽食メニューもできたという「Won'derful Cafe」がある那須ハイランドパークへ宿のチェックインを兼ねて向かうことに。

そしてここでもラッキーなハプニングが...

チェックイン手続きだけしてハイランドパークへ入園させてもらうのだが、その手続の際に係の方から「お部屋に空きがありましたのでデラックスルームへアップグレードさせていただきました」とのこと。

携帯のアプリは毎日のようにアップデートがあるが、こちらでの部屋のアップグレードははじめてのこと(笑)。まだ2年ほど前にフルリノベーションしたばかりの部屋だというのは知っていたが、当家では文字通りスタンダード・・・それもリピーター特典で安く泊まれるときが多いゆえの『スタンダード』だったんですが・・・もう興味津々で入室がとても楽しみでした^^。

そんな朗報を得てルンルン気分でハイランドパークへ入園です、もちろんパークのオフィシャルホテルなので入園無料です。おまけにパーク内のドッグランや4つほどのワンコと乗れるアトラクションが乗り放題の「わんっダフルパス(1,000円)」がサービスでいただけます。

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まずはカフェでラ​​ンチです、うわさ通り軽食がメニューに加わってました。まあパスタ中心の3種くらいでしたが十分です、ただし私のほしかったクリームソースの方が売り切れで二人でミートソースパスタになってしまいました。

​​DSC_1045_highland-park.jpgDSC_1044_highland-park.jpg

​​​​​細めのパスタはとても食べやすくボリューミーで美味しかったですねえ。​​​

​​​​Cobbyはおやつを切らしていまい、今回は何もなし。一生懸命テーブルを覗いてました(笑)。​

​​​​​今回はパスタにタバスコをかけてしまったためにいつもの美味しい珈琲がいまひとつピンとこなかったのは大失敗、ここの珈琲は1杯300円とは思えないほど私的に那須一番の味なのです・・・次回は気をつけよう。

ちなみにこちらには室内ドッグランがあるんです。いまこのハイランドパークではワンコ連れが一番優遇されているかもしれません(笑)、ワンコ用の施設がまだ新しいものばかりでワンコに優しい清潔なカフェやリードフックから水飲み場、果てはうんちBOXまで園内のそちこちにあるんですよ、嬉しい限りですね。

お腹が満たされた後はアトラクションですね、今回は上空から景色を楽しみたかったのでCobbyの大嫌いな「大観覧車」だけ乗りました。

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彼は昨年の経験を忘れてしまったのかまたもや乗り場の階段を駆け上がってしまい、はたと気が付きまたもや階段を降りようともがいていました(笑)。

ですので今回は終始抱っこしてワンコ用のゴンドラを待ちました、ブルブル震える足を見て係の方も笑ってました。

観念したのか、または前回何も心配することがなかったことを思い出したのかゴンドラの中では若干余裕のCobbyでした...

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​肝心の景色の方はこんな感じです、

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​先程展望台で見たとおり、いままさに山の上からハイランドパーク周辺に紅葉が降りてきているタイミングでしたね。

つい先日の土・日では朝からロープウェイの駐車場が満車になんてWebで書いてましたが、有名な姥ヶ平のピークが過ぎると平日は写真のパークの駐車場みたいに余裕なんですね・・・このタイミングは覚えておいて損はなさそうです^^。

園内を散策ついでに今回はじめてパーク内のドッグランを使ってみました・・・ピュアコテージのドッグランに比べたらまさに「猫の額」かな...でもうちのCobbyには十分です。

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​まあしいて言えば木立の中にあるので夏でもけっこう涼しく遊べそうです。こちらでは写真のように妻が彼と一緒にアジリティ器具で遊んでいました...マツボックリもたくさん落ちていてボール代わりにスロー&ランで遊ぼうとしたのですが、Cobbyもさすがに口にくわえた感覚が好きではなかったのでしょうね、何回も追っていくんですが持って帰ってくることはなかったです(笑)。

いつものお決まりで最後はこちらの『足湯』に浸かってからコテージに戻るんですが、足湯があまり人気がなかったのかたくさんの小動物のコーナーに変身していました。まあいるいる・・・ヤギやモルモットにウサギさん、元々の足湯の設備にはなんと今人気の...

