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ジオラマ(15) その1

 「鉄道模型 少年時代」57号から60号までを作った。前回ジオラマを記事にしたときには、進展があまりないと嘆いていたが、それからおよそ1ヶ月で、私のジオラマは劇的な変貌を遂げた。
 まずは、57号でそれまで作りためてきた樹木を地面パネルに接着した。全部で17本もあるだけに、なかなか大変だった。一旦接着しても、電車の走行に邪魔になったり、どうも他のパーツとの関係がしっくりこなかったりして、剥がして位置を変えたことも何度かあった。

 

 

 緑が増えて清新さが漂ってきたのは気持ちがいい。ただ、樹木のフォーリッジが落ちてくることが多く、その都度ボンド水溶液をかけて固めたが、葉のこんもりした感じを維持するのには結構手間がかかる。
 58号からがもう大変だった・・。
 まずはトンネルの上に付属のフォーリッジで茂みを作るよう指示があったのだが、フォーリッジを貼りつけるだけでは物足りない気がして、もっと工夫したくなった。今までは毎号マニュアル通りに作ってきたのだが、ここに来て突然オリジナルなジオラマ製作に目覚めてしまったようだ。
「じゃあ、山を作ってみよう!!」
素晴らしい思いつきだった。その瞬間、発泡スチロールを組み立てて、それを丸く削って山の裾野をイメージしよう、などとちょっとした見取り図が頭に浮かんできた。

 

 

 


 このフォーリッジは、木々の葉とは少し違って、山のこんもりした情景を作り出すには適している。この山のお陰で、私のジオラマは、かなりグレードアップしたように思う。

 これに味をしめて神社の小山をフォーリッジで補修する作業にも、精を出した。


 この後、コントローラー用地面パネルに茂みを付ける作業へと進んでいったのだが、ここにもフォーリッジを使うのは余りにも短絡的だとマニュアルの指示には賛成できず、とりあえずムギの花の残りがあったので、それを花壇のように植えてみた。


 だが、これを見た妻が、「何これ?しょぼすぎる・・」とバカにしたので、ガッカリしてしまった。と同時に、ここから私の長い迷走が始まった・・。


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