聖書には、サウルが息子ヨナタンに、ダビデを殺すことについて伝えると、ヨナタンはダビデにサウル王の策略を伝えると同時に身を隠すように伝えたことが記されていました。
さて、ヨナタンは引き続きどのように対応するでしょうか。聖書には次のように記されています。
「ヨナタンは父サウルにダビデのことを良く言った。こう話した。「王(サウル)が家来ダビデに対して罪を犯すようなことはしないでください。彼(ダビデ)はあなた(サウル)に対しいて罪を犯していませんし、あなたのために貢献してきました。彼は命懸けであのフィリスティア人を討ち取り、エホバがイスラエル全体に大勝利をもたらしてくださいました。あなた(サウル王)はそれを見て、非常に喜びました。それなのに、理由もなくダビデを殺し、無実の人の血を流して罪を犯すようなことがあってよいでしょうか」。サウルはヨナタンの言うことを聞き入れ、こう言った。「生きている神エホバに懸けて私は誓う。彼(ダビデ)が殺されることはない」。その後ヨナタンはダビデを呼び、このやりとりを全て伝えた。そしてダビデをサウルのもとに連れていき、ダビデは前と同じようにサウルに仕えた。」(サムエル記第一19:4~7)。
上の聖句に記されている通り、ヨナタンは義にかなった人で、父のサウル王にダビデは良い人であり、イスラエルに命懸けで貢献してきたことを、道理に合って、率直に伝えています。その結果、サウル王は息子ヨナタンの進言を聞き入れました。ヨナタンはダビデに父サウルとのやり取りを伝え、ダビデはサウル王のもとに行き、前と同じようにダビデはサウル王に仕えたことが記されています。ダビデはサウル王が自分の命を狙ったことは、すっかり水に流して働いています。ヨナタンとダビデとの真の友情やダビデの行動に見倣いたいものです。
さて、引き続き聖書は何を記しているでしょうか。次回に引き続き紹介致します。
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