じゅくせんのつぶやき

日々の生活の中で感じた事をつぶやきます。

「トランプ」を知らない子どもたち

2023-02-26 14:28:27 | Weblog

★ 「トランプ」といっても某国の前大統領のことではない。カードゲームのトランプだ。

★ 中学2年生、数学の学年末テストの範囲は「平行四辺形」と「確率」。ところで、確率の問題で「トランプ」の問題が出される。

★ たとえば、トランプでジョーカーをのぞく52枚のカードがある。1枚ひいたとき、「ハートが出る確率はいくらか」とか「7が出る確率はいくらか」「絵札が出る確率はいくらか」といった感じ。

★ 至極簡単な問題だが、これがわからない生徒が意外と多い。そもそもトランプのことをよく知らないのだ。「7ならべ」や「ババ抜き」などで遊んだことはあるようだが、カードについてよく知らないのには驚いた。

★ マークが4種類(ハート、ダイヤ、スペード、クローバー)あることや、1つのマークについて13枚あること、絵札(J、Q、K)がそれぞれのマークに3枚ずつあることから説明しないといけない。

★ トランプを使った問題を出すときは、トランプそのものの説明から始めなくてはならないかも。この分ではサイコロもあやしい。

★ さて、時間の合間を縫って横山秀夫さんの「第三の時効」(集英社文庫)から「密室の抜け穴」を読んだ。女性の白骨死体がみつかり、容疑者も割れる。捜査員たちは彼をマンションに追いつけたのだが、踏み込んだ部屋はもぬけの空。監視は十分なはずだったのだが。

★ 事件そのものより、刑事たちの嫉妬やプライドなど人間味が面白かった。

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