昨日は、4~6年生に読み聞かせをさせていただきました。
と言っても、24人中ほとんどが4年生で、一人だけ、6年生の男の子が参加してくれました。
高学年になると、お昼休みに遊ぶのをやめてまで、なかなかお話を聞きには来てくれません。
しかも、ずーっと雨続きで、今日は久々の晴天。
私だったら、運動場に遊びに行っているだろうな。。。
4年生の息子にも、登校する前に、
「みんな遊びに行くから行かへんと思うで~」と、言われました。
そして、
「だから、行ったる!」と、言ってくれました。
今回の読み聞かせは、
ちょっとこわい昔話の紙芝居「オオカミのまゆげ」(教育画劇 文・絵/YUJI)と、
「なぞかけどうじょう」(作・中川ひろたか 絵・大島妙子)という絵本です。
「オオカミのまゆげ」を読まれたボランティアさんは、元国語の先生で、今なお「学童」で先生をされている方。
情感たっぷり、間合いも絶妙。さすがだなぁ・・・と思いました。
さらに、お話を読みながら、「オオカミのまゆげ」が出てくる場面で、さっと、「狼の眉毛?」を取り出して、子ども達に見せるのです。
子ども達の表情が一気に変わるのが分かりました。
続いて、私が「なぞかけどうじょう」を読みました。
「〇〇とかけて△△ととく、その心は・・・」
という、言葉遊びの絵本です。
みんな真剣に考えて手を上げてくれるので、私が指名して答えてもらうという形をとりました。
4年生にとっては少し難しかったようで、なかなか正解が出ず、「おしい!」と声をかけながら、答を読み進めていったのですが、はたして本の言葉だけでみんなに分かってもらえたかな?
気になったけど、時間の関係もあって、どんどん読み続けていきました。
終了後、子ども達は、
「面白かった!」と言ってくれたけど、少し心配です。
以前、読み聞かせの講座を受けたときに、
「子ども達を、読み聞かせボランティアの『お話を聞くボランティア』にしてはいけない」
という話を聞きました。
もっともっとうまくなって、子ども達に本の世界を楽しんでもらいたいです。
ちなみに、先生ボランティアさんが出した「狼の眉毛」は、なんとなんと、「トウモロコシのひげ」を細工したものだったのでした!!