天候に恵まれると鴨たちが川で長閑に過ごしている姿を見ることができます。
我が家の近くの農業用水池にも、以前は鴨が来てのんびり過ごしていましたが、
池の管理者が居なくなり、すっかり池がホテイ草が茂って荒れてしまい
鴨たちは来なくなりました。
鴨たちの姿を眺めていると、人間社会とは大違いで平和そのものです。
今日は長閑な鴨たちと赤のシクラメンを紹介致します。
長閑に過ごす「鴨たち」
近くの畑の「シクラメン」
聖書の詩編作者の一人のダビデ王は、少年時代は羊飼いとして過ごし、羊の世話をしながら、豊かな放牧地の恵み、十分な水飲み場、美しい星空を観察し、過ごしました。そうした豊かな経験を通し、ダビデ王は自分で作詞し、たて琴を演奏し、偉大な創造者エホバ神に賛美を奏でました。ダビデ王が神エホバの霊感を受けて記した、次の詩編の言葉があります。
「あなた方はヤハ（エホバ）を賛美せよ。
エホバに感謝せよ。
神は善良な方だからである。
その愛ある親切は
定めのない時にまで及ぶからである。
だれがエホバの力ある（創造の）業を
述べることができるだろうか。
また、そのすべての賛美を聞かせることが
できるだろうか。
公正を守り行ない、
常に義を行う人は幸いだ。
エホバよ、あなたの民に対する善意をもって
わたし（ダビデ）を覚え、
あなたの救いをもって
わたしを顧みてください。（詩編１０６：１～４）
ダビデ王は、神エホバを賛美し、感謝をするように勧めています。なぜダビデはそのように言ったのでしょうか。その理由を、神エホバについて、①善良な方、②愛ある親切を永遠に亘って及ぶす方、と述べています。加えて、③だれも力あるエホバ神の創造の業をすべて述べることはできない、④だれもそのエホバ神の創造のすべての賛美を語り聞かせることは出来ない、と書き記しています。
この美しい惑星の地球上の創造された創造物を観察するなら、また美しい星空を眺めれば、だれでも偉大な創造者エホバ神が善良な方であることに気付くに違いありません（創世記１章。イザヤ４０：２６；４５：１８）。ダビデはそのことを良く理解していました。しかも、その愛ある親切の創造の業は永遠に続くのです。一体だれがそのような創造の業を行うことが出来るでしょうか。
科学が発達した現代でも、私たちは畏怖の念抱く広大な宇宙の中の太陽系の一部を知ることしかできません。また、地球上のすべての被造物についても知り、語り尽くすこともできません。あなたは如何でしょうか。どれだけの知識をもって語ることが出来るでしょうか。
ダビデは偉大な創造者エホバ神を賛美し、感謝を表すように勧め、その根拠を上の聖句通り述べた後に、公正と義を常に守り行なう人は幸福であることを記しています。なぜでしょうか。それは、神エホバが公正（義）を守り行なっておられる方であることを理解していたからです（詩編３７：２８）。そうした神エホバの特質を表わす方々は、神エホバから祝福を受ける幸いな人たちなのです（マタイ５：３～９；６：３３）。さらにダビデは、エホバの民に対する善意で、自分自身を覚えてくださるように、その救いの力をもって顧みてくださるように、と、率直に書き記しています。ダビデ王の心の純粋な信仰心をご理解され、ダビデ王に見倣う方々は幸いです。
あなたもダビデ王の詩編の勧めの言葉を守り行っている方々のお一人であれば幸いです。
静かなる 湾に委ねる 冬カモメ 今日の一句
近くの畑の「シクラメン」
