★ コロナ禍。普段ならば私権の制限に極めて批判的なマスメディアから、「非常事態宣言」待望論ともとれる論調を感じる。先の戦争、国民世論が開戦を後押ししたという見方があるが、こういうことなのかと思った。
★ 100年に1度のパンデミック。出口の見えない戦いに、「うつ」になってしまいそうだ。対人不安、誰かが咳やくしゃみをすれば思わず息を止めてしまう。接触感染を気にしだせば、スーパーのエスカレーターも触れない。近くで感染者が出たと聞けば、あやふやな情報が独り歩きし、疑心暗鬼の風評で持ち切りだ。
★ 「うつ」な気分をスカッと晴らそうと、映画「ジョン・ウィック」(2014年)を観た。とにかく、殺し屋たちの殺戮戦。道徳も人権もあったもんじゃない。あるのは「掟」、そして生きるか、殺されるかというだけ。
★ ジョン・ウィック演じるキアヌ・リーブスがとにかく暴れまくる。アクションの連続に束の間の安らぎを感じた。
★ さて、政府は各世帯にマスクを2枚配るという。ありがたい慈悲と受け取るべきか、日本の国力はこの程度ものと受け取るべきか。「米百俵」の精神で、本当に必要なところに配った方が効果的とも思えるが、どうなのだろうか。
★ 国防婦人会(いまの時代はご婦人に限る必要はないが)でもつくって、手作りマスクをコツコツと生産するかね。カミュの「ペスト」ではボランティアによる「保健隊」が結成される。極限になれば人間は案外知恵を出し合い、行動できるのかも知れない。
★ 100年に1度のパンデミック。出口の見えない戦いに、「うつ」になってしまいそうだ。対人不安、誰かが咳やくしゃみをすれば思わず息を止めてしまう。接触感染を気にしだせば、スーパーのエスカレーターも触れない。近くで感染者が出たと聞けば、あやふやな情報が独り歩きし、疑心暗鬼の風評で持ち切りだ。
★ 「うつ」な気分をスカッと晴らそうと、映画「ジョン・ウィック」(2014年)を観た。とにかく、殺し屋たちの殺戮戦。道徳も人権もあったもんじゃない。あるのは「掟」、そして生きるか、殺されるかというだけ。
★ ジョン・ウィック演じるキアヌ・リーブスがとにかく暴れまくる。アクションの連続に束の間の安らぎを感じた。
★ さて、政府は各世帯にマスクを2枚配るという。ありがたい慈悲と受け取るべきか、日本の国力はこの程度ものと受け取るべきか。「米百俵」の精神で、本当に必要なところに配った方が効果的とも思えるが、どうなのだろうか。
★ 国防婦人会(いまの時代はご婦人に限る必要はないが)でもつくって、手作りマスクをコツコツと生産するかね。カミュの「ペスト」ではボランティアによる「保健隊」が結成される。極限になれば人間は案外知恵を出し合い、行動できるのかも知れない。