４月からの話

　わが社は、４月から新年度である。会社によっては年度開始を４月にしていないところもある。売上のサイクルがお客様と一緒だと、うまくない。期の締めは少し遅らせたほうが仕掛からなくてよい、などと言う理由で、年度開始を夏までずらしているところなどもある。

　ただ、学校は３月卒業というところが日本では一般的なので、新入社員が入って来ると同時に新年度が始まる、という方式は現場としてはいろいろと考えやすい。

　わが社も来年度刷新する体制も固まり、予算が決まって、細かな部分で来期の予定が見え始めた。新人の教育スケジュールなども何回かレビューをして、良いものに仕上がった、と思っている。そして、このブログも、来期から書き手を一新し、新しい風を送りこむことにした。

　月曜日だけは、これまで通り私が書き、火曜から金曜までの４日間は、火曜担当２名、水曜担当２名というように各曜日２名ずつ計８人の執筆者がそれぞれ１週置きに書き下ろすことにした。初回となる４月１日は金曜日、新ブログは紅一点の若手担当者が書くことになっている。皆がどんなことを書いてくれるか今から楽しみでならない。

　８名の中には総務部門の人、企画営業の人、開発管理の人などがいて、しかも年齢も２０代前半から５０代後半まで、と幅広い。変化に富んだお話を読むことができるだろうと思う。同じく、ホームページも大きく模様替えすべく現在急ピッチで変更作業中である。その作業を担当してくれているのが、４月１日ブログ担当者である。ちょうどその日、それまで長い間苦労したホームページの模様替えお披露目と、新ブログ寄稿が重なる。ホームページ制作のほうは、かなり頑張っているが少々遅れ気味である。何とか４月１日に間に合って欲しいと思っている。
　刷新するホームページのトップページには、先日社内旅行に行った時、旅館で宴会後に撮影した大勢の社員の手の写真を使うことにした。手ばかりうじゃうじゃあって気持ち悪い、と写真を撮っている時に誰かが言っていたが、なかなか面白い写真が撮れた。

　来年度は社内グループウエアの刷新をはじめ、社内業務管理上の様々なシステムの刷新を計画している。計画はしているが、体力が無くて計画だけで終わってしまうかもしれないが、こつこつと実施して行ければと考えている。セキュリティ面も十分考慮しながら、クラウドの利用やスマートフォンの利用など、最近急激にアイデアの宝庫として充実しつつある新しい方向性の技術も取り入れたい。

　最近ずっと渡辺謙さんのAndroidタブ製品にどっぷりつかって生活している。アンドロイドマーケットに次から次に現れるアプリやツールの数々をモニタリングしているだけでも、かなり楽しい。ウィンドウショッピングをするために街をぶらぶらしているようなものだ。しかし、実際に使ってみるとまだまだ、である。ソフトもハードもまだまだ改善すべきところが多い。それでも、つい数年前には考えられなかった世界が広がり始めていることだけは確かだ。
　来年度からは、わが社も遅ればせながらそういう世界に飛び込んで行ってみよう、と考えている。


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