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「昭和の鉄道模型をつくる」(1)

 「昭和の鉄道模型をつくる」全50巻をヤフーオークションで落札してから2週間経った。早速作り始めたがなかなか大変だ。まずは50巻すべてを開封するのにかなりの時間がかかり、次に付録の建物を組み立てるのにまたかなりの時間がかかった。田舎の風景を点描したような「少年時代」と比べるとかなり建物が多い。書き出してみると、
 駅舎、交番・詰所セット、バス車庫、タクシー営業所、BAR&寿司屋、喫茶店、魚屋、八百屋、パン屋、菓子屋、劇場、銭湯、薬局、酒屋、写真館、書店、郵便局、理髪店、木造平屋住宅、洋館付き和風住宅、長屋
以上21軒もある。これだけあれば、45×60cmの小さなベースの上は密集状態になるのだが、欲張りな私はもっともっと建物が欲しくなってしまった。振り返ってみると小学生の頃、箱庭作りに熱中したことがあり、厚紙で家を何軒も作って並べた。ずっとそんなことは忘れていたが、今こんなにもジオラマ作りに熱中しているのも、あの頃の熱情が蘇ったということなのかもしれない。
 それと、付録のベースだけではいかにも貧弱で見栄えが悪いだろうと、TOMIXで60×90cmの木製のベースを買ったのも、もっと街を広げてみようという気にさせた。広げるにはベースを増やさねばならない。初めはベースの補強材として付録にあった四角いパネルをつなぎ合わせて、ボードの横に並べてみた。高さも同じで、ちょっとしたスペースが生まれたので、そこに設置すべく、工場を3軒と消防署・火の見やぐら、それに木製アパートを2軒ネットで買った。送られてきたものを組み立て、他の物と並べてみたら、なかなかの壮観だ。


 だが、この追加した建物が予想よりも大きかったため、少しスペースが足りなくなってしまった。それならいっそのこと、発泡スチロールの薄いボードを買ってきて、ベースごとそれに変えた方がいいだろうと思いついた。そこで、ホームセンターに行って、手頃な厚さのものを見つけ、切断してもらった。


 45×83cmの発泡スチロールボードを木製ベースの上に両面テープとボンドを使って貼った。いい感じだが、問題はこのままでは、どこに何をセットしたらいいのか皆目見当がつかないことだ。付録のベースと照らし合わせながら、上手に線路や道路や建物を設置していかねばならない。それと電飾セットも買ってあるから、建物のいくつかには、LED電球で明りを灯すつもりだ。そのためには電線を通す穴を各建物ごとにあけなければならない。大変な作業になるだろうが、何とか成功させたい。
 とは言え、やはり仮置きくらいはしてみたい。そこで・・、


 鉄道線路が走っていなければ、ジオラマとは呼べないのかもしれないが、「鉄っちゃん」ではない私には、線路よりも建物の方が大事だ。実は、まだ届いていない建物もあと2つくらいある・・。
 トミーテックのHPを見るのが今は一番楽しい時間だ。「ああ、これいいなあ・・」と思うとすぐに注文してしまうので増える一方だったが、さすがにもうこれ以上はスペース的に無理だ。あとはレイアウトを間違えないよう細心の注意を払って、抜かりなく設置していくだけだ。完成を楽しみにして、頑張ろう!

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