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​カワウソちゃんがまったり午後の日を浴びてお昼寝を・・・可愛かったですねえ。

妻が避けるように奥を指差し、見てみるとボアでしょうかいわゆる「大蛇」までいました、もうびっくりです(笑)。

一番目についたのは小さな台座におとなしくとまっていたハリスホークやフクロウにミミヅクたち。これは可愛いです、カメラをそばまで近づけて大きく撮ろうとすると、プイッとあのフクロウ独特の頭の動きで横や後ろに向いてしまう仕草までキュンとしてしまいますね^^。

​​DSC_1093_highland-park.jpgDSC_1095_highland-park.jpg
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ついつい見入ってしまい足湯のときより時間を​​とってしまったくらいです、まあとにかく小さなスペースなんですが子供は喜ぶだろうなあというくらい沢山の動物がいました。

さて時間も午後3時を過ぎていましたのでフロントで鍵を頂いてさっそく期待のデラックスルームへ向かいます、なんと鍵までカードキーになってますからね。いつものワンコ棟があるCブロックへ行くと5棟あるうちのセンターがそのコテージ(4室)です。外見はスタンダード棟とあまり変わらないのですが、入ってびっくり何もかもピッカピカ!

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写真右には​​​スタンダード含めどの部屋にもある立派な暖炉があります、寒くなる秋から冬場は焼きマシュマロサービスがあり二人には多すぎるくらいのマシュマロと刺して暖炉にかざすための串が用意されてました。

​部屋の広さはスタンダードと変わらず82㎡なんですがやはりすべてが新しい上にそれぞれの仕様がグレード上がってます。写真のリビングルーム、そして二部屋あるベッドルーム全てに大型TVとケージが設えてあったりベッド周りも豪華になってましたし、どこへ行くにもバリアフリーです。ここ2階ではあまり意味無かもですが、1階は玄関までスロープがあるのでお年寄りなどにはありがたいですね。

そしてお楽しみ夕食はいつもの『しゃぶしゃぶ食べ放題』へ...

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DSCN2036_shabushabu.jpgDSC_1104_pure-cottage.jpg

​先付け二品に、とても美味しかった松茸ののった那須特産のヤシオマスと食べ放題のお肉といった内容です。2つの出汁を選んでいただきますが、締めで選んだラーメンからデザートまで出てきた品はすべて手抜きのないものばかり。ただし以前は食べきりで天ぷらや刺し身そして湯葉などもありましたので宿泊料金が安く抑えてある分その予算内で随分と頑張っているのかなあと思わせてくれます、これも企業努力なんですね。最後の写真はCobbyの大好物のワンコメニュー「那須鶏ささみとにんじんポタージュ」です。

これ持って部屋に帰るとまあCobbyが落ち着かないったら無いですね、まさによだれを垂らして待ち受けてます(笑)。

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相変わらずガツガツいっているようでけっこうな時間をかけて食べるんですよ、ドッグフードでは見られない光景です。

この日は後はお風呂に入って寝るだけ・・・とはならず、せっかくの雲のない晴天で星が見えるだろうとカメラ持って広いドッグランへ行ってみました。ところが部屋を出てすぐ気が付きます、まんまるお月さんがほぼ真上に出ているんですねえ、これにはまいりました(笑)。

ドッグランへ行くとまさにその月の光で木立の影ができているくらいなんです...仕方ないので月の光が届かないようその影の中に三脚立てて何枚かシャッターを切ってきました。

DSC_1112_pure-cottage.jpg

やはりこれだけ月の光が煌々と輝いている状況でしたので厳しかったですねえ、山のすぐそばの星まで見えるんですがこれくらいしか写りませんでした。

さて部屋に帰って寝るんですがベッドにCobbyを乗せるわけにいかないので、毎回こちらでは私がリビングのソファでCobbyの添い寝をします。せっかくのデラックスルームの新しいベッドで寝たいのですが甘ったれCobbyのためなので仕方ないですね(TT)。​

それでも朝からの心地よい疲れもありけっこう寝れたかな、

翌日へ続く...



接写リング「PN-11」実践編...

2018年10月19日 | 02. カメラライフ

​PN-11到着日のテストの翌日、ちょうど休みだったのでさっそくD700とAi Micro-Nikkor 105mm F2.8Sの間にPN-11をセットして出かけてみました。

やはり重いですね、総重量約1.8kg超・・・なかなかのものです(笑)。

しかし問題は接写です。37cm~52cmのワーキングディスタンスで撮影をするわけですが、予想通り・・・あの同じようにに重たいDistagon T* 1.4/35を付けているときとハンドリングが全然違います。Distagon T* 1.4/35の場合はあのどっしりとした重さが手ぶれ補正代わりに働いて気持ち良いシャッターが切れるんです・・・こちらの1.8kgは接写時にファインダー像が思いの外揺れます、まさに未体験ゾーンです^^。

ピントの山がつかみやすいD700のファインダーのおかげといえばそうなんですが、ピタッと来たタイミングでシャッターをきるべく格別の緊張感のもと、液晶で確認しながら気がすむまでシャッターを切りました(笑)。

