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IMジェイエスピー社員が綴る日替わりブログ

新東名

2012-08-22 10:29:33 | 日記
毎年恒例だが、お盆は両親の実家がある岡山県で過ごす。私が住む神奈川県から岡山県までは車で移動するが、渋滞を回避するためとETC割引を利用するために移動は夜間に行うことが多い。徹夜で8時間も運転するとさすがにしんどい。

今年4月に新東名高速道路が開通し、従来の東名高速道路より岡山県までの距離が約10キロ短くなった。数年前には新名神高速道路が開通し、その時は約30キロ短くなり、元々約640キロあった道のりが約600キロになった。我が家にとっては非常に便利になった。

新東名高速道路は、開通前から渋滞緩和の期待が大きかったが、このお盆の結果を見るとかなり効果があったようだ。NEXCO中日本の発表によると、お盆期間中の渋滞発生回数は東名高速道路と新東名高速道路を合わせて前年の47回から2回に減ったということだ。
しかも交通量は、前年9万5800台に比べ、18%増の11万3100台だったという。交通量が増えたにも関わらず渋滞が減っている。期待以上の数字だった。

新東名高速道路が渋滞緩和に効果があると期待されていたのは、その設計に仕組みがあるらしい。以前、渋滞についてこのブログに書いたことがあるが、自然渋滞は上り坂や急カーブの手前で車が減速する動きが原因で発生する。新東名高速道路と東名高速道路で上り坂の勾配とカーブの最小半径を比べてみるとその違いが良くわかる。



渋滞が緩和された反面、良くない傾向もあるようだ。それは、交通違反の数である。新東名高速道路は渋滞が発生しにくい設計にした為、速度を落とすことなく通行できる。その為、速度が出やすいようだ。開通後1カ月間で交通違反数は約2倍に、そのうち速度違反は約3.75倍になったということだ。ただし、交通事故の数は減っているらしい。高速道路の場合、交通事故を減らすには、速度を抑えるよりも渋滞をなくした方が効果が高いということだろうか?

無駄な道路建設が問題となっているが、新東名高速道路について言えば、かなり有効な道路建設と言えるだろう。

(岳)


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