じゅくせんのつぶやき

日々の生活の中で感じた事をつぶやきます。

減産、人員削減、税収不足

2008-11-15 18:30:28 | Weblog
★ いつもながらの週末、道路は車で込み合っているから、家計の「ふところ具合」はまだ若干のゆとりがあるようだ。しかし、いつまで持ちこたえるやら。値上がりの負担がジワジワと首を絞め、冬のボーナスを見て、ガックリという家庭も多いのではなかろうか。

★ 景気後退のため減産、人員整理が進みつつある。まずは弱者が狙い撃ちされるのはいつもながらの事だ。非正規雇用者は格好の調整枠か。「私たちはモノじゃない」といった某政党のポスターが掲げられているが、労働力をモノ扱いするのが資本主義とも言える。パイが小さくなると労働者間の利害対立も深刻になる。「万国の労働者よ、団結せよ」とは懐かしいフレーズになった。

★ 税収不足も深刻だ。なかなか進まない公務員削減や行政改革、夕張市のように破綻して初めて危機を実感するのだろうか。

★ 価格の下方硬直性、小麦はともかくガソリン代は下がり傾向。ここぞとばかり値上げした商品がガソリン代が下がったと言って価格が下がるわけでなし、企業間の競争、「神のみえざる手」に期待するより仕方ないのか。独占状態では期待薄だが。

★ 金融サミットでは、アメリカ対ヨーロッパ、自由主義と社民主義が対立。「中負担、中福祉」と「中」が好きな麻生総理は、ここでも両者の「中間」が良いとの認識。二分法の好きな西洋人にアジア的な中庸が理解できるのだろうか。「あいまいさ」で一笑に付せられるのがオチか。

★ 会議は踊り、BRICsは虎視眈々と先進国を見つめる。  
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