6年ほど前、東京のド〇キで3千円くらいの、中華製電波時計を買ったのである。
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高級時計には、全く興味がない。だいたい腕時計をするのは好きではないので、すぐに外してそこいらあたりに置くくせがある。そういうわけで、以前はドン〇で買った千円くらいの腕時計をしていたのだが、数年で壊れてしまい買い替えたものです。
安くても一応電波時計なので、時刻が大きく狂うこともなく順調に動いていた。オリジナルのベルトは、3年ほどで崩壊してしまったので、千円ほどで替えてもらったことがある。〇ンキの格安品なので、使い捨てでもいいとは思っているが、生き延びられればそれに越したことはない。
ある日、時計でもして出かけるかと思ったら、秒針が動いていないのである。あらー、電池切れかムーブメントか、基板が壊れたか。一応、電池交換をしてみよう。だめなら諦めます。
「電池交換します」という、某店の幟に惹かれて時計を持って行ってみました。
「この時計なのですが、動かなくなったので、電池交換できますか?」
「あー、中国製だね。暗い所に置いてなかった?ソーラー充電だから、日に当てとくと動くかもですよ」(ソーラーだったっけ?)
「そうなんですか、でも比較的日の当たるところに置いてあったんですけど」
「じゃ、電池みてみましょうか?15分後くらいに来て」
「わっかりました」
20分後に再訪問するも他の客の接客中で、さらに10分後くらいに訪問。
「どうでした?」
「うーん、一応電池を取り換えたんだけど、うまく動かないね。日に当てとくと動き出すかもね」(充電式の2次電池を取り換えたのか?)
「じゃ、様子見します。電池の交換代金はいくらですか?」(充電式電池だと高いだろうな)
「500円でいいよ」(ほんとか、こんなに安いのか。結局動かないんだけど)
がっくり肩を落として、帰宅しました。3千円の時計に、すでに1,500円保守費で使ってます。いろいろボタンをいじっていると、5秒だけ秒針が動いて止まることを発見した。なんで?
完全動作しないので、捨てるか否か思案をしていると、裏蓋の部分がセロハンテープで固定されているのを発見。「なんじゃ、こりゃああ」持っていく前は、セロハンテープは貼っていなかった。
はがしてみたら、裏蓋がぽろっと外れました。もしかして、外したが上手くハメられなくてセロハンテープを貼ったのか?
まあ、せっかく蓋が外れたので、中身を見ていきましょう。電池はMAXELL社のCR2025が入っていました。あれ、充電式の電池じゃないのか?これは、通常のボタン電池と思うぞ。
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時計は精密機器なので、さすがに自分では修理はできないだろうとは思うが、念のため基板などを眺めていたら、電池ホルダーが不自然に浮いているのに気が付いた。「なんじゃ、こりゃああ」
電池ホルダーは、微細なプラスねじで基板にとまっている(写真の赤丸2か所)のだが、片方のねじがない。
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電池が浮いているので、手で押さえたら秒針が動き出した。「なんじゃ、こりゃああ」(3回目です)
おいおい、電池を交換したんなら、ねじがあることは分かっていただろう。素人をなめるな。ど素人だけど。
原因は分かったが、手持ちのねじが無い。もう、あの店に行く気も起こらない。(多分、2度と行かない)もう、最終手段として半田付けでもするかと思ったが、金属部分はステンレス製のため半田は乗らない。
えい、ままよ。あまり影響がないと思われる他の部分のねじを外して、電池ケースを固定する部分に取り付けた。電池ケースを固定している2本のねじは、電池のマイナス端子から基盤に電源を供給するための回路を形成しています。2本のうち1本のねじが無かったため、基板の一部に電源が供給されず動作が変だったものと考えられます。
初期状態に戻っていたので、最初から日本標準時の電波を掴むべき設定を行うと、60Hzの西日本佐賀はがね山のJJYをつかみました。針が高速回転し、ぴったり時刻合わせが成功したので、もう数年は使えるでしょう。
しかし、店を出している以上「あんたは、プロやろ」と言いたい。もしかして、ねじを無くしてしまったので、わざとそのまま返却したのか?それとも、天然か?
そういえば、このベルトを交換するために某有名家電量販店に入っている時計コーナーに持っていったら「あー、これは無理ですね」と良く分からない理由で断られたことがある。そのまま、小さな個人商店みたいなところに持っていったら、すぐにやってくれた。
【教訓】
・時計店は、店を選ばないと痛い目にあうことがある。
・専門知識がないと、相手の言うがままになって騙されることがある。
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高級時計には、全く興味がない。だいたい腕時計をするのは好きではないので、すぐに外してそこいらあたりに置くくせがある。そういうわけで、以前はドン〇で買った千円くらいの腕時計をしていたのだが、数年で壊れてしまい買い替えたものです。
安くても一応電波時計なので、時刻が大きく狂うこともなく順調に動いていた。オリジナルのベルトは、3年ほどで崩壊してしまったので、千円ほどで替えてもらったことがある。〇ンキの格安品なので、使い捨てでもいいとは思っているが、生き延びられればそれに越したことはない。
ある日、時計でもして出かけるかと思ったら、秒針が動いていないのである。あらー、電池切れかムーブメントか、基板が壊れたか。一応、電池交換をしてみよう。だめなら諦めます。
「電池交換します」という、某店の幟に惹かれて時計を持って行ってみました。
「この時計なのですが、動かなくなったので、電池交換できますか?」
「あー、中国製だね。暗い所に置いてなかった?ソーラー充電だから、日に当てとくと動くかもですよ」(ソーラーだったっけ?)
「そうなんですか、でも比較的日の当たるところに置いてあったんですけど」
「じゃ、電池みてみましょうか?15分後くらいに来て」
「わっかりました」
20分後に再訪問するも他の客の接客中で、さらに10分後くらいに訪問。
「どうでした?」
「うーん、一応電池を取り換えたんだけど、うまく動かないね。日に当てとくと動き出すかもね」(充電式の2次電池を取り換えたのか?)
「じゃ、様子見します。電池の交換代金はいくらですか?」(充電式電池だと高いだろうな)
「500円でいいよ」(ほんとか、こんなに安いのか。結局動かないんだけど)
がっくり肩を落として、帰宅しました。3千円の時計に、すでに1,500円保守費で使ってます。いろいろボタンをいじっていると、5秒だけ秒針が動いて止まることを発見した。なんで?
完全動作しないので、捨てるか否か思案をしていると、裏蓋の部分がセロハンテープで固定されているのを発見。「なんじゃ、こりゃああ」持っていく前は、セロハンテープは貼っていなかった。
はがしてみたら、裏蓋がぽろっと外れました。もしかして、外したが上手くハメられなくてセロハンテープを貼ったのか?
まあ、せっかく蓋が外れたので、中身を見ていきましょう。電池はMAXELL社のCR2025が入っていました。あれ、充電式の電池じゃないのか?これは、通常のボタン電池と思うぞ。
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時計は精密機器なので、さすがに自分では修理はできないだろうとは思うが、念のため基板などを眺めていたら、電池ホルダーが不自然に浮いているのに気が付いた。「なんじゃ、こりゃああ」
電池ホルダーは、微細なプラスねじで基板にとまっている(写真の赤丸2か所)のだが、片方のねじがない。
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電池が浮いているので、手で押さえたら秒針が動き出した。「なんじゃ、こりゃああ」(3回目です)
おいおい、電池を交換したんなら、ねじがあることは分かっていただろう。素人をなめるな。ど素人だけど。
原因は分かったが、手持ちのねじが無い。もう、あの店に行く気も起こらない。(多分、2度と行かない)もう、最終手段として半田付けでもするかと思ったが、金属部分はステンレス製のため半田は乗らない。
えい、ままよ。あまり影響がないと思われる他の部分のねじを外して、電池ケースを固定する部分に取り付けた。電池ケースを固定している2本のねじは、電池のマイナス端子から基盤に電源を供給するための回路を形成しています。2本のうち1本のねじが無かったため、基板の一部に電源が供給されず動作が変だったものと考えられます。
初期状態に戻っていたので、最初から日本標準時の電波を掴むべき設定を行うと、60Hzの西日本佐賀はがね山のJJYをつかみました。針が高速回転し、ぴったり時刻合わせが成功したので、もう数年は使えるでしょう。
しかし、店を出している以上「あんたは、プロやろ」と言いたい。もしかして、ねじを無くしてしまったので、わざとそのまま返却したのか?それとも、天然か?
そういえば、このベルトを交換するために某有名家電量販店に入っている時計コーナーに持っていったら「あー、これは無理ですね」と良く分からない理由で断られたことがある。そのまま、小さな個人商店みたいなところに持っていったら、すぐにやってくれた。
【教訓】
・時計店は、店を選ばないと痛い目にあうことがある。
・専門知識がないと、相手の言うがままになって騙されることがある。