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フィカス・アルテシーマ

 紅葉もいいけれど、緑の葉もいい。
 紅葉狩りに行く前に立ち寄ったスーパー、その中の花屋でまたまた鉢植えの観葉植物を買ってしまった。


 高さが1.5mほどの木で、大きな葉の色に特徴がある。濃い緑の周りを薄い黄緑色が囲っている。斑入りのようにも見えるし、元々こういう色合いなのかもしれない。そのコントラストが目を引いて、少し前からそのスーパーに行くたびに、じっと眺めていたものだ。いつもの通りに、値段が下がったら買おうかなと思っていたが、その日はたまたま店員さんが私の呟きを聞きとめてしまったようで、「じゃあ、聞いてみます」と、ヤシの実の時と同じようにオーナーさんに電話で交渉してくれた。
「ちょうどでいいそうです」
という結果の報告、2980円だったものを2000円にしてくれるというのだ。そうまでしてくれるなら買わないわけにはいかない。
「本当に2000円でいいんですか?」
「ええ、いつも買っていただきますから・・」
と言われるほど買っているわけではないが、どうもそんな印象を持たれているらしい。それならこれからも安くしてもらえるかもしれない、などと虫のいいことを思いながら、家に持ち帰って、ヤシの実の隣に並べてみた。ほぼ同じくらい高さで、なかなかいい感じだ。今のところヤシの実も元気そうで何よりだ。


 だが、この木何ていう名なんだろう?うっかり聞き忘れてしまった。鉢に名札のようなものがあるかと調べてみたが、どこにもなかった。さすがに名無しでは不便だろうと思い、ネットで検索してみた。「観葉植物 種類」と入力してググってみたら、案外簡単に同じような画像が見つかった。「フィカス・アルテシーマ」という木なのだそうだ。で、その育て方は・・。

 *科目・・クワ科フィカス属
 *原産地・・ インド、ミャンマー東南アジア熱帯雨林気候区
 *置き場所・・最低気温5度以上は必要です。強光線を好みますが、葉の日焼け(葉やけ)防止ためレースのカーテン等で日差しを少し遮った(遮光)場所で風通しも良くしてあげてください。
 *季節毎の管理と注意点
 【冬~春】 前項に沿った場所で管理します。日当りだけが良くて風通しが悪いと乾燥気味になりやすく葉の表面が薄い膜を張ったようになりツヤが無くなります。乾燥防止の為、霧吹きと葉の表面の埃を濡れタオル等で拭き取ると良いでしょう。エアコン等の温風、冷風に直接当てないようにして下さい。
 【春~秋】 外気温が20度以上になると生育期に入ります。冬の室内管理で弱った植物はこの時期に剪定、切り戻しを施し、最初は半日陰程度の屋外に移動させて水やりと葉水を行い肥料も与えて管理を行います。慣れてくれば日向に移動して下さい。
 【注意点】 一年を通して室内での管理しか出来ない方は出来るだけ自然の環境に近づけてください。又、取り木繁殖や植え替えも適期になります。光線不足になると斑がはっきりしなくなったり、葉茎や葉が間伸び(徒長)した様になります。
 水やりのタイミング・・土の表面が乾いたら鉢底から染み出る程度、タップリと与えて下さい。受皿に溜まった水は根腐れの原因のひとつになりますので捨てて下さい。夏季、屋外で管理するのであれば、受皿は付けずに3日に一度は必ず与えて下さい。
注意:葉が垂れ下がり始めたら水不足気味かも!
 *肥料・・春~秋に緩効性化成肥料(置き肥)を定期的に与えます。又、水替りに3回に1回の割合で液体肥料を併用しても構いません。

 育てやすい植物だそうだから、私でもなんとかなりそうだ。だが、ヤシの実と同じように原産が南の国のようだから、なるべく暖かい温度で育てなければならない。これからどんどん寒くなっていくから、温度管理がうまくできるように工夫が必要だ。難しいなあ・・。
 でも、部屋を緑で埋め尽くすぞ!!
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