讃岐うどんやラーメン食べ歩きと、旅のブログ

讃岐うどんの食べ歩きが好きです。また国内・海外問わず旅が好きなので、ぼちぼち書いていこうと思います。

パソコン「APPLEⅡ」ESDラボラトリー_東京都文京区

2012-11-16 20:00:00 | 無線・ラジオ・家電・パソコン
いまや、マッキントッシュやiPhoneやiPadとか言っているが、どれも持っていない。(笑)携帯はメールができて、mixiページが見られればいいし、Widowsが慣れているのでマックとか使えないし。ということである。会社からスマホを貸与されたけど、今は電源すら入れてない。

 パソコンの黎明期にあって、実力を発揮していたAppleⅡのカタログが出てきた。当時、NECからPC-8001が発売された頃であろう。PC-8001は、SW-ONでN-BASICが走ったが、正直あまり役に立つようなソフトは少なかったように思う。パソコン雑誌なんかに、プログラムが載っていて、一生懸命キーボードから打ち込んだ覚えがある。たいていは、何日もかかって打ち込んで、ちょっとしたゲームができるというものであった。

 そんななかで、値段もそうだけど、I/Oスロットを搭載し、拡張性やソフトの完成度の高さでAppleⅡは群を抜いていた。

マイクロプロセッサ:6502
メモリ:初期16Kバイト、48Kまで拡張可
ROM:12Kバイト
というスペックは、(今では桁が違うのではないかと思うのだが)当時、相当なかなかのものであった。ビジネスユースとしては、SORDがパソコンを作っていたが、Appleのホビーユースとは、また違ったカテゴリーでの展開だったと思う。(ソードは、その後東芝パソコンシステムズに吸収合併で消滅)

 文京区本郷のESDラボラトリで入手したカタログ。この時、日本の総発売元は「東レ」となっていた。


 当時の価格表
 
 本体45万円(48KRAM)
 ミニディスク 22万円
 カラーモニタ 7万円
 と、目玉が飛び出るくらい高かった。そのため、秋葉原あたりでは、海賊版のコンパチボードが売られていた。

 Appleは購入出来なかったが、PC-8001MK2(になってから)初めてパソコンを購入した。外部記憶装置はカセットレコーダーである。テープが伸びると読み書きが出来なくなると言う弱点があったが、とにかく安い。RS-232Cポートが搭載されていたので、キットのI/Oボードを買ってきて、無線機の自動電信送信用に使っていた。メモリーに定型文を入れておけば、手打ちしなくてもパソコンが自動的に電信符号を送信するので、重宝して使っていた。パソコンが何に役立ったかというと、そのくらいしか思いつかない。

 今や家庭に至っても、ネットを閲覧するために家電と同じように、普通にあるパソコンだけど、当時はあっても「何か役に立つの?」みたいな一面もあった。