ご近所の庭に、庭植えの大きなサボテンがあり、
黄色の花を沢山咲かせています。サボテンの花は概ね華やかな花ですが、
この花はサボテンにしては、比較的普通の花の感じがします。
それでも、よく見ると花芯と花びらの可愛い花です。
今日はサボテンの花と紅シジミ蝶を紹介致します。
ご近所の庭の「サボテンの花」
庭のランタナで吸蜜中の「紅シジミ蝶」
ご近所の庭に、庭植えの大きなサボテンがあり、
黄色の花を沢山咲かせています。サボテンの花は概ね華やかな花ですが、
この花はサボテンにしては、比較的普通の花の感じがします。
それでも、よく見ると花芯と花びらの可愛い花です。
今日はサボテンの花と紅シジミ蝶を紹介致します。
ご近所の庭の「サボテンの花」
庭のランタナで吸蜜中の「紅シジミ蝶」
イザヤ23章は、「・・・タルシュシュの船よ、泣き叫べ!」という言葉で始まっています(イザヤ23:1前半)。
タルシュシュと交易しているティルスの航海中の船員たちは、どのようにしてティルスの没落を知るのでしょうか。イザヤは、次のように記しています。
「それはキッテムで彼らに明らかにされた」(イザヤ23:1後半)。
上の聖句の「キッテム」の地とは、フェニキアの沖合、西に100Kmほどの所に浮かぶキプロス島のことと思われます。そこは、タルシュシュから東に向かう船にとって、ティルス到着前の最後の寄港地です。そのため、船員たちは、キプロスに立ち寄った際に、愛するティルスの母港が覆されたというニュースを聞くのです。船員たちは大きなショックを受けます。そして悲嘆に打ちひしがれ、うろたえて「泣き叫ぶ」のです。
うろたえるのは、フェニキアの海岸地方の人々も同様です。イザヤは次のように記しています。
「海沿いの地帯の住民よ、沈黙せよ。海を渡る、シドンからの商人たちはあなたを富ませていた。シホルの穀物、ナイルの収穫物が、海を越えて運ばれ、あなたは利益を得た。国々に収益がもたらされた」(イザヤ23:2,3)。
上の聖句の「海沿いの地帯の住民」、つまりティルスの近隣に住む人々は、ティルスの痛ましい陥落に驚く余り、「沈黙」します。それらの住民を富ませた「シドンからの商人たち」とは誰のことでしょうか。ティルスは元々、ほんの35Km北にある海港都市シドンの植民地でした。シドンの硬貨には、シドンがティルスの母として描かれています。ティルスは富にかけてはシドンをしのいでいるものの、依然として「シドンの娘」です。ティルスの住民は相変わらず自らをシドン人と呼んでいます(イザヤ23:12)。それで、「シドンからの商人たち」という表現は、ティルスに住む商業関係の人たちを指していると思われます。
裕福なシドンの商人たちは、地中海をまたにかけて商売しています。各地にシホルの種、つまり穀物を運びます。シホルは、エジプトのデルタ地帯にあるナイル川の最も東の支流です(エレミヤ2:18と比較)。「ナイルの収穫物」には、エジプトの他の産物も含まれます。そうした物品の交易や物々交換により、それら海を行き来する商人たちと、その取引相手国とは共に大儲けします。シドン人の貿易商たちは、ティルスを収益で満たしていました。ですから、彼らがティルスの荒廃を嘆き悲しむのも当然ではないでしょうか。
次にイザヤはシドンに向かって告げます。その内容は次回にお伝え致します。
バラの香や ゆきし婦人の 香りかな 今日の一句
パンくずを喜んで食べる雀たち