毎日いろんなことで頭を悩ましながらも、明日のために頑張ろうと自分を励ましています。
疲れるけど、頑張ろう!
旅
この前の土・日、わが市でお祭りが開かれた日、私の妻は娘と連れ立ってSMAPのコンサートを観るため東京に出かけていた。これで今年は確か4回目だったと思うが、名古屋公演のときに肋骨を痛めていた(とヲタの間ではもっぱらの噂)リーダー中居君が、あろうことか今度は足に肉離れをおこしてしまい、杖をついた状態でステージに現れ、全く踊ることができなかったそうだ。そのときの模様を写した写真がネットオークションで売られているのをパソコン上で見たが、なんでも商売に変えてしまうしたたかさと、どんな怪我をしていても決してステージに穴を開けたりしないプロ根性の見事さとが、同時に見られて複雑な気持ちにさせる写真だった。
お祭り2日目は、息子が名古屋の予備校で模試を受けた。朝早く起きて会場まで車で送ってやったのだが、妙な仏心がわいてきて、帰りも迎えに来てやろうという気になった。5時近くに息子を拾った私は、どうせなら妻も名古屋駅まで迎えに行ってやろうかと思い立って、妻の携帯に電話してみた。
「もしもし、今どこにいるの?」
「品川。水族館に行ってきた」
「えっ?まだ東京なの?もう5時過ぎてるよ」
「うん、今からご飯食べて、それから駅に行くつもり」
「ふ~ん、じゃあ、自分で帰って来いよ。迎えにはもう行かないから」
「分かった」
このときが5時半近く。それから私は家に帰って、適当に夕食の用意をして、息子と父の3人で食べた。後片付けをした後は、ビールを飲みながら、塾舎であれこれ作業をしていたのだが、ふっと気づくと10時近く、持ってきておいたビールも全部飲んでしまったので、冷えたビールを家まで取りに行った。すると、風呂から出てきた妻とばったり出会った。
「えっ?どうして?何でもういるの?早過ぎない?」
「だってもう10時だよ。9時半前には帰ってきてたよ」
「さっき電話したのが5時半だろ。そのときはまだ東京だったし、おかしくない?」
「6時20分頃ののぞみに乗って8時少し前に名古屋に着いた。それから地下鉄と電車に乗れば9時過ぎには帰ってこれるじゃん」
「そうなの、のぞみってめちゃくちゃ早いね」
「品川から名古屋まで、1時間半ぐらいかな」
品川は東京駅よりも名古屋寄りにあるから少しは近いのかもしれないが、それにしても東京までが1時間半・・ものすごい速さだ。私は京都までなら何回かのぞみに乗ったことがあるが、確かに速い。大げさに言えば弾丸のように空気を切り裂いて行く。私が大学生の頃よく乗ったひかりは、名古屋・京都間が約50分かかった。それがのぞみでは10分短縮されて40分で着く。本当にあっという間についてしまう。私の家から名古屋駅まで、車で1時間くらいかかるので、家から名古屋駅まで行くほうが時間がかかってしまう。おかしな話だ。
それにしてもこれだけ速いと、旅などではなく、点と点を結ぶ単なる移動手段にすぎない。途中で外の風景を楽しむとか、そこはかとない旅情に浸ってみるとかそんな心に潤いをもたらすような時間は与えてくれない。余りに効率的過ぎて、座席に座ったら外を眺めるよりも眠ってしまったほうがいい、そんな気さえするのではないだろうか。旅客ではなく貨物になってしまったような、そんな気が・・・
などと私のようにほとんど旅行などしたことのない者がしたり顔で言うのもおかしなものだが、ちょうど今娘がスペイン旅行の真最中だからそう思うのかもしれない。関西空港からアムステルダム経由でバルセロナ・グラナダ・セビリア・マドリッドを回って戻ってくる予定だが、こんな短期間で長い距離を移動して、果たしてスペインに対してどんな印象を抱いて帰ってくるのだろうか。「ああ、疲れた」などと言うくらいなら、行かなきゃいいのにと思わないでもないが、もし、「ただいま」とでも電話がかかってきたら、「疲れなかったか?大丈夫?」などと聞いてしまうだろうな、きっと。
お祭り2日目は、息子が名古屋の予備校で模試を受けた。朝早く起きて会場まで車で送ってやったのだが、妙な仏心がわいてきて、帰りも迎えに来てやろうという気になった。5時近くに息子を拾った私は、どうせなら妻も名古屋駅まで迎えに行ってやろうかと思い立って、妻の携帯に電話してみた。
「もしもし、今どこにいるの?」
「品川。水族館に行ってきた」
「えっ?まだ東京なの?もう5時過ぎてるよ」
「うん、今からご飯食べて、それから駅に行くつもり」
「ふ~ん、じゃあ、自分で帰って来いよ。迎えにはもう行かないから」
「分かった」
このときが5時半近く。それから私は家に帰って、適当に夕食の用意をして、息子と父の3人で食べた。後片付けをした後は、ビールを飲みながら、塾舎であれこれ作業をしていたのだが、ふっと気づくと10時近く、持ってきておいたビールも全部飲んでしまったので、冷えたビールを家まで取りに行った。すると、風呂から出てきた妻とばったり出会った。
「えっ?どうして?何でもういるの?早過ぎない?」
「だってもう10時だよ。9時半前には帰ってきてたよ」
「さっき電話したのが5時半だろ。そのときはまだ東京だったし、おかしくない?」
「6時20分頃ののぞみに乗って8時少し前に名古屋に着いた。それから地下鉄と電車に乗れば9時過ぎには帰ってこれるじゃん」
「そうなの、のぞみってめちゃくちゃ早いね」
「品川から名古屋まで、1時間半ぐらいかな」
品川は東京駅よりも名古屋寄りにあるから少しは近いのかもしれないが、それにしても東京までが1時間半・・ものすごい速さだ。私は京都までなら何回かのぞみに乗ったことがあるが、確かに速い。大げさに言えば弾丸のように空気を切り裂いて行く。私が大学生の頃よく乗ったひかりは、名古屋・京都間が約50分かかった。それがのぞみでは10分短縮されて40分で着く。本当にあっという間についてしまう。私の家から名古屋駅まで、車で1時間くらいかかるので、家から名古屋駅まで行くほうが時間がかかってしまう。おかしな話だ。
それにしてもこれだけ速いと、旅などではなく、点と点を結ぶ単なる移動手段にすぎない。途中で外の風景を楽しむとか、そこはかとない旅情に浸ってみるとかそんな心に潤いをもたらすような時間は与えてくれない。余りに効率的過ぎて、座席に座ったら外を眺めるよりも眠ってしまったほうがいい、そんな気さえするのではないだろうか。旅客ではなく貨物になってしまったような、そんな気が・・・
などと私のようにほとんど旅行などしたことのない者がしたり顔で言うのもおかしなものだが、ちょうど今娘がスペイン旅行の真最中だからそう思うのかもしれない。関西空港からアムステルダム経由でバルセロナ・グラナダ・セビリア・マドリッドを回って戻ってくる予定だが、こんな短期間で長い距離を移動して、果たしてスペインに対してどんな印象を抱いて帰ってくるのだろうか。「ああ、疲れた」などと言うくらいなら、行かなきゃいいのにと思わないでもないが、もし、「ただいま」とでも電話がかかってきたら、「疲れなかったか?大丈夫?」などと聞いてしまうだろうな、きっと。
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