goo

ドアラのパン

 中日ドラゴンズのマスコット、ドアラは写真集やDVDを出したりして名古屋地区ではかなりの人気キャラクターである。私はそれほど詳しくはないが、聞くところによると、今までのマスコットたちと比べて奔放な態度(調子の乗りすぎ・・という評判もあるほど)で人気を博している。地元中日スポーツには「ドアラの気持ち」なるコーナーも連載されていて、ドラゴンズには欠かすことのできないマスコットになっているようだ。(ドアラも、オリンピック韓国戦で岩瀬がイ・スンヨプに2ランHRを打たれたのをさぞや悲しい思いで見ていたことだろう・・)


 一度人気が出ると、そのブームに乗っかっていろんな商売に結び付けようとする輩はいつの世にもいるもので、このドアラ人気もご多分に漏れず、様々な形でビジネス展開されている。その一つがサークルKで売られている「ドアラのパン」。一目見て、「商魂たくましいものだ」と無視しようと思ったのだが、視界の端に「小倉&マーガリン」という文字が入ってしまったのが運の尽き・・、どう抗ってみてもアンコ好きのブロガー魂に抑えはきかず、当然のごとく買ってしまった。
 「小倉マーガリン」というサンドロールは実に美味しい。最初に食べたのはずいぶん昔のことだが、アンコとマーガリンがこれほどマッチするものかと、感動したことを覚えている。それ以来、私の朝食の重要なアイテムとなっているが、このドアラパンもそれに匹敵するくらい美味しいのだろうか。期待を込めて封を開けてみた。

 

 パンを取り出した瞬間がっかりした。「何だ、このまばらなアンコは!!」もっとアンコが盛り上がったように塗られているとばかり思っていた私は裏切られたようにさえ感じた。一気に食べる気も失せてしまったが、買った以上は食べなくてはもったいない。仕方なく口に入れてみたが、やっぱり物足りなかった・・。アンコがもっともっと入ってなくっちゃ!!
 あまりの情けなさに腹が立って仕方なかった私は、これこそ「小倉サンド」というものを自分で作って食べてみたくなった。実はこの「ドアラのパン」には「シュガーマーガリン」という姉妹品がある。

 

 早速買ってきて、買い置きしてあった井村屋の「小倉あん」を使って「これぞ小倉サンド」というお手本を作ってみた。


 大きな口をあけてざっくりと食べてみた・・・。やっぱりこれくらいアンコがのっていなくてはだめだ。砂糖の甘さ(GG佐藤の守備の甘さじゃない・・)が、少し邪魔な気がしたが、本当においしかった。
 
 そう言えば、竜虎の母さんは関東の「コメダ珈琲店」で「小倉トースト」に舌鼓を打たれたそうだが、アンコはこれくらいたっぷりのせて食べられたのだろうか?老婆心ながら気になるところだ・・。
コメント ( 6 ) | Trackback ( 0 )
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする