じゅくせんのつぶやき

日々の生活の中で感じた事をつぶやきます。

「2012」を観る

2010-03-21 23:10:11 | Weblog
★ 「2012」を観た。長い映画だったが、よく練られていた。特撮もここまで来たかと思わせる迫力だった。

★ マヤ文明で予言された終末論。そのモチーフに地球の地殻の崩壊といった科学的根拠をミックスし、ノアの方舟のエピソードも加味した作品だった。

★ 基本的にはパニックものであり、ヒーローものだが、いろいろなエピソードが盛りだくさんに込められていて、これでストーリーが散漫にならなかったのは脚本家の技だろう。

★ 規模は違うが、ストーリー的には「ディープインパクト」に似ていると思った。ずっと昔「地球最後の日」という映画も見た記憶がある。

★ ノアの方舟は「天地創造」という映画を思い出す。

★ 中学生のころ「ノストラダムスの大予言」を読んで、「1999年に人類が滅亡するかも」と思っていたが、結果はご覧の通りだ。

★ ヨハネの黙示録、カルト教団の「ハルマゲドン」など終末論は後を絶たない。人類の将来に対するぼやっとした不安感が終末論を流行らせているのかも知れない。終末が来るから「悔い改めよ」と言うことか。

★ 人類は随分と自分勝手に生きているからね。いつか罰が当たるのではないかと言った罪の意識があるのだろう。

★ 折しも、ハイチやチリ沖の大地震。恐怖を煽るなぁ。

★ この映画でもう一つ気になった点。「津波」は英語でも「TSUNAMI」なんだね。 
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「ディア・ドクター」を観る

2010-03-21 02:28:09 | Weblog
★ 「ディア・ドクター」を観た。

★ 過疎地で働く医師と村の人々との人情ものかと思って見始めたが、それだけではなかった。

★ 謎めいたオープニング。しかし、それも束の間、話は鶴瓶氏が演じる医師と村の人々との日常のやりとりで広がっていく。

★ それが、どこからか奇妙な方向へ。1つのストーリーで2つの物語が進んでいく。

★ 何をおいても鶴瓶氏の演技が光る。鶴瓶氏だからこそ出せる味が随所に見られた。

★ そしてそのドクターと絡む人々もいい味が出ている。八千草さんと鶴瓶氏の絡みはドキュメンタリーを思わせる自然さだ。

★ 余さんは「おくりびと」も良かったが、「ディア・ドクター」でも欠かせない存在だ。

★ 瑛太さん、井川さん、そして香川さん。それぞれがいい。

★ 時間が過ぎるのを忘れさせる作品だった。

★ 監督は西川美和さんと言う方だそうだ。まだ若い監督で、これからますます楽しみだ。
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