with my Cobby

趣味の写真・カメラを中心にした雑記、愛犬Cobbyとの散歩撮を中心にオールドレンズ記事もプラスしてアップしています。

暑くなってきたなあ...

2019年05月23日 | 02. カメラライフ

 しばらく涼しいやら寒いやらと嘆いていたのだが、ここに来てほんと暑くなってきた、。

 こう暑くなってくるとCobbyの散歩の時間がだんだん早朝・夕方へとシフトしていくようになります。朝の方はめっぽう強い妻がいるので心配はないのだが、(私の休日の)午後の散歩の方は暑さ対策が必要となってきますね。

 Cobbyの水分補給も気にしなくてはいけないし、自分もそろそろ歳なのでこまめな水分補給を心掛けないとほんとこれから危なくなりますよね・・・そんな事を考えてしまうくらいきょうの散歩は暑かったです。

 日陰・木陰へ入れば湿度が低いのでかなり涼しく感じるのですがねえ...そんなことは氷川神社のにゃんこが一番良く知ってました(笑)。

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 草のトンネル一番奥で涼しげな顔を見せていた氷川神社のにゃんこです^^。

 ここ氷川神社横のこんもりした森「雲居の瀧」は歩いていても陽が差すところが非常に少ない場所なんです。それなりに開けたところが何箇所かありますので天気さえ良ければ明るさは確保されてますが、やはりカメラ使っていてその明るさが非常に弱いことが実感できます。

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 このCobbyの写真は彼に陽が差しているにもかかわらずマルチ測光でシャッタースピードが1/25くらいになってしまいます(f/4,ISO100)。見た目の明るさからは想像できないシャッタースピードの遅さなのでついブレが出てしまう状況ですよね・・・写真でCobbyの顔や肩の日があたっている箇所が白飛びしそうなのでこういうときにハイライト重点測光など使ったらどうなのかなと思ったりします・・・今度試してみましょう(笑)。

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 こういう陽の差し方がとても多い場所です、非常に明暗差が激しいですね。

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 だからこそ印象的なシーンを目にすることも多いです。

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 これだけ晴れている中でこうして開放で撮っていても(f/1.8, 1/2000, ISO100)でいけてしまいますから、曇りの日などは最低ISO感度が400位上になるのは致し方ないですね。

 神社裏の広場では木陰になったいつものテーブルの上で気持ち良さげにお昼寝中のにゃんこたち...

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 右のにゃんこはCobbyの天敵です、すばやくCobbyに気が付き警戒しています。でもほんと木陰は涼しくて一緒に昼寝をしたいくらいでした(笑)。

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 花がきれいないつものお庭はそろそろ花が終わりかけているものが多くなってきましたが、白のバラだけはまだまだわんさかきれいな花をつけていましたよ...

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 キラリ☆ふじみの例の白い花も元気いっぱい...

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 前回は見られなかったのですが、一箇所池の畔にキショウブがたくさん咲いていました。

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 このキショウブ、こうして見るととてもきれいなんですが環境省の「要注意外来生物」に指定されているそうです。例の春先そこらじゅうで見られるナガミヒナゲシ同様に繁殖力が強く水辺の在来種を駆逐してしまう恐れがあるそうです...ナガミヒナゲシは見つけたら抜いても気にしないですが、これはちょっと気が引けますねえ ^^;)。

 毎年黄色い葉がたくさん出てとてもきれいな木が一本だけ文化の森公園にあるのですが、今年も見事に色づいてきました...

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 ちょっと絞って撮ったんですが、こうして見ると木の立体感よりも奥の体育館を含めた圧縮効果のほうが強く出ていますね・・・さすがに85mmあたりから中望遠と言われる所以でしょうか。

 きょうはα7IIIにSEL85F18を付けて歩きました、先日と似たようなアングルは撮り比べの意味が大きいです^^。相変わらず前後のボケがきれいで現像しているとほんと感心しますね。

 来月そうそうにベリーダンスをやっている会社の同僚のショーが所沢(駅)であるので撮影を頼まれました。何でもプロフィール写真になるものが欲しいとかで、責任重大になってきました(笑)。でもこの純正85mmや(実は最近仕入れた)SEL70200F4Gの望遠があるので試すいい機会かなと私も楽しみにしています。いい写真が撮れたらご本人さんの了承を得てからアップしてみたいと思っております。

 その前にまずは来週の28日(火)から孫と那須高原に行きますのでそちらも楽しみですねえ、孫の写真にこの85mmがどれくらい瞳AFが食らいつくかや70-200mmがどうぶつ王国でどれだけ使えるかなど楽しみが尽きません。

 もちろん時期的にツツジが最盛期なので見てこれればアップしたいなあと思います・・・が、孫がまだ小さいので無理かなとも思っているのですがねえ...。


 ※ カメラ : α7III

   レンズ : Sony FE 85mm F1.8



キジさんとばったり!...

