じゅくせんのつぶやき

日々の生活の中で感じた事をつぶやきます。

野沢尚「殺し屋シュウ」

2023-02-09 18:16:41 | Weblog

★ 遂に明日は京阪神の私立高校入試。天気が荒れそうなのが気がかりだ。早くも奈良の私学を受験した生徒からは合格の知らせ。今年も緊張の高まる季節がやってきた。

★ さて、呉勝浩さんの「スワン」(角川文庫)は200ページでリタイア。ネットで知り合った3人組がショッピングモールで無差別テロ。大量の死傷者が出て、犯人も自ら命を絶った。破滅的な犯罪だ。

★ たまたま事件に遭遇し、生き残った女子学生が無慈悲なバッシングを受け、一方で事件を体験した人々が「お茶会」と称する集まりに呼ばれる。

★ テロの描写や女子学生への心のない非難は興味深かったが、「お茶会」あたりからわけがわからなくなってきた。多分、この後でいろいろな真相が暴露されるのだろうが、耐えきれなくなった。

★ 野沢尚さんの「殺し屋シュウ」(幻冬舎文庫)を第4章の途中まで読んだ。第1章が面白かった。父親はマル暴の刑事。実績を残しつつも裏では反社集団とつながっているようだ。粗暴な性格は家庭でも荒れまくり、母親は傷が絶えない。母子ともに怯える日々。遂に息子は父親を殺す。

★ それから彼は殺し屋として生きることになる。この作品も読んでいるうちにだんだん心が重くなってきた。第4章あたりで小休止。

☆ さて、塾生の健闘を祈りたい!

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