3月31日放送のBSフジ番組「プライムニュース」に日本共産党の志位和夫委員長が出演し新型コロナウイルス感染症の架拡大に対する政府の対応と、同局の反町理解説委員長らの質問に答えて、日本共産党の見解を語りました。
私も視聴し、党の対応について理解を深めることができました。
志位さんは、番組のなかで「自粛と一体に補償を政府が宣言」することが最優先の対応であることを、繰り返し訴えました。
今日付「しんぶん赤旗」に2頁に渡って、志位さんの発言が掲載されましたので、多くの方にお読みいただきたいと思います。
同番組の最後の部分で、「中国の対応について」志位さんが語った次ぎのことは、私も強い共感を覚えました。
以下、紹介させていただいます。
ー中国・武漢市で新規感染者がゼロになったと発表され、封鎖措置の解除が発表されているもとで、中国の対応について聞かれましたー
「志位ーこれは中国が発表していることであって、事実は分かりません。中国について言いますと、やはり初動が遅れた。否定しようのない事実です。その背景として言論の自由がない。体制の問題点があって遅れた。非常に大きな問題だと思います」
「ただ今、中国のさまざまな問題にフォ―カス(焦点を当て))して中国をバッシングするやり方は、誰にも利益をもたらさない。いま1人でも命を救うためには、国際協力でやらなくてはいけない。中国とも協力が必要です。中国は、コロナ対策のなかで膨大な論文を出しています」
「そうした科学的知見も共有し協力しなくちゃいけない。それがいま一番大事だと思っています」
「反町ー中国側は、よくわからない空中戦をアメリカとやっている」
「志位ー中国外務省の報道官が根拠を示さず『米軍が武漢に疫病を持ち込んだ』といい、トランプ大統領が『中国ウイルス』と。両方がルール破りをやって、紛争になった。これは中国もアメリカも両方とも恥ずかしいことです。2つの大国がいかに協力してウイルスを抑え込むか、協力しなくてはいけない」