先週の快晴続きの1周間、そんな時に運悪く二日目が大雪というタイミングで伊豆へ行ってきた。
私たち夫婦と長女・三女とCobbyの4人プラスワンコでのドライブだ、4人中2人も雨男・雨女がいたものだからまさかの雪である。伊豆では雪に降られず小雨程度で済んだのはかろうじて妻の「晴れ女パワー」のおかげだろうかと思っている(笑)。
17日早朝に出発、関越(三芳PA)~圏央道~何故かうっかり直進して厚木小田原自動車道に乗らず:西湘バイパス(石橋)~伊豆高原というルートになってしまった。家族4人でワイワイしながらのドライブで道を外れてもブーイングなし、助かった^^。
おかげで素敵なPAで休憩できた、西湘バイパス唯一のPAだという「西湘PA」だ。砂浜に面したデッキから素敵な景色が楽しめました。
伊豆ではまず最初に「神祇大社」へ向います。
| こちらは昨年大雨のため寄ることができなかったのでリベンジです。
ワンコと一緒にお参りができる国内でも珍しい神社なんです、八百万の神々が祀られているそうです。 |
今回参加の長女と三女もCobbyと記念撮影、今回はこの二人の婚約・結婚記念(特に最後まで家に残ってくれていた長女)のドライブでもあるんです。 妻が一番寂しがるかな・・・^^; | |
| |
そしてこちらではワンコの絵馬奉納ができるのでCobbyの参拝記念と健康祈願で納めてきましたよ。その際には巫女さんではありますが、鈴を鳴らしてワンコのお祓いもしてもらえます(鈴の音でCobbyは緊張した面持ちなんです^^)。
二人の娘が願い事と絵馬のワンコの顔をそれぞれ書き、たくさんの絵馬と一緒に納めてきました。見ているだけでもほのぼのとしてくる絵馬がたくさんありましたねえ。 |
| |
二日間で周る予定を翌日の悪天候を心配して初日のうちに行けるだけ行ってこようということで、大室山界隈のこの神社からスタートしましたが、やはり時折晴れてくれるが曇りがちの天気だった。
さて神祇大社で昨年のリベンジを果たしたところで、まだ11時そこそこだったんですが早めのお昼にしようということに、なんといっても宿泊先のピッコラルージュの夕食はボリュームがあるんでせっかくの美味しい料理はお腹をすかせて臨もうと家族全員の貧乏性が一致して城ケ崎へ向いました。
いつもの昼食処「ぼら納屋」です...
目の前に富戸港から続く大海原が見晴らせる好立地にあります。
| ぼら納屋...古民家の母屋はとても情緒がある内装で外国人受けもいいようです。
こちらでワンコと一緒の旨伝えるとお向かいの建物へ案内されます。 |
海に面した側は全て大きなガラス窓になっており、素晴らしい眺めが自慢の食事処になってます。 ちょうど一組のワンコ連れが食事を終えるところで、入れ替わりで私達だけの貸し切りとなりました。 | |
| その大きな窓から近場に停留している船が見えていましたが、どうやらダイビングに来ている人たちのようです。 そう、この富戸のエリアは海が綺麗で「Futo Blue」と言われダイビングのメッカでもあるんですね。潜ってみたいものです。岸から近いですので「即深か」の岩場なんでしょうね。 |
前回同様に私は注文を頼んですぐにほぼ敷地内にある「魚見小屋」をひとり見に行くことに。 近くに見えるのですが木々が邪魔で、こうしたアングルを撮るためには切り立った斜面から転げ落ちないように気をつけながら身を乗り出すようにしての撮影なんです。画角50mmの私の定位置となっているんですね...ヒヤヒヤものです(笑)。 | |
| 魚見小屋から帰ってくるとすでにテーブルには料理が運ばれていました^^;。妻と長女は定番「金目鯛煮付け定食」、ほんとに妻は金目鯛が好きで伊豆では3食金目鯛がいいというほど。 ↓こちらは私と三女が頼んだ「金目鯛漬け丼」、特性のタレに軽く漬けてあり金目鯛の風味がしっかりと味わえる逸品です。 |
|
食事中いつもウロウロとテーブルの周りを漁るCobbyがおとなしいなあと思ったら先ほどの船を不思議そうにじ~っと眺めておりました^^、気になるんでしょうね。朝早くから歩き漬けで昼寝をしていないためかそのあと寝入ってしまいました。 |
| |
昼食後はほぼ近場のスポットが多いので移動はとても楽、まずはお決まり「門脇灯台と吊り橋」。このところ毎回初参加の娘(今回は三女)がいるのでここは外せません(笑)。
大昔大室山の噴火で流れてきた溶岩が侵食されてできたたくさんの奇岩と真白き灯台に吊り橋とで素晴らしい景観を作っています。ほんとはこの先のもう一つの吊橋「橋立て・吊り橋」までの城ヶ崎自然研究路(約9Km)を歩いてみたいのですが、うちの家族がOKくれないだろうなあ(T_T)。
高所恐怖症のCobbyは相変わらずこのへっぴり腰で周囲を笑わせていました。 そんなに揺れる橋ではないのですが、やはり高い所というのはすぐ分かるみたいです、けして海の方は見ません(笑)。 | |
| 吊り橋からの眺め。
午後になり少し波も高くなってきましたかね、多少の曇り空でも城ヶ崎の海の青さは格別でした。 と、景色を見ている私の横をCobbyが吊り橋の反対側まで一目散に歩いています(笑)。 |
それでもCobbyは歩き回るのは好きなので、私と一緒に岩場の先端まで付き合ってくれてます^^。 そこからの景色は岩肌もはっきり見えており、少し強めの波が打ち付けているのでけっこうな迫力です、あいにく海の先の伊豆大島は霞んで見えませんでしたが。 | |
| 吊り橋から三四郎落としを廻って門脇灯台へ登ります。
窓からは今回スルーした茶色い山肌の大室山がしっかり見えています、あの火口の周り約1キロを歩くお鉢めぐりはほんと素晴らしい景色が楽しめますね...まあ天気が良ければですが。 |
さてさて矢継ぎ早に訪れたのが今回思わぬ目玉となった「城ヶ崎 四季の花公園」だ。
ほんとにこの伊豆高原周辺だけでもスポットは多く、1~2回くらいの旅では回りきれませんね、この日も精力的に観光してきましたが移動距離がとても少ないのでそれぞれをゆっくり楽しむことができるのもまた伊豆高原の魅力かもです。
こちらではちょうど前日の16日から「城ヶ崎 桜と菜の花まつり」というのが始まっていた、「桜」とういのは冬場に咲く寒桜のことらしい。
1月も半ばなので蝋梅(ロウバイ)がきれいに咲いていた、いい匂いなんですよねえ。 名前どおり花びらが蝋で出来てるがごとくの感触で不思議ですね。 | |
| 近くには梅も随分とたくさんきれいな花をつけていました、「粉紅朱砂(フンコウシュサ)という種類だそうです。 とても柔らかなピンクが印象的な優しい梅の花でした。って一生懸命写真を撮っていたら皆に置いてけぼりを喰らいましたねえ(笑)。 |
やっと見つけたところが大きな温室のなか、これが文字通り素晴らしい花園!
