2011年3月11日は、忘れたいができない日になった。911というテロの日があったが、11日というのは凶事の起こる日なのだろうか。
女性社員の1人から、「こんな時こそ笑顔で頑張ります!」と言うメールをもらった。その通りだ。直接被災していないわれわれが、落ち込んでばかりいられない。見通せるまで先を見通して早めに手を打って行こう。
で、考えるのだが、ここはみなさん、かなり「辛抱」するしかない状況だ。変化しなければ今後の見通しは暗い。ただし変化するには時間がかかる。その間は「辛抱」するしかない。
例えば、原発はもう電力供給のあてにできない。だが、大型の水力発電所はすでに作るスペースが無い。ま、自然破壊のことをまったく気にしなければまだまだ作れるだろうが。それに火力発電所も場所も燃料も無い。新しいエネルギー対策を考え出して、動き出さなければならない。とは言え、すぐに結果が出せるわけではない。ならば変化を期待して「辛抱」するしかない。
電力が無ければ大量に作り出すことができない。つまり工場の操業と生産効率は、あらゆる産業で大幅に低下する。低下した効率を向上させようにも、株価が急落して会社に資金的な余裕が無い。その結果、市場に出回る物資は減少し、3月11日以前のように何もかも余るほど簡単に手に入ることは、もうない。「辛抱」するしかない。
これまではデフレスパイラルにあったが、今後はインフレ傾向が強まる可能性がある。経済が大きく落ち込むため、物の値段が上がり、給与は上がらない、ないしは仕事を失う、という傾向も強まるだろう。経営者の考え方が、持続可能なワークシェアな方向性であれば、変化を期待して「辛抱」するしかない。
どれぐらいの期間「辛抱」しなければならないか、それはわからない。しかし、この巨大災害から数ヶ月で立ち直れるとは考えないほうが良い。13日の「未来への長い戦いの始まり」で書いたが、これは長期戦だ。未来は笑って辛抱した人の所にやってくる。やけになって投げ出したり、甘い水があると誘われたほうへふらついたりしてはいけない。せっかく「辛抱」したことが水の泡だ。
ただ口をへの字にして「我慢」するのではなく、笑顔で「辛抱」することをお奨めする。周囲の人たちを励まし、助け合って「辛抱」して行きたい。
昨日、テレビを見ていたら、避難所にいるお子さん連れのご婦人が、まさに笑顔で辛抱している姿を見た。にこやかに、今必要なものは何かをお子さんを抱きかかえながら語った。しっかり笑顔で、今欲しいのは「家族の安否の情報です」、「家族が生きているのかどうか、その情報です」と答えて、にこやかな顔のまま、大粒の涙をこぼした。大変な状況である中、泣き言を言わず「辛抱」しているのである。
誰もが心から笑って生活できる社会を前向きに「変化」することによって早く取り戻したい。「辛抱」しすぎてみんなが笑顔を忘れてしまう前に。
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株式会社ジェイエスピー
横浜に拠点を置くソフトウェア開発・システム開発・
製品開発(monipet)、それに農業も手がけるIT企業
女性社員の1人から、「こんな時こそ笑顔で頑張ります!」と言うメールをもらった。その通りだ。直接被災していないわれわれが、落ち込んでばかりいられない。見通せるまで先を見通して早めに手を打って行こう。
で、考えるのだが、ここはみなさん、かなり「辛抱」するしかない状況だ。変化しなければ今後の見通しは暗い。ただし変化するには時間がかかる。その間は「辛抱」するしかない。
例えば、原発はもう電力供給のあてにできない。だが、大型の水力発電所はすでに作るスペースが無い。ま、自然破壊のことをまったく気にしなければまだまだ作れるだろうが。それに火力発電所も場所も燃料も無い。新しいエネルギー対策を考え出して、動き出さなければならない。とは言え、すぐに結果が出せるわけではない。ならば変化を期待して「辛抱」するしかない。
電力が無ければ大量に作り出すことができない。つまり工場の操業と生産効率は、あらゆる産業で大幅に低下する。低下した効率を向上させようにも、株価が急落して会社に資金的な余裕が無い。その結果、市場に出回る物資は減少し、3月11日以前のように何もかも余るほど簡単に手に入ることは、もうない。「辛抱」するしかない。
これまではデフレスパイラルにあったが、今後はインフレ傾向が強まる可能性がある。経済が大きく落ち込むため、物の値段が上がり、給与は上がらない、ないしは仕事を失う、という傾向も強まるだろう。経営者の考え方が、持続可能なワークシェアな方向性であれば、変化を期待して「辛抱」するしかない。
どれぐらいの期間「辛抱」しなければならないか、それはわからない。しかし、この巨大災害から数ヶ月で立ち直れるとは考えないほうが良い。13日の「未来への長い戦いの始まり」で書いたが、これは長期戦だ。未来は笑って辛抱した人の所にやってくる。やけになって投げ出したり、甘い水があると誘われたほうへふらついたりしてはいけない。せっかく「辛抱」したことが水の泡だ。
ただ口をへの字にして「我慢」するのではなく、笑顔で「辛抱」することをお奨めする。周囲の人たちを励まし、助け合って「辛抱」して行きたい。
昨日、テレビを見ていたら、避難所にいるお子さん連れのご婦人が、まさに笑顔で辛抱している姿を見た。にこやかに、今必要なものは何かをお子さんを抱きかかえながら語った。しっかり笑顔で、今欲しいのは「家族の安否の情報です」、「家族が生きているのかどうか、その情報です」と答えて、にこやかな顔のまま、大粒の涙をこぼした。大変な状況である中、泣き言を言わず「辛抱」しているのである。
誰もが心から笑って生活できる社会を前向きに「変化」することによって早く取り戻したい。「辛抱」しすぎてみんなが笑顔を忘れてしまう前に。
monipet
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「できたらいいな」を「できる」に
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横浜に拠点を置くソフトウェア開発・システム開発・
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