2019年05月19日 | 02. カメラライフ

 今日は朝から天気が良くて午後の散歩はCobbyを連れ出すタイミングが難しかった。そろそろCobbyが暑さでハアハアしだす時期なので​、あまり太陽が真上の時は可愛そうかなと...。

 それでも昼食後リビングでウトウトしていたら窓全開では半袖で少し風が冷たく感じたのでそろそろかなと3時過ぎに家を出ました・・・まだ早かったかな(笑)。日差しはけっこう強くてCobbyは外に出た嬉しさでとても元気がいいのですが、すぐに舌を出しハアハア始まりました。しょうがなくコースを日陰が選べる方向へ進めなんとかCobbyが暑さをしのげるようにしてあげます。

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 今日はD700の久しぶりの出番なのでAi Nikkor 50mm F1.4Sをつけて出てきました。まあ個性が強いレンズではないですね、コントラストも中庸で絞り開いても周辺減光が少ないところなどはさすがにNikkorだと思いますがまさに基準点という感じでしょうか。

 と畑の中を抜ける道で写真を撮り始めたところで『キジ』にばったり出くわしました。

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 いつもこのへんで「ケーンッ」と鳴いているんですが、まさかのニアミスです(笑)。50mmなので少し遠くに見えますが、およそ10mくらいですね...キジも驚いてこちらを見返してます^^。でも飛んでいかないんです、私がこの道を前進するペースに合わせてキジも歩いていきます^^。Cobbyもいるので危険と見たのか上の写真のビニールドームの見える畑の先で右に隠れ始めました。

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 ちらちらこちらを見ながら奥の方へ逃げていきました、最後まで飛ばずにハクセキレイのようにちょこちょこ歩いて行く姿はとても可愛かったですね。

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 直ぐ側の農家の詰め所のバラです、先日ROKKORで撮った場所ですが比べるとやはり良くも悪くもちょっと凡庸かなという感じですね。

 さてキジさんを見送ってからそのまま道を進み文化の杜公園まで来ました。Cobbyを少し日陰で休ませようとキラリ☆ふじみの方まで歩き一息入れます。

 池の畔にある丸い植え込みに真っ白な花がきれいに咲いてます...

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 真っ白です、天気はいいのですが雲が多く時折太陽が照らすとまた一段と輝きます。

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 まさに最盛期のようで目にも鮮やかできれいでしたねえ。

 Cobbyにも背景としてお借りしました...

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 Cobbyのおやつ休憩の後は氷川神社方面へ向かいます、日曜ですが珍しくきょうはららぽーとからの長い車の渋滞は見られませんでしたねえ。皆さんGWで出費がかさみましたかね(笑)。

 途中いつもの広い花壇のある家では色とりどりのバラがたくさん咲いてます、まあ見事でした。

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 これなんか渋かったですねえ...

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 黄色の混ざり具合あ絶妙でアングル選びに苦労します。いつだったかこちらの奥様から『どうぞ中に入って撮ってもいいですよ』と声をかけていただいたんですが、こちらにはCobbyがいるので彼はズケズケ小さな花などを踏んづけてしまいそうで怖くて深入りはできないです...道路から1~2歩だけ入らせてもらって撮りました(笑)。

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 白いバラは難しいですね。きれいな花を探す苦労もあるし、天気が良いので白が飛んでしまうことも考えて撮らねばなりませんから気をつけてシャッター切らないとですよね(ほとんどが少し茶色くなってました)。

 やっと見つけたきれいな白、でもちょっと遠かったんでCobbyを道路に留めるためリードを目一杯伸ばして撮ります(笑)。

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 道路際のシランは微妙な色加減が飛ばないように自分の体で影を作り撮影します...