D700の液晶画面はそれほど精細感はない(92万ドット)ので撮影後のピント拡大で確認と言っても半信半疑なんですよねえ・・・古いモデルの辛いところです。

まあそのへんは『気の済むまで』だけが頼りとワンシーンで7~10カットほど撮りましたかねえ、かえってPCで現像作業をして初めてぴったしカンカンかどうか判明するので撮影時は久しぶりにドキドキですね。

やはりいくつかのシーンでは没カットばかりということがありました、まあ今回は少し風があり条件が悪かったせいもあるんですが(言い訳ではありません:笑)ファインダー像は例えれば300mmで手ぶれ補正のスイッチを切ったときのように揺れてました^^;)。

被写体もできるだけ小さいものを探してみたりと様々なシーンを想定して選びました...それでは見てみましょう。

DSC_0401_inuhouzuki.jpg
(f/5.6, 1/250, ISO400)

これは「(たぶん)イヌホウズキ」という5mmほどのとても小さな花です。ファインダーで覗いていると花びらの質感がとても素敵だったのでこちらはその広がった花びらにピントピークを持っていっています。

そしてこちらはとても変わったシベにピンとピークを...

DSC_0417_inuhouzuki.jpg
(f/5.6, 1/250, ISO400)

どちらも最初のカットだったのでこのレンズの一番美味しい写りのするf/5.6にしてみたんですが、マクロの場合は次の写真くらい(f/8)に絞ったほうが良かったかもですね。

こちらは小ささでは負けていない「ハキダメギク」です、

DSC_0422_hakidame-giku.jpg
(f/8, 1/80, ISO560)

現像時に少し明瞭度を上げたせいか背景が固くなってしまいました、D700らしくないですね。1/80ではやはり若干心もとない画になってしまいますね。

次は最近徐々にCobbyに付き出したあの忌々しいコスモスの種がわんさかでき出したところです(笑)。

DSC_0434_cosmos.jpg
(f/5.6, /100, ISO400)

まあ憎たらしい色と形です、一つの花に触れただけでこれだけの種がCobbyにくっつくんですヨ(笑)。

そしてその美しい時期のコスモス本体、花にくっつくほどは寄れませんが1.14倍という感じはつかめるかな。

DSC_0442_cosmos.jpg
(f/5.6, 1/200, ISO400)

右側のピント面の花びらの質感から左にかけてのとろけるようなボケまでのなだらかさがとても気持ち良いですね。

お次はキラリ☆ふじみの池の周りに咲いている「コムラサキ」・・・ムラサキシキブかと思ったんですが葉の先から半分ほどしか鋸型になっていないのでコムラサキとわかりました、これが風に揺れてまあ何枚撮ったことか(笑)。

DSC_0478_komurasaki.jpg

左側の実が取れたお皿のようになったガクが面白くてピントを持っていっているつもりでしたが、距離がほぼ一緒で紫の実にもしっかりピントが行っていました。これを見ると前ボケも後ボケもとても良い感じですよね。

ここまで来て緊張感の緒が切れました(笑)、いつものCobbyの休憩場所でPN-11を外しました。屋外でα7IIのマウントアダプターを外すようなものですからけっこう気を使いますね、D700をPN-11を外す間センサーを露出させた状態にしていますから、替えのレンズを持っていかない時はボディキャップがあると安心かもです。

その後も家に帰るまでいろいろ撮ってきたんですが、まあ撮り易いったりゃありゃしない状態でした(笑)。41cmの最短距離で撮っても楽勝で小さなシベも捉えられました・・・笑っちゃうくらいです。

DSC_0553_aberia.jpg

これはよく見かける「アベリア」ですね、ただしこれはAi AF Micro-Nikkor 60mm F2.8Dでも時々α7IIに付けて撮っていたんですがAi Micro-Nikkor 105mm F2.8Sの方が質感描写では若干負けているかなと思います・・・でも軟らかさが良いですね。

そしてこちらはあの派手なピンク色が弱いのかすてきな薄紫色を披露していたムラサキツメクサ(だと思う)。

DSC_0580_murasakitumekusa.jpg

美容室の花壇の端に咲いていたのでなかなか背景を選べなかったんですが、他の花の持っていきようによってはもっと素敵な構図にできそうですね・・・もっとじっくり観察せねばです。

さて実践編初日としては少々風もあり条件が悪かったですが、像の揺れは想像以上でした。三脚とまではいかないが一脚でもあったらなあという感じでしょうか...それくらい気を遣いました...これはまた要トレーニングですね。

しかし手持ちのタムキューともAi AF Micro-Nikkor 60mm F2.8Dとも違う質感とボケが感じられて、もう一つのマクロの世界を探求できそうで楽しみです。

持ち出し・使用にはちょっと手間が必要ですが、その手間を惜しんでいては気持ち良い写真は撮れないですからね・・・頑張らねばです(^-^)v。


 ※ カメラ :Nikon D700

   レンズ :Ai Micro-Nikkor 105mm F2.8S + PN-11



そしてついに「PN-11」を...

