じゅくせんのつぶやき

日々の生活の中で感じた事をつぶやきます。

「魔法のラーメン発明物語」

2010-03-02 23:24:33 | Weblog
★ インスタントラーメンを発明した安藤百福さんの生誕100周年記念とかで、カップヌードルが100円で売っていた。

★ 同時に「百福長寿麺」というのも記念発売していたので、買って早速食べてみた。今日は鴨だしのそばを食べた。

★ 「よくぞここまで」と感心する味わいだ。特にねぎの風味には驚いた。インスタント食品はここまでたどり着いたのだと感心した。

★ ところで、1958年にチキンラーメンを発明した安藤百福さんとはどんな人なのか知りたくて「魔法のラーメン発明物語」(日経ビジネス人文庫)を読んだ。

★ 一言で言って凄い人だ。境遇に決して恵まれているとは言えないが、どんな状況にあってもマイナスをプラスに変えるエネルギーを持った人だと思った。

★ 何度にも渡る事業の成功と失敗。そのたびに財産を失ってもまた立ちあがっていく姿に感動を覚える。活字にしてしまえば、数行で済んでしまうことも、どれほど大変だったかと思う。

★ 本の帯に「不撓不屈の人生」と書かれているが、まさに安藤さんを的確に評した言葉だと思う。

★ 本を読みながら、昼食に食べた鴨のスープの味の余韻に浸った。
コメント

2010年度京都府公立高校・山城通学圏志願状況から

2010-03-02 11:17:43 | Weblog
★ 2010年度京都府公立高校の志願者数が発表された。

★ 山城通学圏、今年度は中学3年生の人数を増えたため、東宇治、莵道、西城陽、久御山、木津、南陽で240名定員が増えた。

★ しかし、志願者は105名しか増えなかったから、東宇治、莵道、城陽、西城陽、久御山、田辺、木津、南陽の合計の倍率は1.13倍から1.05倍に下がり、かなり「広き門」となった。

★ 一方で、昨年大幅に定員割れをした総合選択制の京都八幡は、0.64倍から2.11倍に跳ね上がり、八幡地区の進路指導のあり方に問題があるのではないかと疑われる。

★ 個別に見ていくと、この地域の1番手校と言われる南陽高校は今年も1.09倍と比較的入りやすくなった。定員増の影響が考えられる。定員から特色選抜で内定が済んでいる人数を引いた実質定員は288名。これに313名がチャレンジする。南陽は比較的受験辞退者が多いので、ほぼ志望者は全入できそうだ。

★ 北山城地区の雄である莵道高校。今年は第1志望だけでは定員割れをしている。定員が40名増えたにも関わらず、志願者は逆に30人減らしている。かつての南陽高校のように「第3希望(どこでもいいから公立高校に行きたいと希望する人)」が莵道に向かうかも知れない。学校経営が大変になりそうだ。

★ 南陽、莵道など進学校への敬遠の理由としては、1つには私学志望があるが、他方で受験者の安全志向や無理をして難しい学校にチャレンジしない傾向がうかがわれる。かつて進学コースのⅡ類が敬遠された傾向と似ている。

★ 南陽、莵道に次ぐ進学校と言われる西城陽も第1志望では定員割れ(0.85倍)をしている。志望者はほぼ全員合格できる。西城陽はここ数年倍率を下げ続けている。生徒たちの間に規則の厳しい学校というイメージがあるのでその影響があるのだろうか。

★ 「中位の生徒の実力を伸ばす」と評価されている東宇治高校も志願者は増えているものの定員が増えたため倍率は1.15倍から1.06倍に下がっている。この学校は莵道高校の第2希望とされることも多い。莵道高校が定員割れの状態なので、流れ込んでくる生徒は少ないと予測される。ほぼ全入できそうだ。

★ オール3+αあたりの生徒が多く志望する久御山高校。このレベルの生徒の層が多いこともあるが近年、倍率が高くなっている。定員が40名増えたにもかかわらず、今年も1.13倍と比較的高い。最近はこのレベルが難関になってきている。

★ 同じくオール3前後の生徒が多く志望する城陽高校、木津高校、田辺高校。

★ 城陽高校は昨年に比べて若干倍率が下がったが、それでも1.13倍。久御山高校の第2希望としている生徒も多いことから、数字以上に難関となりそうだ。

★ 田辺高校は昨年1.34倍と跳ね上がったので、今年は1.18倍と落ち着いている。定員が160名と少ないことから、倍率の変化が激しい。

★ 木津高校は志願者が約40名増えたが定員も40名増えたため、1.11倍と昨年並みとなっている。

★ 西宇治高校と城南高校が合併して誕生した城南菱創高校。単位制であること、他通学圏からも受験できること、推薦入試で定員のほぼ6割が決まることなどから、近年人気が高まってきている。今年も残席65に対して111名がチャレンジする。倍率は1.71倍。この学校は、これから山城通学圏の台風の目になるかも知れない。

★ 先にも述べたが京都八幡は残席55に対して116名が受験する。昨年の受験者が35名だから、3倍以上になっている。 

★ 山城通学圏の残席は、普通科と城南菱創、京都八幡を合わせておよそ2160席。これに2378名の受験生が挑む。残念ながら200名は公立へは進めず、私立に進学したり公立の2次募集(ほとんどが定時制)にチャレンジすることとなる。

★ 現実は厳しいが、生徒たちには日ごろの成果を思い存分発揮してもらいたいものだ。

★ 試験は3月5日。発表は16日。   
コメント