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 まあ楽しいお宅です・・・というかありがたいですね。いつもこのコースの散歩でこちらは楽しみに寄らせてもらってます。

 そして氷川神社ですね。

 人のいない境内に3匹のにゃんこが気持ち良さげに昼寝の真っ最中でした。Cobbyを離れた木にリードを留めて静かに参拝した後に少しだけスナップさせてもらいました。いつぞやのおやつ「高知のカツオ」が効いているのか、触ろうとすると逃げますが近くで撮る分には無視してくれるようになりました(笑)。

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ちょっと近づきすぎました(笑)...


 このレンズ少しノスタルジック調では渋くて味わいのある仕上がりになります、フィルムチックといったほうが良いのでしょうかねえ。

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 久しぶりにD700持ち出しましたが、明るいレンズだしファインダーも見やすいはずなんですがどうも最近は老眼が進んできたせいかピントの山がつかみにくくなってきました。相変わらずこのD700はシャッターフィーリングが最高なので楽しいのですが、かえってPCでモニター確認するまでジャスピンだかどうだか自信が持てなくなってきました・・・とほほな状況になってます(笑)。

 でも私の最後のレフ機になるはずですのでしっかり使っていきたいともいます...。


 ※ カメラ : Nikon D700

   レンズ : Ai Nikkor 50mm F1.4S



ROKKORな日々...

2019年05月18日 | 02. カメラライフ

 ​お気に入りのROKKOR 55mm F2での散歩写真です。

 いま土手は紫一色と言ってもよいほど今年はこの花で埋まっています。

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 いままで『ツルフジバカマ』かと思っていたんですが、よく調べてみたら『ナヨクサフジ』というらしいです・・・間違っていたらどなたか教えてください^^。

 いままでもけっこうこの時期は土手を紫に彩っていたんですが、ほんとに今年はそこら中に咲いてます・・・異常発生といっても良いくらいです(笑)。異常発生といえばこのナヨクサフジの前はてんとう虫の異常発生も見られました、なんか変な感じですね・・・生態系に悪い影響がなければよいのですが...。

 そしてもう一つ呼び名がわかったものがありました・・・

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 形状からプロペラ草と自分では呼んでいたのですが、ようやくその名を見つけました。『ヘラオオバコ』と言うそうです。なんかとてもスッキリしましたね・・・なんと時間のかかったアハ体験でしょうか(笑)。

 もう一つたくさん見られる花が「ヤグルマギク」ですね、これもあちこちで咲いてます。

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 なんか写真が開放ばかりなので周辺減光が少し気になりますがご容赦です^^。この日はこのあと家の前に見える公園に向かったんですが...

 なんとこんなものが!

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 これ『桜』なんですよ!

 まだ咲いているものがあったんです、びっくりしちゃいますよね。花びらが3枚しか残ってませんでしたがまだ勢いは感じられました、どうなっているんでしょうか(笑)。寒い・温かいを繰り返していた今年の春ですからなんかこうした植物もどこか生育上狂ってきてしまうところが出てきたんでしょうかねえ。

 一方で植え替えられた花壇ではポピーがチラホラ咲きだしていました。

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 いつも見ると思うのですがこのピンクの花はこうして明かりが花びらを透けるとランプのように明るく見えるのでつい写真を撮りたくなるんですよねえ・・・ここにミツバチなどが吸蜜に来てるとその影が写ってまた素敵なんですが...。

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 やはりf/2とはいえ開放でしか撮れないとこうした複数の花を撮る時はアングルに気を使いますね、早く直したいところです^^。

 やっと公園内の水路に水が流れ出してこれからシランの群生が見られる一角も素敵な佇まいになってきました。

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 水といえばこの時期たくさんある水田にも水がはられるようになりましたね、田圃道を歩くのが気持ちよくなってきました...とはいえこれから除草剤が撒かれるとCobbyには気をつけないといけないのが玉に瑕です。

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 これからいろんな鳥が田んぼに来るようになりますね、今年はまた田んぼの貴公子「タゲリ」が見られると良いのですがねえ・・・期待しましょう。

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 水が張られるとCobbyのやつは入りたがって困るんですよねえ、でも写真には良い背景になります(笑)。

 さてこの日MINOLTA AUTO ROKKOR-PF 55mm F2のこの一枚...

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 ネギ坊主が逆光でとても美しかったです、茎や葉が夕陽に透け気味なのもいい感じですよねえ。

 そして気持ち良いもう一枚はこちら...

