毎日いろんなことで頭を悩ましながらも、明日のために頑張ろうと自分を励ましています。
疲れるけど、頑張ろう!
節分の一日
毎年妻は節分になると地元の産土神と言われる神社に厄祓いに行っている。いつもは一人で出かけていくが、今年は少しばかり風邪気味であるため、私が車に乗せて行った。

社殿に上がり、神職が厄落としの祝詞をあげてくれるのを畏まって聞いている・・、そんな役割は妻に任せて、私は境内を少し散歩してみた。

さすがに古い神社だけあって、いくつものお社がたっている。すべてに賽銭を入れてお参りしていたら手持ちの小銭がなくなってしまった。境内には氏子の寄進による大小さまざまな石塔が並べられ、その一つ一つに寄進者の名が彫られている。中には私でさえ知っている著名人の名もあり、わが市の歴史の一端を垣間見たように思った。とは言え、昨日の最大の発見はこれだ。

6世紀に造られたという古墳の跡。神社の境内に古墳があるなんてまったく知らなかった。6世紀と言えば、仏教が伝来した時代。果たしてそんな古代に、わが市に古墳を造営するような豪族がいただろうか、という疑問は湧いてきたが、まあ、ここは素直に「すごいなあ」と感心しておくことにした。
お祓いが終わって社殿から出てきた妻はほのかに酒の匂いを漂わせていた。「お神酒をいただいた・・」と嬉しそうに言っていたが、まあ、これで風邪が吹っ飛ぶならちょうどいい・・。
家に帰って縁起物として頂いてきた豆を使って、豆まきをした。と言っても、自分の部屋の中で「鬼は外、福は内」と小さな声で言いながら枡に入れた豆をばらばらと撒いただけの、形だけのものだったが・・。やはり小さな子どもがいて、キャーキャー言いながら一緒に豆まきをするのが一番だ。去年の節分を思い出したらなんだか寂しくなってきた・・。
もちろん恵方巻きも食べた。毎年商魂逞しい人たちの奸計にはまっているような気がしてならないが、それでもご利益があるかもしれない、と思うとついつい乗ってしまう。

急いで携帯で撮った写真はやはり不出来だ。しかし、玄米ご飯にたまごと刺身をたっぷり入れた海苔巻きはおいしかった。
「東北東を向いて、食べる間は喋っちゃダメだよ」
という妻の言葉に従って、黙々と食べた私には、どんなご利益があるのだろう。無病息災で一年が過ごせればそれで十分だとは思うが・・。

社殿に上がり、神職が厄落としの祝詞をあげてくれるのを畏まって聞いている・・、そんな役割は妻に任せて、私は境内を少し散歩してみた。



さすがに古い神社だけあって、いくつものお社がたっている。すべてに賽銭を入れてお参りしていたら手持ちの小銭がなくなってしまった。境内には氏子の寄進による大小さまざまな石塔が並べられ、その一つ一つに寄進者の名が彫られている。中には私でさえ知っている著名人の名もあり、わが市の歴史の一端を垣間見たように思った。とは言え、昨日の最大の発見はこれだ。

6世紀に造られたという古墳の跡。神社の境内に古墳があるなんてまったく知らなかった。6世紀と言えば、仏教が伝来した時代。果たしてそんな古代に、わが市に古墳を造営するような豪族がいただろうか、という疑問は湧いてきたが、まあ、ここは素直に「すごいなあ」と感心しておくことにした。
お祓いが終わって社殿から出てきた妻はほのかに酒の匂いを漂わせていた。「お神酒をいただいた・・」と嬉しそうに言っていたが、まあ、これで風邪が吹っ飛ぶならちょうどいい・・。
家に帰って縁起物として頂いてきた豆を使って、豆まきをした。と言っても、自分の部屋の中で「鬼は外、福は内」と小さな声で言いながら枡に入れた豆をばらばらと撒いただけの、形だけのものだったが・・。やはり小さな子どもがいて、キャーキャー言いながら一緒に豆まきをするのが一番だ。去年の節分を思い出したらなんだか寂しくなってきた・・。
もちろん恵方巻きも食べた。毎年商魂逞しい人たちの奸計にはまっているような気がしてならないが、それでもご利益があるかもしれない、と思うとついつい乗ってしまう。

急いで携帯で撮った写真はやはり不出来だ。しかし、玄米ご飯にたまごと刺身をたっぷり入れた海苔巻きはおいしかった。
「東北東を向いて、食べる間は喋っちゃダメだよ」
という妻の言葉に従って、黙々と食べた私には、どんなご利益があるのだろう。無病息災で一年が過ごせればそれで十分だとは思うが・・。
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )