じゅくせんのつぶやき

日々の生活の中で感じた事をつぶやきます。

爆笑学問

2008-07-16 15:13:54 | 教育
★ 昨夜、「爆笑問題のニッポンの教養」という番組を見た。爆笑問題の二人が大学等で研究をしている人々を訪問し、現代科学の最先端を紹介するとともに、何をめざしているのかを議論するといった番組だ。

★ 今回は東京芸術大学の宮田学長を訪問。「伝えること」について議論が交わされていた。

★ 表現に悪戦苦闘する爆笑問題の太田氏、それを「言葉が多すぎる」と一刀両断の宮田学長。理路整然と状況を説明する爆笑問題の田中氏には改めて感心した。

★ 太田氏の言動は年長者に対していささか失礼だと思ったが、相手を挑発しホンネを引き出そうとするのが彼の戦法なのだろうか。それとも単純に表現に窮しているだけなのだろうか。

★ 肩書きや年齢の違いを取り除いて、居酒屋でおっさん達が語り合っていると思えば面白かった。私もいくつかの学会に所属しているが、研究者仲間も酒に酔ったらあんなものだ。

★ ところで、太田氏を見ていて、今さらながらビートたけし(北野武)氏はすごいなと思った。少ない言葉や動作でツボを突くことがどれほど難しいかと感じた。

★ 番組のホームページで、宮田氏が「コンビはおもしろいものだ」と感想を述べられていたが私もそう思った。ロゴスとパトスがうまくかみ合っていて、この落差がこのコンビの魅力なのだろう。
コメント