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 お百姓さんが野良仕事をするために詰める小屋の周りは多分奥様の好みの花などをたくさん植えているんですね、この日は素敵なバラがたくさん風に揺れてました、写し撮るのが少し大変でしたねえ。

 しかしこのレンズいまのところ開放しか撮れないですが、α7IIIのピント拡大機能が助けてくれるお陰で撮影がとても楽しいですね・・・なんとかf/4くらいまで使えるともっとありがたいのですが(笑)。

 ついいましがたAi Nikkor 50mm F1.4Sの写真をいくつか見たんですが、さすがに現行レンズだけあり周辺減光も少なくシャープさも持ち合わせココ最近ゲットしたRICOH XR RIKENON 50mm F2やMINOLTA AUTO ROKKOR-PF 55mm F2などと比べて値段の張るだけはありそうで「さすがNikkor」と感じました。

 久しぶりにD700につけて散歩に出てみましょうかね...。


 ※ カメラ : α7III

   レンズ : MINOLTA AUTO ROKKOR-PF 55mm F2



ROKKORな日々?...

2019年05月18日 | 02. カメラライフ

 Carl Zeissのレンズが好きで(planar T* 1.4/50)​「Zeissな日々」なるタイトルのブログを書くことが多いですが、このところMinoltaのROKKORレンズを使うことが続き、まさにタイトルが入れ変わってしまいました(笑)。

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 このレンズたちが最近集まってきた<BROTHER ROKKORS>です^^。左から...

  • AUTO ROKKOR-PF 58mm F1.4
  • AUTO ROKKOR-PF55mm F2
  • MC ROOKOR-PG 50mm F1.4


前に書いたように中央α7IIIに付いている「55mm F2」は絞り羽根(粘りによる)不良で開放でしか撮れません...がその画がとても気に入っているのでいまのところこの3本中では一番持ち出し意欲が強いです(笑)。

 そして新参者の「50mm F1.4」です、まずはこの一枚を見てください...

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 開放ですが、こんな絵が最初から出て来ちゃうと嬉しくなりますよねえ^^。どうですか中央白い穂の描写、柔らかくかつ美しいベールに包まれたような...でもとても手触りの良さを感じさせる素敵な描写ですね。

 しかしちょっと絞る(f/4)と真逆のような描写が...びっくりするくらい「どぎつい」といってもいいくらいの色で貼り付けたような花が印象的な一枚です。

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 もっと絞って(f/8)遠景を撮ってみると...

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 α7IIIで撮っている割には手前の木々の精細感がないですが、まあ昔のカメラではこうして使っていたんですよね。特別嫌なところがなく至って気持ち良い写りだと思います・・・こういうのを見ていると「RIKENON」の解像感ってやはりすごいなあと思わせてくれます。

 そして「58mm F1.4」の開放で垣間見られたバブルボケがこのレンズではっきり出てきました(開放にて)...

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 ほとんどの玉ボケの淵に線が出てますね。使い方では面白い一枚が残せそうで楽しみです。

 そして開放ではあの絞ったときのようなどぎつい色も出てきません...

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 色味はいたって普通のようでどうやら先ほどのゼニアオイはあの花独特の色味のせいのようですね。

 Cobbyの写真もほぼ普通かな、まだ開放近くでは撮ってませんが可もなく不可もなしという感じです。

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 この日はけっこう暑かったのでCobbyを日陰で撮りました、なので上下の写真はCobbyを少し明るく調整してあります。

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 まあ一日だけのテストなんですがまずは最初の一枚が大きな収穫ですね。あの開放の美しいベールがかかったような描写をどう活かすか・・・初っ端から面白くなってきました^^。

 しかし考えてみると不思議なものでオールドレンズを少しずつ集めだしてこうして写りを比べてみると、Super-TakmarやRIKENONそしてこの兄弟レンズのROKKOR 55mm F2などすこぶる気持ち良い写真で楽しいなと思えるレンズがほとんど3千~6千円台で手に入れたものばかりなんです。

 先日なにげにAi Nikkor 50mm F1.4Sの写真を見ていたら「さすがにNikkor」ですね、開放での周辺減光も少ないしけっこうシャープに写ります。でも先ほどのオールドレンズと比べるとこれといった個性が見られず出番が少なくなってます。値段も1万を超えてますからよく写って当たり前なのかもしれませんが、RIKENONの解像感を見ると半額以下のレンズとは思えないですよねえ(笑)。

 この辺がオールドレンズの面白さなんでしょうね、最近お気に入りのplanar T*1.4/50 ZFでさえ出番が減ってます。これでしばらくぶりに持ち出すとZeissの写りに感激するんでしょうねえ(笑)。

 まあ美味しいところを探る温故知新の旅のようで面白くもありますね、これはけっこう続きそうです^^。


 ※ カメラ : α7III

   レンズ : MINOLTA MC ROKKOR-PG 50mm F1.4



Rokkor 58mmの美味しいところは?...

