毎日いろんなことで頭を悩ましながらも、明日のために頑張ろうと自分を励ましています。
疲れるけど、頑張ろう!
京都点描
京都に滞在中撮った写真は150枚を超えていた。不出来な写真ばかりだが、これをこのまま埋もれさせるのは少し忍びない。私にとって印象的な何枚かをここに貼って、この夏の小旅行の思い出を締めくくろうと思う。
私が歩いたコースは川原町三条から鴨川をしばらく北上して二条辺りから東大路に出て、京大構内をうろちょろして百万遍から出町柳へというものだったが、さほど暑くもなく、手に持ったペットボトルで時々口を潤せば疲れを感じることもない、妙に楽しい時間だった。
鴨川沿いに並んでいる川床を、朝日の中、川岸から見上げても何も楽しくないが、3年前に川床で食事をしたのを思い出した。あの時は車で京都まで来たので、運転に疲れたのか、ビールの酔いがあっという間に回って、食事の途中で眠りこけてしまった。家族からはひどくブーイングを浴びたが、まあ、今回も似たようなものだった・・。
岡崎公園近くの疎水。疎水というのは琵琶湖の水を引いてきたものだが、その工事がどれだけ困難を極めたものだったかは小学生の社会の教科書で初めて知った。今こうやって橋の上から見る穏やかな水面は、そうした歴史のことなど何も語ってはくれない。眺めていたらゆったりした気持ちになれた。
京大病院の敷地の片隅にあった「全快地蔵」。日本でも有数の病院であるはずの京大病院でも神仏の力を借りねばならないのだろうか。何だかブラックジョークのようでもあり、思わず目を疑ったが、いくら最新鋭の医療をもってしても治せぬ病気はいくらでもあるのだろうから、神頼みによってでも健康になりたいと願う患者たちの切なる思いがこうした形で現れているのかもしれない・・。
百万遍の交差点から大文字を仰ぎ見た。せっかくの送り火を見忘れた私にはこれでも十分だ。カメラの望遠がうまく働かないからどうしてもこんな写真になってしまうが、実際にこの位置に立てばはっきりと「大」の字が見えた。また送り火を見るチャンスがあったら、その時はぜひともここから見ることにしよう。
出発して1時間ちょっとで加茂川と高野川の合流地点、通称「鴨川デルタ」に着いた。ここで北西から流れてくる加茂川と北東から流れてくる高野川が合流して鴨川になる。三角デルタはちょっとした公園のようになっていて、その時は女子大生と思しきグループが鐘と太鼓を叩きながら、グルグル回っていた。東南アジア系の音のように聞こえたが、いったいどういうグループなんだろう。しばらく聞き入ってしまった。
この後、妻と娘と合流して鱧を食べに行ったのだが、たまには一人でぶらつくのもいいものだ。
私が歩いたコースは川原町三条から鴨川をしばらく北上して二条辺りから東大路に出て、京大構内をうろちょろして百万遍から出町柳へというものだったが、さほど暑くもなく、手に持ったペットボトルで時々口を潤せば疲れを感じることもない、妙に楽しい時間だった。
鴨川沿いに並んでいる川床を、朝日の中、川岸から見上げても何も楽しくないが、3年前に川床で食事をしたのを思い出した。あの時は車で京都まで来たので、運転に疲れたのか、ビールの酔いがあっという間に回って、食事の途中で眠りこけてしまった。家族からはひどくブーイングを浴びたが、まあ、今回も似たようなものだった・・。
岡崎公園近くの疎水。疎水というのは琵琶湖の水を引いてきたものだが、その工事がどれだけ困難を極めたものだったかは小学生の社会の教科書で初めて知った。今こうやって橋の上から見る穏やかな水面は、そうした歴史のことなど何も語ってはくれない。眺めていたらゆったりした気持ちになれた。
京大病院の敷地の片隅にあった「全快地蔵」。日本でも有数の病院であるはずの京大病院でも神仏の力を借りねばならないのだろうか。何だかブラックジョークのようでもあり、思わず目を疑ったが、いくら最新鋭の医療をもってしても治せぬ病気はいくらでもあるのだろうから、神頼みによってでも健康になりたいと願う患者たちの切なる思いがこうした形で現れているのかもしれない・・。
百万遍の交差点から大文字を仰ぎ見た。せっかくの送り火を見忘れた私にはこれでも十分だ。カメラの望遠がうまく働かないからどうしてもこんな写真になってしまうが、実際にこの位置に立てばはっきりと「大」の字が見えた。また送り火を見るチャンスがあったら、その時はぜひともここから見ることにしよう。
出発して1時間ちょっとで加茂川と高野川の合流地点、通称「鴨川デルタ」に着いた。ここで北西から流れてくる加茂川と北東から流れてくる高野川が合流して鴨川になる。三角デルタはちょっとした公園のようになっていて、その時は女子大生と思しきグループが鐘と太鼓を叩きながら、グルグル回っていた。東南アジア系の音のように聞こえたが、いったいどういうグループなんだろう。しばらく聞き入ってしまった。
この後、妻と娘と合流して鱧を食べに行ったのだが、たまには一人でぶらつくのもいいものだ。
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