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IMジェイエスピー社員が綴る日替わりブログ

危ない橋

2010-09-01 09:11:11 | 日記
 米国の景気はいよいよ危なげにふらついている。この円高と株安は米国景気がどこでぷっつり切れてもおかしくないように見えるところから来ているという。何かがきっかけになって未来への不安が恐怖となって投資家を襲うことがあれば恐慌と言われるパニックになりかねない。

 そんな中、北朝鮮の金正日(キム・ジョンイル)総書記が突然中国を訪問した。こちらも断末魔の状態にある、と考えられる。中国に頼って何とか国の体制を維持したいということだろう。北朝鮮が崩壊すれば当然韓国が北朝鮮を飲み込む形で新生朝鮮が出来上がる。しかし、内部で現体制を転覆させるほど反政府運動が盛り上がっている気配は今のところ伝え聞かない。あまりにも苦しい生活を強いられているために生きる活動以外には何もできないのかもしれない。

 中国の思惑からすれば、北朝鮮が崩壊することになった場合、米国やロシアに勝手なことをして欲しくないのはもちろんのこと、隣国であり、本来文化的にも経済的にも最も関係が深い日本に新生朝鮮誕生の支援などしてもらいたくないに違いない。中国が安心して長い歴史の延長線上にあるアジア圏の覇者に復活するためには、日本と新生朝鮮が同盟して対抗してくること以上にやりにくいものは無い。米国もロシアも、EUすら同じ思いを抱いているかもしれない。日本、北朝鮮、韓国の国民が互いに国民感情として反目しあう環境を醸成する策は、今後もあらゆる場面で実行されるだろう。日本人も韓国人も互いに柔軟な見方をする努力が必要だ。

 経済もおかしな状況だが、その経済の発展を支える様々な資源が人類生存の下限を下回って大きく自然のバランスが崩れ始めている。国家という、ある特定地域の問題を遥かに超えた問題が、少ない資源の独占で富を獲得しようと躍起になっている人々の上に重くのしかかっている。

 危ない橋は何も今に始まったことではない。猿だった時代から、ずっと危ない橋を渡り続けてここまで来たのだ。さらに進化してこの橋を渡って行くしかない。人と人が共感しあうことができれば、きっと大丈夫だ。


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株式会社ジェイエスピー
  横浜に拠点を置くソフトウェア開発・システム開発・
  製品開発(monipet)、それに農業も手がけるIT企業
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