2019年05月10日 | 02. カメラライフ

 きょうは午後のCobbyの散歩の流れでそのまま妻と(彼女の)勤め先で合流することになっている。​というわけで約束の時間から逆算して散歩の時間をいつものように歩けばということで1時間半としました...それに合わせた時刻に家を出発することに。

 せっかくなので「AUTO ROKKOR-PF 58mm F1.4」の美味しいところを探ろうとα7IIIに付けておきました。コースは自宅から市役所・ららぽーと富士見を目指すかたちで歩き出します。

 まずは氷川神社に向かいますが、ここで一つ発見がありました。こちらの狛犬は小さいながらも力強い印象で何度か写真を撮ったりしていたのですが、正面左の狛犬が見ている方向を確認すると岩山となる狛犬の足場のふもと付近に小さな狛犬(?)がいたんですねえ。

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 これって獅子は子を千尋の谷へ突き落とし這い上がってくる生命力の強い子のみを育てるという「獅子の子落とし」を表しているのでしょうかねえ。​今まで気が付かなかったのですが、そうだとするとこちらの獅子はメスになるのですかね。そして反対側がオスとなりますか?こんな太平記まで遡る話を作品として具現する狛犬の像がこうして見られるのは興味ありますね。

 さてレンズ58mmの美味しいろころですが、F2で素敵な印象を残した白いバラがまだたくさん咲いていたのでチャレンジしたのですが、けっこう渋い写りになってました。

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 F2同様に落ち着いた色合い、そしてボケも徐々に消え入るようで良いんじゃないでしょうか^^。

 少し暗めだと色合いに差は見つけられない感じですが、決定的に違いが見られる描写がありました。それがこの花の緑の茎の描写ですね。

DSC03184_scorpion flower.jpgDSC03104_scorpion flower.jpg
​AUTO ROKKOR 58mm F1.4​AUTO ROKKOR 55mm F2

​ 絞りは55mmが開放しか使えないのに合わせてf/2.0で撮影してます。色味はそこそこ近いですが縮小画像で見ても精細感が違いますね、F2の方が解像感があります。

 氷川神社のにゃんこも同じにゃんこを撮ってみたんですが、気持ち良い色の出方の「55mm F2」に比べ猫の毛の色味が少し薄めでシャキッと感がないんですねえ。

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 少し逆光気味ということもあるのですが、​そのかわりに少しひんやりした乾いた空気感は出ているかなと思います(絞りは今回「55m F2」と比べるために撮ったものはすべてf/2.0で撮影しています)。

 まあ爽やかという感覚で良いなあと思ったものが他にもあって、Cobbyと一緒に妻と待ち合わせていた場所で撮ったものですが...

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 フェンスを伝うテイカカズラですが、こうして撮るといい感じにテイカカズラのボリューム感が出てますよね。写真から受けるイメージもなんとなく爽やかなものがあり好感が持てます・・・これって多分色の出方がコッテリではなく比較的あっさり方向のせいだと思いますね。あっさりというのも難しくて、ただ薄いだけでなくシアン・グリーン系の色の出方がきれいなんだと思います...そのへんを活かしたアングルを探していくのが吉のような気がします。

 ここ何日かこのレンズを「F2」との比較で使ってきたんですが、開放付近で安定して面白いのは曇りの日ないしは少し暗い場所でのカットでしょうか。太陽が燦々というシチュエーションだとあまり美味しい感じがしないですね・・・まだ断定はできませんが^^。

 それよりこのレンズを使えば使うほど「AUTO ROKKOR 55mm F2」の良いところが目立ってきて、更にF2が愛おしくなります(笑)。

 まあ「これだ!」という一枚が出るまで気長に付き合ってみましょうかねえ・・・。


 ※ カメラ : α7III

   レンズ : Minolta AUTO ROKKOR-PF 58mm F1.4