じゅくせんのつぶやき

日々の生活の中で感じた事をつぶやきます。

ドラマ「ふたりっ子」

2020-04-19 20:32:24 | Weblog
★ NHKの朝ドラ(連続テレビ小説)から「ふたりっ子」(1996年~97年)総集編の第1話を観た。

★ 大阪下町の豆腐屋に生まれ育った双子の姉妹の成長物語。何と言っても小学生時代を演じた三倉佳奈さん、茉奈さんが可愛い。ピンクレディやキャンディーズを歌って踊るところなど最高。小坂明子さんの「あなた」もなつかしい。

★ 性格が全く違う姉の麗子と妹の香子。麗子はお嬢様にあこがれ(母親は芦屋の出身)、香子は男の子のようで、賭け将棋を生業とする「銀じい」と親しくなり棋士をめざす。

★ 二人の行く末には様々な困難が待ち受けているのだが、第一話は明るく描かれていた。

★ 香子を対局で破った森山棋士は内野聖陽さんではないか。こうした発見にも感動した。

★ 一時期低迷していた朝ドラもこの作品あたりから復活の兆し。国民的ドラマ「おしん」(視聴率は60%を超えていたとか)ぐらいは知っているが、今放映中の「エール」で102作だという。小学生の時に聴いた「おはなはん」(第6作目)のテーマソングも懐かしい。

★ 「ふたりっ子」のテーマソング、NOKKOさんの「ナチュラル」も好きだ。

★ 「stay home」の時代、他の作品も観てみよう。
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映画「シークレット」

2020-04-19 16:09:46 | Weblog
★ 暇にまかせて、韓国映画「シークレット」(2010年)を観た。

★ あるヤクザが殺された。彼の兄は凶悪で知られる裏世界のボス。犯人を見つけ復讐をするという。現場にかけつけた刑事は遺留品の中に妻のイヤリングを見つける。刑事の妻とヤクザ、どういう関係だったのか。刑事は妻を助けようとするのだが。

★ それぞれが秘密を隠し、それが話をもつれさせる。

★ 犯人は誰か。秘密とは何か。アクションと人間ドラマで引き付ける。

★ エンディングの後味の悪さは何なのだろうか。勧善懲悪で終わらせないところが、制作者の意図なのか。
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「『衝撃の書』が語る人類の未来」

2020-04-19 10:59:32 | Weblog
★ NHKオンデマンドから、BS1スペシャル「『衝撃の書』が語る人類の未来」(2019年)を観た。

★ 「衝撃の書」とは、歴史学者、ユヴァル・ノア・ハラリ氏による「サピエンス全史」と「ホモ・デウス」。

★ 第1部は「サピエンス全史」について、ジャーナリストの池上彰さんがハラリ氏にインタビューする形で進められた。「サピエンス全史」は、ホモ・サピエンス(現生人類)250万年の歩みを、認知革命、農業革命、人類の統一という視点から読み解く。宗教、貨幣(資本主義)、帝国と言ったキーワードを使って、そうした共同幻想の上にホモ・サピエンスの繁栄が築かれてきたと説いているように感じた。

★ そしてハラリ氏は読者に問いかける。「人類は幸福になっているのか」と。

★ 第2部は、近未来の予想図。ゲノム編集などといった生物工学の発展や人工知能といった情報科学の進歩によって、人間至上主義からデータ至上主義に世界は変化していく。格差の絶対的な拡大にともない、ホモ・サピエンスの中の一部のエリート層はもはや「神」となり、願えば不老不死さえ手に入りそうだ。一方で大多数のホモ・サピエンスは「無用者階級」になるという。

★ そういう未来図を見せた上で、人間とは何か、幸福とは何かを問いかける。今、私たちは岐路に立っているという。


★ 産業革命以来、200余年にわたって構築されてきた資本主義社会。人間の欲望が生み出し、その構築された仕組みが更なるの欲望を喚起する様式。経済成長至上主義は、グローバル化進め、生態系を破壊してきた。その当然の帰結に今私たちは直面している。

★ 目下のウイルスの挑戦をどう受け止めるか。この戦いからホモ・サピエンスは何かを学ぶことができるのか。この戦いは新たな進化の跳躍台にもなるであろうし、多くを学ばなければ、今回のコロナ禍はほんの序章になるであろう。ポスト・コロナ社会はどのようなものであろうか。それを決めるのは今生きる私たちなのだと感じた。
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