逆上がりができるようになったり、縄跳びの2重跳びができるようになったり、出来なかったことをひとつずつ出来るようにして、家族にほめられ喜んでもらって成長してきた。今思えば、何もかも、たわいない小さな出来る事の積み重ねだ。
その時はそのことで頭がいっぱいになるぐらいオオゴトだったのに、何十年もたって、それが大したことではなかったかのような錯覚に陥っている。人は、一度乗り越えてしまうと、すぐそのことを忘れてしまうものらしい。だが、その時その時、目の前にある問題は誰にとってもオオゴトだ。
「隣の芝生」という言い方がある。その言い方を借りると「自分の問題」とでも言えるだろうか。他人の問題より自分の問題のほうが大変に思えてしまう。しかも、他人の問題が、ずっと昔、自分がクリアしたことのある問題だったりすると、余計にそんな風に思えてしまう。だがその人が立ち向かっている問題は、その人にしか大変さを測る尺度が無い。大変だ、という意味では他人の問題も自分の問題も変らないのだ。
「経済大国」と一度は呼ばれたことのあるこの国の人々だ。おにぎり以外の食物が手に入ったとか、灯油が手に入った、と言うことぐらいでは、それが出来るように努力してくれた方々を褒めたり一緒に喜んだりしづらいかもしれない。しかし、そうではない、と思う。もう一度最初からやり直していかなければならないのだ。大したことのない前進が、いかに大した事であるのか、実感してそれをほめあう喜び合う、そんな気持ちを持っていたい。
そのためにも、将来を見通した遥かな目標と、そこに向かうためにひとつずつ乗り越えて行ける目標を設定する任務は非常に重要なものになるだろう。いたるところで活躍しているパイロット(水先案内人)のみなさんの腕の見せ所のような時代が幕を開けた、と言うことだ。これまでもずっとそんな時代だった、と言えばその通りだが、ここ何年ないし何十年かは少し間違ったぐらいでいきなり滝つぼに落ち込むことは無かった。パイロットも周囲も初心に帰って一つずつ問題をクリアして行かなければならないだろう。小さな成功をみんなでほめ、喜べる雰囲気を作ろう。小さな失敗は、次の成功へのステップだ。応援して励まして行こう。
小学校低学年の時、私は逆上がりができなかった。鉄棒にぶら下がってバタバタと助走することだけを何度も繰り返していた。励ましてくれたのは父や母だったと思う。手の握り方を変えてみたり足を上げるタイミングを変えてみたり、わが家からはかなり遠い小学校まで一緒に出かけて練習した覚えがある。当時は鉄棒のある公園というのが近所に無かったのだ。ある日曜の夕方、もう暗くなるまで練習して、やっと一回転できた。何だかテレビドラマのような話だが実話だ。その時一緒にいてくれたのが、父だったか母だったか覚えていない。もしかすると2人ともいてくれたのかもしれない。どれだけ喜んでくれたかも全く覚えていない。ただ、逆上がりが出来たことが嬉しくて嬉しくて仕方なかったことだけは鮮明に覚えている。
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センサー、IoT、ビッグデータを活用して新たな価値を創造
「できたらいいな」を「できる」に
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株式会社ジェイエスピー
横浜に拠点を置くソフトウェア開発・システム開発・
製品開発(monipet)、それに農業も手がけるIT企業
その時はそのことで頭がいっぱいになるぐらいオオゴトだったのに、何十年もたって、それが大したことではなかったかのような錯覚に陥っている。人は、一度乗り越えてしまうと、すぐそのことを忘れてしまうものらしい。だが、その時その時、目の前にある問題は誰にとってもオオゴトだ。
「隣の芝生」という言い方がある。その言い方を借りると「自分の問題」とでも言えるだろうか。他人の問題より自分の問題のほうが大変に思えてしまう。しかも、他人の問題が、ずっと昔、自分がクリアしたことのある問題だったりすると、余計にそんな風に思えてしまう。だがその人が立ち向かっている問題は、その人にしか大変さを測る尺度が無い。大変だ、という意味では他人の問題も自分の問題も変らないのだ。
「経済大国」と一度は呼ばれたことのあるこの国の人々だ。おにぎり以外の食物が手に入ったとか、灯油が手に入った、と言うことぐらいでは、それが出来るように努力してくれた方々を褒めたり一緒に喜んだりしづらいかもしれない。しかし、そうではない、と思う。もう一度最初からやり直していかなければならないのだ。大したことのない前進が、いかに大した事であるのか、実感してそれをほめあう喜び合う、そんな気持ちを持っていたい。
そのためにも、将来を見通した遥かな目標と、そこに向かうためにひとつずつ乗り越えて行ける目標を設定する任務は非常に重要なものになるだろう。いたるところで活躍しているパイロット(水先案内人)のみなさんの腕の見せ所のような時代が幕を開けた、と言うことだ。これまでもずっとそんな時代だった、と言えばその通りだが、ここ何年ないし何十年かは少し間違ったぐらいでいきなり滝つぼに落ち込むことは無かった。パイロットも周囲も初心に帰って一つずつ問題をクリアして行かなければならないだろう。小さな成功をみんなでほめ、喜べる雰囲気を作ろう。小さな失敗は、次の成功へのステップだ。応援して励まして行こう。
小学校低学年の時、私は逆上がりができなかった。鉄棒にぶら下がってバタバタと助走することだけを何度も繰り返していた。励ましてくれたのは父や母だったと思う。手の握り方を変えてみたり足を上げるタイミングを変えてみたり、わが家からはかなり遠い小学校まで一緒に出かけて練習した覚えがある。当時は鉄棒のある公園というのが近所に無かったのだ。ある日曜の夕方、もう暗くなるまで練習して、やっと一回転できた。何だかテレビドラマのような話だが実話だ。その時一緒にいてくれたのが、父だったか母だったか覚えていない。もしかすると2人ともいてくれたのかもしれない。どれだけ喜んでくれたかも全く覚えていない。ただ、逆上がりが出来たことが嬉しくて嬉しくて仕方なかったことだけは鮮明に覚えている。
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