2018年10月17日 | 02. カメラライフ

​前回気になったAi Micro-Nikkor 105mm F2.8S専用の接写リング「PN-11」だが、いつもおせわになっているMapCameraを覗いてみたら程度の良い中古が1点だけ在庫があった。前に見た時はけっこうタマ数あったのになあと思ったらつい右手がポチッとしてました(笑)。

まあ中古で4千円ちょい・・・それほど高いわけではないがなにせ専用の接写リングなので他のレンズへの融通は利かない、これが出番が多いか少ないか・・・高いか安いかの判断は難しい^^。

【 Nikon Ai オート接写リング PN-11 】

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金属製ゆえNikonの単焦点くらいの存在感だ、単なる筒状の構造である・・・もちろんレンズへの絞りの伝達機構はある。

商品がついたその日にテストをしてみました。

​ここでおさらいである...

レンズ本体で 最短撮影距離が41cm、そして倍率 0.50倍である。それにこのリングを使用すると最短撮影距離が37cm、そして倍率が 1.14倍となるのである。

テストして改めて気づいたのだが、ネックはワーキングディスタンスである。その点を注意しながらテストの推移を見ていこう。被写体は孫の「きかんしゃトーマス」のおもちゃで全長3cmほどの小さなものである。

まずはD700にレンズ単体で最短撮影距離で撮影したもの、ともに三脚使用である。

DSC_0382_PN-11.jpg
(f/16, 0.6秒, ISO200, +0.3EV)

そしてこちらがPN-11を追加したもの。

DSC_0384_PN-11.jpg
(f/16, 2.5秒, ISO200, +0.3EV)

どちらも撮影最短距離で撮影している、見た目にもけっこうな拡大率である。1.14倍は伊達ではないかなというところ(笑)。

しかし焦点距離105mmでこの接写リングを接続すると・・・まずけっこう重たい、三脚に乗せて雲台の固定ネジを少し緩めただけですぐにカメラがお辞儀します。

そして大きな不安を感じたのが最短距離での撮影時の「像の揺れ」だ、D700に付けているだけで先述したような重さ(レンズ:515g+PN-11:約300g)であり、手持ちでの撮影の場合はどうかなということ。

試しに三脚を外して上と同じ状況で手持ちで撮影してみました...

DSC_0387_PN-11.jpg
(f/2.8, 1/50秒, ISO800, +0.3EV)

明るさを同程度にしたかったということもあり、なんと絞りは開放・感度ISO800にしてやっと普段の半分のシャッタースピード。もうブレないように息を止めて肘をしっかり締めて撮影です(笑)。

これがたかだか3センチのものをこの大きさで見るものですから、カメラもレンズも手ぶれ補正がありませんので小刻みに像が揺れる、揺れる。ただでさえ最近は歳のせいかマクロ撮影では体が微妙に前後するのを感じているので、いたずらにシャッター回数が増えてました(笑)・・・早く現場で試してみたいものですね。

そしてふとPN-11のワーキングディスタンスってどれくらいと思い、レンズのヘリコイドを無限大に回しきってみました。

最短距離との差はほぼ15cmくらいです、「ワオッ!」ですよね。

これがその無限大での画像です、

DSC_0396_PN-11.jpg
(f/5.6, 1/50秒, ISO800, -0.3EV)

一番最初のレンズ単体の撮影最短距離で撮ったものとほぼ同一サイズですよね。

そうなんです、このAi オート接写リング「PN-11」はAi Micro-Nikkor 105mm F2.8Sの撮影最短距離の0.5倍から37cmの1.14倍までを繋ぐものなんですね。

なるほどね~、と変な納得をしてしまいました(笑)。いわばレンズ単体で画としての近づきが足りない時に(だけ)出番がやってくるという代物なんですよね・・・これはテストした意味が俄然出てきました、理解して使えればまさに納得して使えるというものです。出番は少ないかもしれないが、まさにAi Micro-Nikkor 105mm F2.8Sの不足を補う便利な助っ人となるんですよね。

Ai Micro-Nikkor 105mm F2.8Sだけでは撮れない『画』・・・なんかワクワクしてきますね^^。


 ※ カメラ :D700

   レンズ :Nikon Ai Micro-Nikkor 105mm F2.8S + PN-11