立秋を過ぎて、この暑さ、この日差し。車で並木道を走ると日影の暗さが濃すぎてそこにあるものが何かわからないぐらい光が強い。夏はまだまだ終わりたくないらしい。過ぎ去った夏の余韻を楽しむのは、もう少し先の事になりそうだ。
盛り上がった音や光や熱などは、静まって行く過程で盛り上がった時の記憶が余韻となって心に染み込み感動を強く焼き付ける。静かな間(ま)というのは案外大事なものだ。その間(ま)に気持ちの整理が付き、盛り上がったあるものが本当に終わって、次のあるものへと歩き出す準備ができる。
本来ならオリンピックが終わって日本中が選手たちをねぎらいながら彼らの重ねた努力と挑戦の連続を振り返って、その余韻を楽しむことができた時期だったろうと思う。ところが、いきなり勃発した領土問題が余韻を楽しむ空気を一気にしぼませてしまった。やれやれ、何で今?とげんなりする一方で、何となく冷や冷やする危うさも感じざるを得ない。お祭りの余韻に浸ることも許されない危ない時代に生きていることをつきつけられて、例えは悪いが夏休みも終わりになって急に重たい宿題が残っていたことを突きつけられた少年のようだ。夏休み最後までにあれもやりたいこれもやりたいと思い描いていたのに、もっと早くからやっておかなければならなかった宿題に足を引っ張られて、やりたいことはひとまず棚上げにするしかない。血なまぐさい解決策に近づくことだけは避けて通るよう皆でしっかり考えないといけないだろう。
領土問題とは話が違うが、仕事上のちょっとしたトラブルの場合、トラブルから綺麗に逃げてしまった解決策を取ると、その場はすんなり終わってもお客様との交流はやがて下火になり、知らないうちに商売の糸が切れてしまう、ということが起きることがある。逆に正面からトラブルに向き合い、言うことは言い誠意を尽くす所は誠意を尽くして対応すると、トラブル発生以前よりお客様との縁が強くなる場合もある。いずれにしろトラブル解決には大変な労力を要することは変わらない。トラブル対応は私達がどうありたいと考えているか、その価値観にも大いに関わりのある事柄だ。
価値観と言う意味では、厳しいトレーニングに負けず逃げ出したい気持ちを抑えて、ただひたすら目標に向かって自分を鍛えぬいた者達が集まって過ごした日々の余韻をもっとしっかり味わった方がいい。目の前の辛さに浮き足立ってしまわなかった者達の勇気に心から尊敬の念を抱くべきだろう。今やるべきことに集中し、遠回りをしているのではないかという恐怖に打ち勝って一つ一つ丹念に乗り越えて来た彼らは素晴らしい。
そんな彼らだからこそ、国を挙げて、いや国を越えてすら、応援したくなる。
今まさに辛い思いをしている人がいるかもしれない。そんな渦中にいる人には辛い状況が永遠に続いてしまうように思えるものだが、そんなことはない。あなたを応援している人は思いのほか、多い。辛さに負けそうになる自分に負けないことだ。時間がかかっても一つ一つクリアしていけば、いずれ出口が見えてくる。余韻に浸るのはその先でいい。出口を抜けた時に自分を応援してくれた人の多さに驚くかもしれない。(三)
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株式会社ジェイエスピー
横浜に拠点を置くソフトウェア開発・システム開発・
製品開発(monipet)、それに農業も手がけるIT企業
盛り上がった音や光や熱などは、静まって行く過程で盛り上がった時の記憶が余韻となって心に染み込み感動を強く焼き付ける。静かな間(ま)というのは案外大事なものだ。その間(ま)に気持ちの整理が付き、盛り上がったあるものが本当に終わって、次のあるものへと歩き出す準備ができる。
本来ならオリンピックが終わって日本中が選手たちをねぎらいながら彼らの重ねた努力と挑戦の連続を振り返って、その余韻を楽しむことができた時期だったろうと思う。ところが、いきなり勃発した領土問題が余韻を楽しむ空気を一気にしぼませてしまった。やれやれ、何で今?とげんなりする一方で、何となく冷や冷やする危うさも感じざるを得ない。お祭りの余韻に浸ることも許されない危ない時代に生きていることをつきつけられて、例えは悪いが夏休みも終わりになって急に重たい宿題が残っていたことを突きつけられた少年のようだ。夏休み最後までにあれもやりたいこれもやりたいと思い描いていたのに、もっと早くからやっておかなければならなかった宿題に足を引っ張られて、やりたいことはひとまず棚上げにするしかない。血なまぐさい解決策に近づくことだけは避けて通るよう皆でしっかり考えないといけないだろう。
領土問題とは話が違うが、仕事上のちょっとしたトラブルの場合、トラブルから綺麗に逃げてしまった解決策を取ると、その場はすんなり終わってもお客様との交流はやがて下火になり、知らないうちに商売の糸が切れてしまう、ということが起きることがある。逆に正面からトラブルに向き合い、言うことは言い誠意を尽くす所は誠意を尽くして対応すると、トラブル発生以前よりお客様との縁が強くなる場合もある。いずれにしろトラブル解決には大変な労力を要することは変わらない。トラブル対応は私達がどうありたいと考えているか、その価値観にも大いに関わりのある事柄だ。
価値観と言う意味では、厳しいトレーニングに負けず逃げ出したい気持ちを抑えて、ただひたすら目標に向かって自分を鍛えぬいた者達が集まって過ごした日々の余韻をもっとしっかり味わった方がいい。目の前の辛さに浮き足立ってしまわなかった者達の勇気に心から尊敬の念を抱くべきだろう。今やるべきことに集中し、遠回りをしているのではないかという恐怖に打ち勝って一つ一つ丹念に乗り越えて来た彼らは素晴らしい。
そんな彼らだからこそ、国を挙げて、いや国を越えてすら、応援したくなる。
今まさに辛い思いをしている人がいるかもしれない。そんな渦中にいる人には辛い状況が永遠に続いてしまうように思えるものだが、そんなことはない。あなたを応援している人は思いのほか、多い。辛さに負けそうになる自分に負けないことだ。時間がかかっても一つ一つクリアしていけば、いずれ出口が見えてくる。余韻に浸るのはその先でいい。出口を抜けた時に自分を応援してくれた人の多さに驚くかもしれない。(三)
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