ブーゲンビリアが所狭しと咲いているんです、見事でしたねえ~。
入ったところで妻がCobbyを抱いて皆写真を撮ってました。
これは撮りたくなりますね・・・、 いい香りの満ちているなか別世界にいるような錯覚に陥ります(笑)。 | |
|
とても高い天井の温室なんですが、その屋根に届きそうなくらいブーゲンビリアで埋め尽くされています。 たくさんのピンクの中にオレンジやちょっと清楚な赤い花がとても美しい世界を作っていましたね(↓奥に見える一際赤いのはポインセチアですね)。 |
|
|
「ブーゲンビリア」 また一つひとつの花がとても可憐で素敵です。 これほどまでの規模のものは初めて見ました、この温室はとても見応えがありました。 |
更に広い園内を歩いて海が見える丘の方へ行ってみます...空はまだ青いんですが太陽が隠れているので、ちょっと寂しい感じですがいたるところに見たことない花もいっぱい咲いているので気分は上々です。
桜と菜の花のコラボレーション
広く海が見渡せる丘に来るとありましたよ~! 菜の花と(寒)桜が...。一緒にファインダーに収まるところは限られているのでちょっとつらいですが、家族みな歓声を上げてましたねえ。 菜の花は海との境が黄色くなるほど広い敷地に咲いていました。菜の花の中を抜ける小道に入ってワイワイ・キャアキャです^^。 | |
|
| こちらが寒桜。 見た限りはソメイヨシノに近いですかね、近くで見ると淡いピンク色です。 嬉しいですね、この時期に桜が見られるというのは。河津の桜祭りもまだ2月からですから・・・ 小枝の先の咲き始めたばかりの花もとても可愛い。 |
|
園内あちこちに寒桜を見つけることができます。 まだ5部咲きだといいますから寒さが厳しくなるこれからが本番、まさに名前通りの寒桜。 ↓南国っぽい真っ赤なアロエの花も寒中の桜に色を添えてます。 | |
|
園内すべてを廻ったわけではないですが時間もティータイム、きちんと防寒対策の施されたカフェのテラスでCobbyともども温かい飲み物をいただきしばしまったりさせてもらいました。 冬の期間なので大して見られる花の数は多くないだろうなあとあまり期待はしていなかったのですがこの「四季の花公園は」見応え充分で良い意味で期待を裏切ってくれました。 |
お次はこの日最後の訪問地となる「蓮着寺」だ、やはり前回雨で寄れなかったところ。ぜひ見ておきたいものがあったのでこちらは私のリクエストなんです。
車は四季の花公園の駐車場へ置いたまま歩きます、歩いても5分程度の距離なんです。この辺りから時折小雨がぱらつくようになりました、傘をさすほどではないのですが夜から雨という天気予報を信じてたのに...^^;
「蓮着寺」...日蓮上人に因んだお寺のようですね。
すごいのがこの正面の本堂右に見えるこんもりした木なんですが、たった1本の木なんです。
樹齢千年と云われる国内最大級の「ヤマモモ」の木なんです、近くで見るとその太くたくましい幹に圧倒されます(国指定天然記念物だそうです)。 寺の入口付近にも大きな「袈裟懸けの松」などもありましたね。 | |
| そしてこちらは本堂に向かって左に立つ樹齢80年を超える「サルスベリ」。 これがまた絵になるくらい素晴らしい枝ぶり、花・葉が落ちてまさに猿も滑るような樹皮を披露しているのをアロエの花が色を添えてました。 |
本堂から北へ向かってしばらく歩くと小さな庵のある奥の院へ着きます。こちらの岸壁から見えるのが一度見ておきたかった「俎岩(まないたいわ)」、日蓮上人が流されて置き去りにされたと伝えられている場所です。 この岩に立っている日蓮上人像が境内にありますが、すごい場所です。地元の漁師に助けられて赦免になるまでこの地に滞在したということです、右の切り立った岬を「日蓮崎」といいます。 |
|
ほんとは日蓮崎まで歩いて俎岩を真上から見たかったんですがまたもやパラパラと雨が降りだし慌てて駐車場へ戻ることに・・・残念。
初日あまりにいろいろ見て回ったので長くなりすぎ...part 2に続く m(_ _)m