goo

オリオン座流星群

 小学生の授業を終え、バスで送っていく途中、後ろの方から子供たちの会話が聞こえてきた。
  「見た?」
  「何を?」
  「流星」
  「流星?」
  「うん、流星」
  「流れ星のこと?」
  「そうだよ」
  「それがどうしたの?」
  「今よく見えるんだって」
ここまで黙って聞いていた私もとうとう我慢できなくなった。
  「オリオン座流星群のことだろう?」
  「うん、そんな感じ」
  「そうか、そろそろ一番の見ごろだよな」
  「水曜の夜だってお母さんは言ってけど」
2・3日前に新聞で見た記憶があったから会話に加われたけれど、実はよく知らなかった。そこで、塾に戻ってさっそく携帯の「ウエザーニュース」で調べてみた。

【オリオン座流星群】
■どんな流星群?
10月上旬から活動を始め、11月上旬まで見られるという息の長~い流星群で、毎年安定した活動が観測されています。また、時には明るい流星やアト(流星が流れた後に残る、プラズマの雲)を残すことがあり、その派手さにもぜひ注目。
特に今年は、ここ数年では最高の条件となり、1時間に50個以上の流星の出現や火球も期待できそうです。
■いつ見える?
《出現期間》 10/10~11/5
《ピーク》 10/21 23時
今年のピークは、10/21の23時頃が極大になるため、21(水)の夜から22(木)の夜明け前まで、目が離せません。
さらに今年は、18(日)が新月のため、、月明かりの心配も無く、ここ数年では一番の観測条件になります。この機会を逃さず、流星を探してみてください。
また、ピークが過ぎても出現期間は、観測の可能性があります。夜空が良く見える機会があったら、夜空を眺めてみてください。
■どこに見える?


放射点を見つけるのに、目印となるオリオン座は、夜遅くに東の地平線から登り始めます。
深夜に南の空に輝くオリオン座のほんのわずか左上が放射点。オリオン座が見える方角が広く見渡せるところで、ゆったりと観測して下さい。

 「ウエザーニュース」も先の台風18号では思わぬ失態を演じてしまったようだが、詳しくないので何とも言えない。だが、私には欠かすことのできない情報源として大いに役に立っているから、1度や2度の失敗にめげずにぜひこれからも頑張ってもらいたい。
 「ウエザーニュース」の詳細な情報のおかげで私も俄かにオリオン座流星群の観測がしたくなった。今日の夜、塾が終わったら上空360度すべて見通せる広いところまで出かけて行って、観測することにしよう。
コメント ( 7 ) | Trackback ( 0 )
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする