あす、大和市引地公園で開催される「オスプレイくるな!11・24首都圏大集会」に、大木 哲大和市長からメッセージが届きました。 大木市長は、「本市に厚木基地が存在することにより、市民は航空機騒音や事故への不安など多くの耐え難い被害を受けております。 騒音のない静かで安全な暮らしを希求する市民の思いを踏まえ、本市はこれまでも航空機騒音問題の解決を最重要課題の一つと位置付け取組みを進めてまいりました。 今後も、厚木基地を取り巻くさまざまな動向を注視しつつ、県や周辺市とも連携しながら、市民の負担軽減に向けた取組みを全力で進めていく所存です」との心が込められた内容です。
また、笠間城治郎綾瀬市長からもメッセージが寄せられています。 議会関係では、大和市議会議長、綾瀬市議会議長、相模原市議会議長からメッセージが実行委員会に届いています。 心からお礼を申し上げたいと思います。
今日も艦載機が大和市や周辺上空で飛行訓練し、爆音をまき散らしています。 これは、空母ジョージ・ワシントンが台風30号により大災害を受けたフィリピンに救援のために派遣されている中で、一部の艦載機が厚木基地に残留し、飛行訓練をしているためとの情報があります。 同空母は20日、他の米軍艦船と救援活動を交代したと報じられています。 また沖縄の普天間基地に配備されているオスプレイが日本のヘリ空母「いせ」に着艦訓練を実施したとのことです。 この訓練について、米海兵隊は「(日米両軍の)相互運用性を向上させ、2国間訓練を強化し、オスプレイの迅速な物資・人員輸送能力を示した」と強調しています。
米軍と日本政府、自衛隊は、オスプレイの訓練、活用をあらゆる機会を通じて常態化し、国民に受け入れを強要しています。 最近では、航空自衛隊の航空祭を利用し、オスプレイを展示し、オスプレイ飛行の既成事実づくりを狙っています。 各務原市での展示は中止されましたが、12月1日には、宮崎県の航空自衛隊新田原基地での展示が計画され、地元の平和、労働団体等が展示の中止を求めています。
こうして、オスプレイが厚木基地に飛来し、首都圏、東日本地域での訓練を開始しようとしている懸念が一段と高まってきているもとで開催される「オスプレイ来るな!11・24首都圏大集会」は、沖縄や全国のオスプレイの配備・飛行訓練を許さないたたかいと連帯する大きな意義があります。 先日(17日)の平和行進に手を振っていた2児の母親(44)は、「自宅の上空を米軍機が飛んでいるので、オスプレイも飛ぶのではないかと不安です。 沖縄の人の気持ちが判りました」と話していました。
秘密保護法が施行されるようなことになれば、オスプレイの危険性を訴えることさい監視、処罰の対象にされかねません。 米軍基地や自衛隊基地は「軍事機密のかたまり」のようなものです。
「オスプレイは来るな」「秘密保護法はいらない」「日本を再び戦争する国にさせない」「憲法を生かした平和的安全保障をめざせ」ー「11・24首都圏大集会」は歴史の逆流とたたかい、新しい歴史をつくる大きな意義のもとに開催されます。