今日、米軍厚木基地内で、在日米海軍、県警、消防等が、「米軍航空機が墜落したことを想定して、警察、米軍、消防等が連携して航空機の消火、救出救助、立入規制等の訓練を実施する」としています。 この訓練は、市議会議員が「視察」するとのことです。
こうした訓練は、いままで沖縄県や青森県(三沢基地)で行われていますが、首都圏の米軍基地で行われるのは初めてのことです。 なぜ、今、厚木基地で、「米軍航空機の墜落事故訓練」なのか。さまざまな憶測を呼んでいます。 とりわけ、オスプレイの厚木基地飛来が迫っているのではないかというものです。
欠陥機の上に、「整備不良」といわれるオスプレイが、厚木基地を拠点に危険な訓練を首都圏の超人口密集地で実施するようなことになれば、どれだけの危険がともなうこになるか、計りしれません。
厚木基地周辺だけでも250万人が暮らしています。 厚木基地周辺は、北側には東名高速道が走り、南側には新幹線が走っています。 さらに、基地周辺には、小田急線、相鉄線などが運行しています。 こんな環境下のど真ん中に、厚木基地があり、忍耐の限界を超える艦載機の訓練が繰り返されているのです。
今回の訓練の内容については、後日、報告させていただきます。
安倍政権は、「戦争できる国」への日程を、具体化しています。 「しんぶん赤旗」5日付は次のように報じています。
【2013年】 △軍事費純増に転嫁(13年度~) △日本版NSC(法案提出) ⇔国家安全保障戦略⇒新国防大綱・中期坊(武器輸出三原則全廃?) 秘密保護法案提出 【2014年】 △憲法解釈の変更→集団的自衛権の行使容認(春ごろ?) △国家安全保障基本法・海外派兵一般法など(通常国会) △ガイドライン(日米軍事協力の指針)再改定(年内) 【2015年以降】 △ガイドライン関連法(周辺事態法改定など) △敵基地攻撃能力の保有? ⇒ 憲法9条明文改悪=「国防軍」創設
「戦争する国」への暴走を許さない、国民的大運動が、いま求められていることを強く感じています。