★ NHKスペシャル「全貌 二・二六事件~最高機密文書で迫る~」(2019年)を観た。3月31日にBSで再放送されたものを録画していた。
★ 二・二六事件については、NHKスペシャル(あるいはNHK特集だったかな)で、当時の電話傍受の記録から真相に迫るものを観たことがあった。今回は、海軍が密かに記録していた詳細な極秘文書から事件に迫っている。
★ 中学校の歴史の教科書では、五・一五事件について記述した後で、「1936年2月26日には、陸軍の青年将校が大臣などを殺傷し、東京の中心部を占拠しました」(東京書籍)と書くだけだが、事件後の4日間(そして事件前の諜報活動)には、陸軍と海軍、そしてそれぞれの軍内での葛藤、天皇と軍部とのやりとりがあったことがわかった。
★ 番組の終盤、海軍が事件の1週間前に、襲撃される要人や反乱の首謀者を知っていたと伝えていた。事前にそれを知っていてなぜ事件を未然に阻止できなかったのか(あるいはあえて阻止しなかったのか)。そこに歴史の暗部があるように感じた。
★ 二・二六事件については、NHKスペシャル(あるいはNHK特集だったかな)で、当時の電話傍受の記録から真相に迫るものを観たことがあった。今回は、海軍が密かに記録していた詳細な極秘文書から事件に迫っている。
★ 中学校の歴史の教科書では、五・一五事件について記述した後で、「1936年2月26日には、陸軍の青年将校が大臣などを殺傷し、東京の中心部を占拠しました」(東京書籍)と書くだけだが、事件後の4日間(そして事件前の諜報活動)には、陸軍と海軍、そしてそれぞれの軍内での葛藤、天皇と軍部とのやりとりがあったことがわかった。
★ 番組の終盤、海軍が事件の1週間前に、襲撃される要人や反乱の首謀者を知っていたと伝えていた。事前にそれを知っていてなぜ事件を未然に阻止できなかったのか(あるいはあえて阻止しなかったのか)。そこに歴史の暗部があるように感じた。