【世界感染者累計300万人超え、死者は21万人に】【国内では240人以上が新たに陽性に、国内の死者は422人に】=「『しんぶん赤旗』29日付から転載」
今日(29日)午前9時10分ごろから50分間、日本共産党志位和夫委員長が補正予算案について衆院予算委員会で質問します。
野党4党1会派と日本維新の会は28日、新型コロナ感染拡大の影響による休業などで2割以上減収した中小k業者などの家賃を支援する法案を衆院に共同で提出しました。提出後の記者会見で共産党の笠井亮衆院議員は「多くの中小事業者のみなさんが3、4月と耐えてる。いま支援しないと廃業に追い込まれかねない。一刻も早く、中小企業の立場ン立った支援が必要だ」「党派を超えて実現するよう強く与党に求めたい」と語りました。(以上、同紙から)
今日の志位氏の質問で、私が最も注目してることは、「医療崩壊をくい止め、医療現場で命がけで感染者の治療に当たっている日本の危機的医療体制に政治が真正面から向き合い、国民に希望を示すことができるか」という点です。
「新型コロナウイルス」とのたたかいで、ノーベル賞受賞者の本庶佑教授、山中伸弥教授の発言が注目されています。
本庶佑教授が、BSフジLIVE「プライムニュース」(4月22日放送)で語った内容がネットで配信されています。
視聴され、お読みになっていいる方も多いと思いますが、その一部を紹介させていただきます。
「―(竹内有佳キャスター)院内感染が次々に発生している。医療現場での感染拡大状況をどうみますか」
「(本庶教授)こういうことが起こらないためにPCR検査を増やし、医者に来る前に陽性かどうかがわかるようにすれば、医師もきちんとした対応ができる。病院の庭で検査するとか、もっと数を増やしていかなければいけない」
「― PCR検査の数は、現状ではまだまだ足りませんか」
「(本庶教授)断然たりない。一桁増やしていい。これは技術的問題ではないと私は思う。保健所でなく、現場医師が受けるべきだと判断すれば検査を受ける仕組みがいい」
「―(反町理キャスター)PCR検査の技術者の不足は」
「(本庶教授)この検査は大学研究室でもできる。試算したが、技術者3人の組で1日に100検体はこなせる。1万の検査のたけには技術者300人。9時から17時勤務で、と考えると全く問題はないし、僕は制度の問題だろうと思っています」
山中伸弥教授は4月22日、政府の専門家会議が「都内の感染者がここ10日間ほどでやや減少している」ことから、「増加は鈍化しはじめている」との認識を示したことについて、「検査件数を見ると愕然とします。検査件数も同じように減っているのです。つまり感染者数が横ばいや減少しているように見えるのは、単に検査をしていないからなのです」
「検査件数に対する陽性者の割合を計算すうると、4月は19%にまで上がってきており、件数でなく人数で割ればさらに高くなると指摘。『これは危険領域です。非常に多くの陽性者を見逃している可能性が高いと推計されます』と警告した。そして、『感染者数のみで一喜一憂するのでなく、真の姿をとらえる必要があります』と強調している」